ごきげんようでござる!
今宵は勇者シリーズより、勇者指令・ダグオンの、刃柴 竜が変身するシャドーリュウ(DXダグテクター、5、シャドーリュウ、1350円)の紹介でござる!
本品は1996年に販売された非変型のアクションフィギュアでござる。
これまで変型ロボット玩具中心だった勇者シリーズに登場キャラクターを商品化した意欲作でござる。
勇者指令・ダグオン自体が等身大ヒーロー(戦隊)風味を加えた作品だけに勇者シリーズでは異色の商品でござるが、翌年の、勇者王・ガオガイガーに置ける、獅子王ガイ(G-07、DX変身サイボーグ・獅子王ガイ、4980円)に繋げる商品展開となったシリーズでござる。
このダグテクターは、TVアニメ本編に登場した他、着ぐるみが製作され、本編終了後の「ダグオンくらぶ」にも登場していたので印象深いモノが有ったりするでござる。
このダグテクターシリーズもタカラが製作しただけに只のアクションフィギュアで無いでござる!
そう、このアクションフィギュアには何らかのギミックが内蔵されているでござるよ。
云わば日本版「アメリカン馬鹿フィギュア!」でござる。
普通のアクションフィギュアとしても、そこそこのプロポーションと可動を誇るでござるが、プロポーションを崩す、オシリの突起がソレでござる。
そう・・・ この突起を押す事により、上半身がグルグル回り、必殺技の「大回転剣風斬!」を再現するでござる!
中に人間が入っている・・・ 人体構造無視のアクションフィギュアでござる! (笑)
普通にプロポーションの良いアクションフィギュアを造らないタカラだからこそ出来る商品でござる。
なお、シャドーリュウのみ他のダグテクターと異なり、白タイツ(?)がベースで胸部に竜をデザインしたプロテクターを装備した一人だけデザインが異なった存在でござる。
今回の商品は本来なら、背中に突き出た竜の角と鼻先に付属の金色のシールを貼る訳でござるが、下地が剥がれ易そうなので付属のシールを貼っていない状態でござる。
さて、このDXダグテクター・シリーズも今の技術で作り直すとしたら、頭部は素顔バージョンと交換式で、オプションハンドや、シャドーガードのカード等も付属するのでござろうな?
腐女子の皆様にも買いやすいリボルテックとかで販売されるのを期待したいものでござる。