ごきげんようでござる!
今宵も、前回に続いて銀色のネタで、NISSAN GT-Rに変形する2009年販売の「トランスフォーマー オルタニティ」版コンボイ・アルティメイトメタルシルバー(A-01、NISSAN GT-R / コンボイ・アルティメイトメタルシルバー、4725円)の紹介でござる!
本品はオルタニティ商品第一弾として、赤いボディのコンボイ・バイブラントレッド(A-01、NISSAN GT-R / コンボイ・バイブランレッド、4725円)と共に販売された訳でござるが、設定上はカラーバリエーションではなく、別次元の同一人物と云うヤヤコシイ存在でござる。
故に、商品番号や付属説明書は共通でござるが、箱は専用の物が用意されているでござる。
まあ、販売価格を考えると、スペックカードの1枚くらい付属してもらいたかったでござるが・・・
販売価格には日産自動車との使用料も含まれているのでござろう。 (笑)
なお、商品は日産自動車の監修も受けているようで、変形機能の分割線を除けば、1/32サイズの精密模型としての完成度は高いでござる。
そう! 本体フレームにはダイキャスト製パーツを仕様する事で、重量感を保ち、プラスチック製の外皮は塗装仕上げとなっているのでござるよな。
なお、本品はドアやボンネットが開閉する仕組みになっているでござる。
流石はバイナルテックの後継商品でござるが、サイズを落とすことによりコレクション性の向上と販売価格を抑えたハズでござるが・・・
販売価格は4000円以下に抑えるべきだったでござるよな。
まあ、これも日本販売戦略が、米国と違い子供向き玩具でも大人が買う商品展開ではなく、子供向きと大人向き玩具を区別して販売する日本の商品展開の価格設定でござるよな。
故に本品は対象年齢が15才以上と成っており、設定もヤヤコシクすれば本格SFになると思っているのか分かりにくい多重次元の世界感を導入しているのでござるよな。
拙者的には分かりにくいSF考証を導入するより、一般人を取り込むためは、シンプルなネタの方が良いと思うのでござるよな。
そう!
本品は、ウルトラマグナスとして販売したほうが、トランスフォーマーファンには受けが良いはずでござるが、商標的には一般人にも知名度があるコンボイの名を優先させたのでござろうな。 (笑)
まあ、多重次元の同一人物は、みんなコンボイである為のコジツケな設定でござろうな?
さあ、ロボットモードはイメージカラーの赤もさることながら、銀色のボディも似合っているデザインでござる。
一応、コンボイ・アルティメイトメタルシルバーの設定では、通称「ベクター01」と呼ばれるオルタニティ発祥の地「バイナルテック」の世界で造られた1号機らしいのでござるよな。
まあ、様々な「トランスフォーマー」の世界には同種のコンボイが存在しており、次元を超えて超次元生命体のハイセリオンと戦う事がオルタニティの存在意義らしいでござる?
分かりやすく云うと・・・ 某「通りすがりの仮〇ライ〇ー」みたいなものでござるかな? (笑)
まあ、各パラレルワールドに存在するコンボイが集結(?)する場合はオルタニティのデザインに姿を変えるらしいのでござるよな。
なお、本品は両腕に、過去や未来、別世界に存在する標的を狙撃可能な超遠隔射程武装「対ハイセリオン徹界タキオンブラスター」なる反則武器が装備されているのでござるが、手持ち武器がないのがデザイン的に残念でござる。
まあ、拙者も本設定を見たときには、「あちゃ~ やっちゃった・・・ 」と思ったものでござる。
何事もホドホドにしないと後から話を続けるには無理がでてくるものでござるよな。 (笑)
なお、現在オルタニティ版コンボイは3種が販売されていたりするのでござるが、NISSAN GT-Rのボディカラーは6色が販売されていたりするので、スーパーブラック(A-01、NISSAN GT-R、コンボイ・スーパーブラック、4725円)と同系列(?)のチタニウムグレーとダークメタルグレーの販売はなくとも、ブリリアントホワイトパールはウルトラマグナスで販売してもらいたいでござるな。 (笑)