トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

デストロンの赤虎

2010-01-03 22:52:08 | トランスフォーマー・2010

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デストロンの逆襲~!

「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー2010」は当時未公開だった映画「トランスフォーマー・ザ・ムービー」後のテレビシリーズだったために、日本国内では途中経過を説明する為の雑誌媒体による説明や「コンボイが死んだキャンペーン」などで新シリーズの導入を図ったでござる。

更には新シリーズを盛り上げる為に行われた「デストロンの逆襲!キャンペーン」が行われ、中核の商品となったのが、アニマトロン巨重合体兵プレダキング(D-78、プレダキング、11000円)なのでござるよな。

今宵はタイガーに変形する、デストロン軍団アニマトロン部隊砲兵、ラムページ(D-74、ラムページ、2200円の紹介でござる!

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本品は1986年の「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー2010」商品として、5体ガッタイセットと単品販売の2種が販売されているでござるが、日本版は付属カードくらいの違いしかないでござるが、米国初回販売版は日本版と異なり腰部にダイキャスト製パーツが使用されているそうでござる?

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ビーストモードはタイガーと表記された虎型ロボットでござる。

なお、オレンジ色の成型色であるために虎とは判断しにくいでござるが、欧米人には虎は黄色ではなく、オレンジ色に見えるらしいでござる?

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まあ、赤色を成型色に用いた時点で虎には見えないのでござるが。 (笑)

しかし、虎の頭部には縞模様がモールドされているので、黒く塗り分ければ虎として認識しやすかったでござろうな。

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なお本品は、両肩に武器パーツ(ライトニングライフル)を装備したフル装備(アタックモード)を再現できるのでござるが、ヒート剣や合体用パーツ(右拳)は余剰パーツとなるでござる。

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虎としての動物的機能が活かされているのか分からないでござるが、前足のキック(?)は合金製の壁を蹴り破る破壊力を備えているらしいのでござるが・・・ 前足でもパンチと表現すべきだと思うのでござるが・・・

まあ、商品では前足に爪が造形されていないのでキックでもいいのでござるかな? (笑)

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ロボットモードの変形は簡易で、造形も大味でござるが、何と言っても商品サイズが魅力でござる。

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ただ、問題はロボットモードでの虎の前足の固定位置なのでござる。

↑の写真は説明書の指示ではないのでござるが、↓の写真の様に説明書に従うと背中にスキマができ、肩の接続シャフトが丸見えになるのでござるよな。

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なお、ロボット頭部はビーストモードで情けない折りたたまれ方をしている為に、後頭部が造形されていない残念な頭部でござる。

・・・コレでは脳足りんと呼ばれても仕方が無いでござるよな。

武器パーツは両肩にライトニングライフルを装着したままヒート剣を保持させる事も可能でござる。

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一応、ラムページは右利きだと思われるので、利き腕にヒート剣を保持させているのでござるが、パッケージイラストでは右手にライトニングライフ、左手にヒート剣で描かれているでござる。

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まあ、二丁拳銃も可能なので状況で使い分けているのかもしれないでござるな。

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さて、ラムページの性格設定は常に抑制できないほどの怒りを持っており、身近に近づくものには仲間であろうとも襲いかかる凶暴な性格でござ。

しかし、テレビを見ていると心が落ち着くようで、ロックミュージックのビデオが好きで何時間でも見ているそうでござる。

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武器は虎と関係有るのか謎でござるが、6万ボルトの電流を放電するライトニングライフルと5000度のヒート剣でござる。

なお、劇中での単体エピソードは無いに等しく、部隊行動で暴れていたり睨みを利かせていたりするくらいでござるかな?

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まあ、本品の魅力は5体合体でござるから、プレダキングに合体してこそが本領発揮でござる。

ただ・・・ 単品版での合体用パーツは右手拳が付属し、説明書でも右腕担当で合体するのでござるが、何故かアニメ版では左手担当なのでござるよな?

まあ、商品でも左手で合体可能な為に、左手担当の合体例で写真に収められている場合も多いでござる。 (パッケージ写真では右手担当)

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本品の商品サイズ的に見た満足感は、他の5体合体ロボを陵駕するでござるが、造形的には不満の多い商品なので、同等の商品サイズで是非にリメイクしてもらいたいでござるよな。

勿論黄色率を上げたカラーリングが拙者的には希望でござるかな?