「凄いぞ自分!」は2004年展開の「トランスフォーマー・スーパーリンク」に置ける名セリフの一つでござる。
本シリーズのテーマの一つ、若き戦士の成長。
本作の主人公(?)ロードバスター(SC-04、ロードバスター、2500円)と地球人側主人公キッカー(SC-14、キッカー、980円)の友情を描いた作品でもある。
ロードバスターは上下合体(スーパーリンク)機能を備えたメガコンバットサイズの商品で、単品販売とスカイファイヤー(SC-05、スカイファイヤー、2500円)との合体セット(SS-02、スーパーリンクセット、ロードバスター&スカイファイヤー、4900円)の2種が販売されたでござるが、本体仕様及び付属のカードや説明書は共通でござる。
日本販売版商品は海外販売版(海外名、アイアンハイド)の成型色を一部変更し電子音ギミックを削除した商品でござる。
なお、海外版商品の方がTVアニメの作画に近いイメージでござるが、日本版商品の方が主人公商品らしいカラーリングでござる。 (笑)
なお、商品は電子音ギミックが無くなったものの、ミサイル発射(リニアブラスター)ギミックは健在でライト等の装備品ごと旋回するでござる。
なお、ライト部分は本来であればスピーカーと電池BOXを兼ねていたようで、むき出しの頭部を含めて少々玩具ぽい造形に成ってしまったのは残念でござる。
しかし、コレがロードバスターの特長であり、劇中でも効果的に使われたでござる。
無論ロボットモードでも、そのまま頭部ユニットとして活かされており、日本の典型的な主人公ロボと比べるとスマート差に掛けるでござる。
しかし、カラーリングは日本の典型的な主人公カラーなので一目で主人公格のキャラクターであることが確認できるでござる。 (笑)
本作は日米共同展開ながら、両国の販売事情に合わせた商品である為に電子音ギミックや販売価格、カラーリング及び塗装、商品名なども異なる為に細かいバリエーションが多いのが特徴でござる。
コレクターには頭が痛いバリエーションでござるが、拙者は日本版中心でシリーズを見ているでござる。
さて、ロードバスターは武闘家の役職故か、手持ち武器が一切なく、シリーズの特長である別売りのエネルゴンウェポンを取り付ける互換性が高い商品でござる。
ロードバスターの場合は左腕のエネルゴンポケットに別売りのエネルゴンスターを取り付けたり、右腕のマイクロンジョイントに別売りのマイクロンを合体させる事も可能でござるが連動ギミックは無いでござる。
まるほど・・・ 火器系のエネルゴンウェポンよりは近接戦闘用エネルゴンウェポンの方が武闘家らしいギミックでござるな。
なお本品は、キッカーの商品サイズが少々大きいでござるが、対比的に観れば悪くないでござる。(キッカーとロードバスター限定。)
まあ、キッカー自体が日本限定販売であり、ミクロアクションの素体を流用した設計のミクロマン30周年記念商品も兼ねているでござるから、海外版とは全く別物でござる。
ロードバスターの性格は、ホットショット(SC-02、ホットショット、1980円)に憧れて戦闘に参加する訓練生の一人で、最前線のチームコンボイで鍛えられて自分の未熟さを自覚し、常に挑戦をし続けるサイバトロンの若き戦士でござる。
劇中ではキッカーと反発しつつも互いに成長していくベストパートナーで商品との相性も良いでござる。