一秒変型!
キミにも出来る! すぐ出来る!
重力を利用した自動変形ギミックは確かに凄いと思うのでござるが・・・
商品的に如何なのでござろうかと不安になるグラビティボッツより、今宵はスポーツカーに変形するオートボット戦士サイドスワイプ(GB-04、サイドスワイプ、2415円)の紹介でござる!
本品は2009年の劇場版「トランスフォマー / リベンジ」商品として販売された対象年齢3才以上の商品なのでござるが、如何も日本での販売は中途半端で本来の購買層に全くアピールしていない商品なのでござるよな?
パッケージ台紙は海外仕様に日本語表記のシールを貼り付け、中オビは日本後表記なのでござる。
付属の日本語表記の説明書を含めても、日本の子供を対象にした商品とは呼べないのでござるよな?
どちらかと言えばコレクター向き商品の延長の様な感じが強いのでござる。
そう!
商品の印象は子供が進んで買ってもらうというか・・・ トランスフォーマーファンの親が、子供を洗脳する為か、映画を見た一般人が子供に買い与えるおしゃれなアメリカン玩具的な印象が強いのでござるよ。 (笑)
まあ、残念ながらキャラクター玩具王国である日本の子供達には態々トランスフォーマーに手を出すのが少数派でござろう。
さて、グラビティボットは新規キャラによる独立したグループではなく、映画本編の登場キャラクターをアレンジした別グループの商品でござる。
本品も劇中登場のサイドスワイプ(RA-04、サイドスワイプ、2415円)をグラビティボットにアレンジした商品で、かなりディフォルメされた造形でござる。
まあ、ディフォルメされた大味な造形でござるが、モトネタを知っていれば十分にサイドスワイプと判別できる造形でござる。
商品は転がし走行が可能で、ヴィークルモードで立たせる事により変型スイッチ(排気管)が押されて自動変形するでござる。
一発変型のギミックの巧みには感心するでござるが・・・
ロボットモードの造形が残念としか言えないのでござるよな。
スマートなサイドスワイプのイメージの微塵のカケラも無いのでござるよな。 (笑)
まあ、ディフォルメ体型と言ってしまえばそれまででござるが・・・
可動箇所は辛うじて首にあるものの全くの無可動なのでござる。
対象年齢3才以上とはいえ、安全に配慮した造形も子供騙しとか言えないでござる!
そう・・・ 本品は子供向け商品でござるから商品サイズも口に入れないくらいの大きさが求められる為に、一発ネタの商品としては大型(?)で販売価格も高いのでござるよ。
せめて1500円くらいじゃないと、2415円であれば間違いなくデラックスクラスの商品を購入する方が御得でござるよな。 (笑)
まあ、2415円の販売価格であれば自動変形ギミックを搭載したオートローラーズくらいの商品でないと納得ができないのでござるよな。
あきらかにデラックスクラスの商品と比べると部品数も少なく、販売価格に見合ったサイズ(?)のパッケージなのかもしれないでござるが・・・ 販売価格には疑問が湧くのでござる?
販売価格が本品最大の欠点と呼べるでござる!
まあ、販売価格と大きさが見合っていないというのであれば生産数が少ない事も考えられるのでござるが、ディズニーレーベルと同じく映画キャラクターの商品化使用料なのでござろうな。 (笑)