tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

あらい若衆 参上

2008-10-19 23:57:34 | プチ放浪 都会編

Mitsuさん。いらっしゃい。

めでェたいィなァァァェ御代はェ目でェたんのんのェゑん それはかよ
大勢 枝もエーンエーンさかよのいんこの葉もー

そうすか。Mitsuさんは、あらい若衆で山車をかついでいたんすね。
かっこいいっすね。
武走裸道。
写真を見てみたんですが、あらい若衆が写っているのは3枚でした。
あんまりいい写真じゃないすけど、アップします。
また、ご希望があれば、3000×2000ピクセルの大画面(2Mバイト)の原画も
アップ可能です。お申し付けください。

 
 
 

Mitsuさんのご要望にお応えして、もう一枚。かわいいっすね。

 

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南総里見まつり

2008-10-19 21:49:44 | プチ放浪 都会編

 
 
 
  
 

何台もの山車や、甲冑に身を包んだ里見氏の武者達が町中を練り歩き、最後に山城公園に集合し、壮大な戦国絵巻の様子を見せてくれた。

この南総里見まつりを見に行くついでに、ドライブがてらパラグライダーのフライトの練習もしてきた。

10ヶ月ぶりのテイクオフ。さぞかし感慨にふけることだろうと思っていたが、実際に立ったテイクオフでは、何の感情もなかった。風が強く、午前中は、倒木を切ってストーブのマキにする作業をしていたためだろうか。
午後になっても風が収まらず、一段低いテイクオフから、一日体験の生徒たちとぶっ飛びの練習。
次々ときれいなフライトを決める体験教室の若者たちを横目に、横風に引き倒されて地面に打ち付けられていた。
あいかわらず、ライズアップの際には頭が真っ白になって、冷静な操作ができない。10ヶ月ぶりということもあって、操作もほとんど忘れている。
オレはいったい、何をやりたいのだろう。ケガの恐怖を吹っ切れないでいるのだろうか。中途半端な気持ちのまま飛んでいるのは、一番危険なことは承知しているし、第一、教えてくれる教官に対して申し訳ない。

自分の情けなさをつくづく感じて、パラグライダーからの帰り道、逃げることばかり考えているヘタレな自分を責めていた。
しかし、今はそれでもいいと考えている。やっぱり、空を飛ぶのは怖いのが当たり前なのだ。
完全な復帰は、正月休みに富津岬でライズアップの自主トレが終わってからにするつもり。
いつかは、館山の空を飛んでみせる。

”大きな力で 空に浮かべたら ・・・・・・宇宙の風に乗る”

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雲見 ダイビングショップ(2)

2008-10-18 06:24:11 | プチ放浪 海沿い編

 

”「ああ、お月様。――あしたは下田、うれしいな。赤んぼうの四十九日をして、おっかさんにくしを買ってもらって、それからいろんなことがありますのよ。活動へ連れて行ってくださいましね」”(川端康成、伊豆の踊り子より)

・・・・・・雲を見に連れて行ってくださいましね。
下田のショップから、西伊豆ダイビングポイントの雲見まで車で40分。雲見の込み具合によって出発時間は変わるものの、だいたいは8時前後に乗用ワゴンあるいはダブルキャブトラックに分乗してショップを出発する。
この日のダブルキャブトラックは、岩手県仙台市出身(!?ww)というイントラのトシくんの運転。(彼はこの10月の連休明けにプーケットにあるダイブアジアに派遣されて行った。)
アップダウンの多い国道136号線。うっそうと木が生い茂る山道が続く。トシくんが我々ゲストに気を使って、「なにか聞きたいテープありますか?」と聞いてくる。
そう、このダブルキャブトラックのコンソールには、カーオーディオとして音楽カセットテープを聞けるという装備が付いているのだ。このアナログのオーディオ装備。もはや、入手困難かもしれない。
さて、カセットがいっぱい詰まったボックスから、ケースにハワイアンジャズと書かれているカセットテープを選び、再生。おもむろにホイットニー・ヒューストンの「I Will Always Love You」が流れてくる。1992年、日本で人気のケビン・コスナーとこの映画が初出演となったW・ヒューストンのサスペンス・タッチのラブストーリー、THE BODYGUARDの主題歌でヒットした曲だ。・・・・・・どうやら、カセットケースとテープの中身はごちゃごちゃになっているのかもしれない。
次に流れてきたのが、ロバータフラックの「やさしく歌って」。昔ネスカフェのCMに使われていたやつ。
tetujinが大学のころ聞いていた曲だから、もう大昔の曲なのだが、乗り合わせたゲストともども、みんな懐かしがって聞いている。
このカセット作ったのは誰なんだろう。そして、こんな懐メロをリアルタイムで聞いていたというゲストたちって・・・・・・。
なぜか、比較的、平均年齢の若い西伊豆のダイバーたちに混ざって、異様に濃いキャラが乗り合わせたダブルキャブトラックだった。



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雲見 ダイビングショップ(1)

2008-10-17 22:58:04 | プチ放浪 海沿い編
 

”甲州屋という木賃宿は下田の北口をはいるとすぐだった。私は芸人たちのあとから屋根裏のような二階へ通った。天井がなく、街道に向かった窓ぎわにすわると、屋根裏が頭につかえるのだった。 ”(川端康成、伊豆の踊り子より)

ダイビングサービスの下田ダイバースは、伊豆急下田駅から車で17分のところにある。下田駅に降り立ち、携帯から電話するとスタッフが迎えに来てくれるのだが、<17分でそちらに行きます>と応答があるので間違いないだろう。
下田は江戸時代に諸国の運搬船の寄港地として栄えた町だ。嘉永7(1854)年3月に締結された日米和親条約により下田と箱館が開港。

「泰平のねむりをさます上喜撰(蒸気船)たった4はい(4隻)で夜も眠れず」。下田開港の前年、ペリーが率いた軍艦4隻で江戸の町は大騒ぎだったのだが、開港した下田湾には、4隻どころか蒸気船7隻も入ってきた。さぞかし、当時の下田の人々は驚いたにちがいない。まず3月18日に、サザンプトンとサプライの2隻が入港、そしてその2日後の20日には、レキシントンとバンダリアが、そしてあくる日の21日には、ペリー提督が乗っている旗艦ポーハタンとミシシッピーの巨艦2隻が入港。最後の1隻、マセドニアンは、米水兵達の食料を調達する為、小笠原まで行ってウミガメ70匹と大鯨2頭を獲ってきたので、すこし遅れて4月5日に入港。もちろん、鯨は鯨油を採るため。
きっと下田の人々は、鯨はまだしも、かわいいウミガメを食べる米国人を野蛮人と思ったに違いない。

この歴史の港町下田には、川端康成をはじめとして多くの文豪が訪れている。そんな下田の町を海沿いに走りぬけ、地図から消えてしまうような山に続く細いくねくね道を畑に沿って登っていくとショップがある。ショップの裏手には小川があるらしいのだが、まだそこまでは行き着いていない。きっと、夏には満天の星空の下、無数の蛍が飛び交っているのだろう。そんなロケーションにショップがある。まさにスローライフを満喫できるような場所だ。


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雲見 地形ダイブ(4)

2008-10-16 22:18:36 | プチ放浪 海沿い編

 
 
 
 

10/12(日) 雲見・牛着岩、天候 晴 水温 24℃ 透明度 10メートル
(1本目)小牛クレバス、根頭、(2本目)小牛洞窟、(3本目)大牛西側、グンカン

雲見のイントラ慶子さん。女性らしい気配りのできる雰囲気のいい魅力的なインストラクターだ。その彼女のお気に入りのポイントがグンカン。牛着岩から少し西のアウトサイドにある隠れ根だ。このポイントの名前は、根の形からと思われる。
10mの根のトップにはイソギンチャク畑が広がっており、クマノミ、ミツボシクロスズメダイ、イソギンチャクエビ、カザリイソギンチャクエビなどが生息している。

クマノミやホンソメワケベラなどは、オスからメスへ、そして再びメスからオスへ、社会的環境などにより「性転換」を行う。クマノミは一夫一婦制なのだが、若いときは全てオス。イソギンチャクに住み着いた時に先住のペアの具合で、次の妻または夫が決まる。生殖のできるメスやその夫の座につくまでには順序があり、その順序を決めているのが身体の大きさだ。
最も身体の大きなクマノミがメスになり、2番目に身体の大きなオスに対して威圧的に振る舞い圧力をかける。この圧力が2番目のクマノミの性転換を抑制する。また、2番目のサイズのオスは、自分より小さな体のオスに対して威圧する。このことが小さなクマノミの成長を抑制するようだ。イソギンチャクという限られた生域で、適正な個体数を保つための方策なのだろう。
「性転換」をするなど、生き物ってほんとに「不思議」って思っていた。しかし、それは人間の傲慢な見方かもしれない。向こうから見れば人間の方が「へんな生き物」なのだから。

このクマノミ。かなり怒りっぽい。近づくと攻撃のスイッチが入り、人間だろうがカメラだろうがためらうことなく攻撃を仕掛けてくる。だから、カメラに向かって突進してくるクマノミの正面顔を捉えた写真を良く見かけるのはこのせい。クマノミの攻撃を受けながらも、ダイバーたちにカワイイと言わせるこの魚のすごさ。ちなみに、人懐っこいウツボがフィンに絡みついてきたら、カワイイどころの話ではない。


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