トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

デストロンの荒鷲

2010-01-06 23:27:25 | トランスフォーマー・2010

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デストロンの逆襲キャンペ~ン4発め!

如何に猛獣中心のアニマトロン部隊とはいえ、差別化を図るためにシルエットの異なるモチーフが必要でござる!

多くの場合は翼を有するデザインをモチーフとすることで解決をしており、デストロン軍団アニマトロン部隊にはイーグルに変形する空中攻撃兵、ダイムボム(D-75、ダイムボム、2200円)が加わったでござる。

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本品は1986年の「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー2010」商品として、単品販売と5体合体セット(D-78、プレダキング、11000円)が販売されており、付属カード以外の違いがないでござるが、米国初期販売版では腰部にダイキャスト製パーツが使用されていたようでござるな。

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なお、本品のビーストモードはイーグルと記載されており、鷲がモチーフだと思われるのでござるが・・・

カラーリングも含めて、カラスぽいのでござるよな?

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うむ、それこそ全身黒でござれば、こちらがレザークローと名乗っても良かったでござるよな。 (笑)

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しかしまあ、商品はあくまでイーグをモチーフにしたロボットでござるから、体型とかのシルエットは全く異なるのでござるよな。

強いて言えば、サイバトロンのダイノボット部隊スワープ(30、スワープ、1980円)を参考にプテラノドンからイーグルに置き換えたような感じでござるかな?

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商品上のギミックは翼にレーザーライフルを取り付ける事ができるでござるが、剣(レーザーソード)と合体用パーツ(左拳)はビーストモードで取り付ける事ができないでござる。

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カラ・・・ 否、イーグルのクチバシは開閉するでござるが、下から見るとロボットモードの顔が丸見えになるのが情けないでござる。

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開閉する翼は安全対策で軟質パーツで製作されており、金色のシール処理された羽根は玩具ぽいが良い感じでござる。 黄色の成型色も金メッキだったらゴールデンイーグルで面白かったでござろうな。

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ロボットモードの変形は簡易でござるが、両腕の収納&2段階収縮は当時の変形ロボット玩具では珍しいでござる。

これで、肘が曲がれば云う事は無かったのでござるが・・・

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しかしまあ、翼を持つロボットモードでイーグルの頭部をヘルメットの様にデザインした姿には素直にカッコイイと思うでござるよ。 ・・・若干足が短いでござるが。 (笑)

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ダイムボムの武装は赤外線付きレーザーライフルによる遠距離攻撃と近接攻撃用のレーザーソードでござる。

なお、腕にはグレネードランチャー風の突起もデザインされているでござるな。

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商品の可動も当時品としては多い方なのでポージングは決まるでござるが、当時のレベルでござるから、細かい動きや接地性は気にしてはだめでござる。

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さて、ダイムボムの性格設定は最大速度480km/hで飛行し、レーダーの敵捕捉可能距離が半径3200kmだそうで、空中を支配する者は地上も支配する事が出来ると思っている典型的なデストロン思想の野心家だそうでござる。

しかし、標的を目の前にすると子供の様に興奮し、高層ビルや山頂に車や飛行機の部品でメカネスト(巣)を作る癖があるそうでござるな。

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なお、TVアニメ本編では部隊行動が多いアニマトロンでも空中戦が行える為に単独の行動もあるのでござるが、スカイリンクス(TFアンコール07、スカイリンクス、8400円)などに撃墜される事多い為に空中戦は他のジェットロンより劣るかもしれないでござるな?

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まあ、空中戦が行えるおかげでTVアニメでの活躍が約束されるのは、他の合体兵士や合体戦士にかぎらず他の混成部隊でも同じでござる。

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本品の5体合体モードは翼と本体が分割し、本体部がプレダキングの左腕を担当し、翼部分がプレダキングの翼になるでござる。

なお、本品に付属する合体用パーツは左拳であり、説明書でも左腕担当でござるが、何故かTVアニメでは右腕担当として描かれているでござる。

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ついでながら本品の日本語名はダイムボムでござるが海外名はDIVEBOMB表記でダイブボムなのでござるよな。

そう! 日本語名はラムページ(D-74、ラムページ、2200円)と同じく何故か訛っているのでござる。 (笑)