ごきげんようでござる!
当初の予定より1日遅れてしまったでござるが、2010年1月1日22時00分ジャストにアクセス数1000000を突破したでござる!
皆様方の御支援に感謝するでござる。
なお、1000000回転目の来場者は22時00分同時に3名がアクセスされており、前回のトップページに辿り着いてくれた御仁が1000000人目でござるよ。
さてさて、今宵は1999年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ・メタルス」最終商品となる、サイバトロン・調停特使
タイガーファルコン(C-50、メタルス・タイガーファルコン、3500円)の紹介でござる!
タイガーファルコンは、謎のエイリアン(ヴォック)に拉致られたタイガトロン(C-8、タイガトロン、1500円)とエアラザー(C-10、エアラザー、750円)を融合させて誕生したメタルス戦士でござるが、ドチラかと言えばヒューザー戦士のメタルス化ぽく、商品的にはトランスメタル2のカテゴリーでござる。
まあ、タイガトロンとエアラザーの融合でござるから、デザイン的にも虎と隼のキメラアニマルでござるよな。
なお、タイガーファルコンの海外名はタイガーホークだったたりするので、モトネタを考えるとやや違和感がある為に改名されたのでござろうな?
商品的には海外版と同じと思われるのでござるが、ちと確認がとれないのでござるよな?
そう、一説には本品は下手な限定版商品よりも日本販売数は少ない(?)と云われている商品なのでござるよ?
まあ、本品はトランスメタル2の特長である生身の外見と機械の融合体で鋭角を多用した造形でありながら、安全性の為に先端が丸められており、なおかつ軟質素材を多用しているでござる。
おかげで、開口する虎の口内の舌は青い軟質パーツのままなのでござるよな。 う~む・・・ グロいでござるな。
翼の先端はスプリング操作により半回転し、羽型のミサイルを発射するでござる。
更に背中のレバーを操作する事により、翼が開いて、翼のガトリングガンが回転してミサイルランチャーから大型ミサイルが連動で発射されるでござる!
まあ、この連動ミサイル発射ギミックは動かす事により誤作動でミサイルを発射するので要注意でござるよな。
後足にはボタン操作で隼の脚が閉じるクローアクションギミックを搭載しており、メッキ処理されたバトルバイザーを被る事が可能でござる。
バトルバイザーにはターゲットコンピューターが搭載されており、フライトモードとなるでござる!
ロボットモードの右腕は旋回銃(リストランチャー)となり、腹部に装着されているのでござるが、コレがちょうど台座代わりとなりフライトモードを演出するのでござるよな。
なお、タイガーファルコンにはコクピット部が設けられているでござるが、誰も搭乗しておらず、企画時にはソウル・フィギュアと呼ばれるスパークの義人体(?)が鎮座する予定だったようでござる。
まあ、ソウル・フィギュアがパイロットに間違えられるとビーストウォーズの世界感から逸脱しそうにかるから外されたそうでござるが、タイガーファルコンの場合はエネルギー生命体であるヴォック(未販売)として見立てられたかもしれないでござるな?
なお、フライトモードでもミサイル発射ギミックには変化がないでござる。
更に本品の謎な造形は、本品のガトリングガンが装着された翼には車輪(?)が設けられているのでござるが、まったく使い道がないのでござるよな?
コレは企画時に転がし走行可能な4段変形でも考えられていた名残なのでござろうか?
まあ、本品に限らずメタルス商品には商品化の祭に簡略化されたり削除されたりするモノが幾つかあるでござるから、本品もその一つでござろうな。
ロボットモードの変形は複雑でござるが、劇中に忠実な造形はアニメ製作と玩具製作側との連携が密になっていた証拠でござろうな。
惜しむらくは、成型色が白い為に細かく再現されたモールドが目立たず、顔が銀色で塗装されていない事でござる。
なお、本品の胸部パネルは開閉する設計なのでござるが、接着されており、内部のシリンダー状の胴体パーツに埋め込まれたスパーククリスタルを確認する事ができないでござる。
う~む・・・ コレも部品強度上から廃止されたギミックでござろうか?
さて、タイガーファルコンは当初ヴォックの操られており、惑星エネルゴアの平和を守る為(?)に、デストロンとサイバトロンを壊滅させようとする平和の使者(ヴォッグ密使)で、高められた知能と武装に加えて風・水・土・火の4つの大自然の力(エレメンタル・パワー)を操るなどの反則的な存在だったでござるが、自我を取り戻してサイバトロンに復帰するのでござるよな。
タイガーファルコンのロボットモードでの武装は右腕のリストランチャーに加えて、背中のガトリングガンと一体になった大型ミサイルランチャーを取り外して左手に保持するダブルサンダー・トルピードでござる。
なお、4基のミサイル発射ギミックはトランスメタル商品最多となる事で、反則的な攻撃力を再現していたりするでござる。
なお、主人公側に世界を変えるほどの反則的な力を持つ仲間が加わった場合は、弱体するか、その力を発揮する事無く無駄死にする法則があったりするのでござるが・・・
律儀にもタイガーファルコンは法則を守ってくれたのでござるよな・・・
真面目な性格にも程があるでござるよ。 (合掌)
まあ、拙者はチートキャラが好きではないでござるが、アレは無いと思うのでござるよな・・・
せめてタイガトロンとエアラザーに再び分離して蘇ってくれても良かったと思うでござるが、静に寝かせてあげたいと思うのもファン審理なのでござるよな。
故に海外でイベント販売されたメタルス・タイガトロン(日本未販売)には違和感を感じるのでござるよ。 (笑)
なお、エアラザーの設定は日本では男性になってしまったでござるが、海外設定と同じく女性(海外名、エアレイザー)のままだと、物語の進行にによっては・・・
タイガーファルコンはタイガトロンとエアラザーの間に出来た息子で設定されていたかもしれないでござるよな。 (笑)
まあ、男×男の設定じゃなくともアホな憶測は幾等でもできるビースト戦士でござる!