ごきげんようでござる!
拙者、常々TVアニメに置けるマイクロン達が道具扱いされている事に不満を感じているでござる。
マイクロン(海外名、ミニコン)は日本販売だけでなく海外販売や非売品、細かなバージョン違いも含めて400体(?)近くになり、今後も更に数が増えるカテゴリーでござるが、数が多いゆえに扱いが雑になり、名前の使い回しや、同一人物のバージョン違い、同型別人の総称など・・・
更に一番困るのは日本版と海外版で名前が異なることでござる。
コレって同一人物か別人か判断するのに苦労するでござるよな?
ちゅー事で今宵は2004年展開の「トランスフォーマー スーパーリンク」より3体のマイクロンが合体して完成するサイバトロン所属の戦闘員、クリフジャンパー(SC-09、クリフジャンパー、1029円)の紹介でござる!
本品ははオフロードバイクバイクに変型するホッパーとカートバギーに変型するチャージ、ホバークラフト(?)に変型するランウェイのマイクロン3体が合体セットでござる。
本品はマイクロン商品でござるが、部隊名(チーム名)で商品化されておらず、合体後のクリフジャンパーの商品名で販売されたでござる。
しかし、クリフジャンパーがTVアニメ本編にて戦闘に参加した姿を見たことが無いでござる・・・ 役割は戦闘員でござるが・・・ (笑)
もっぱら、TVアニメ本編での活躍はマイクロン単体のヴィークルモードでキッカー(SC-14、キッカー、1029円)の移動手段であり、オフロードバイクに変形するチームリーダー(?)のホッパーはオープニングにも登場しているので印象深いでござるな、
本品は簡易構造のマイクロン商品でござるから、ヴィークルモードではスタンドがないので自立はしないでござる。
本品のエンジン部(頭部)にマイクロンジョイント凹が設けられており、3体合体時のジョイントも兼ねているでござる。
ロボットモードは華奢で左右非対称の腕、未塗装の顔など全体的にはチープに見えるでござる。
なお、本品のロボットモードはヴィークルモード程でもないでござるが、自立させにくく、脚部の接地面積・脚部ボールジョイントの緩み・バランス性の悪さ・クリフジャンパーの頭部パーツ収納位置の明記がないなどの欠点が目だってしまうでござる。
さて、TVアニメ本編ではヴィークルモードでの行動が多く、ロボットモードでの印象やエピソードが無いのでござるよな?
おまけに個人設定もなく、TVアニメ後半ではエリアル(SC-16、エリアル、1029円)にキッカーの移動手段の座も奪われてしまうでござる。
なお、ホッパーの3体合体時はクリフジャンパーの頭部を担当するでござる。
続いてはカートバギーに変形するチャージでござる!
本品は数あるトランスフォーマー商品の中でも初となるカートバギーでござる!
ヴィークルモードでのギミックは無いでござるが、車体裏(両腕)にマイクロンジョイント凹を2箇所有するでござる。
チャージのロボットモードは胴長短足のデザインで如何にもドン臭そうでござる。