ごきげんようでござる!
正義の味方を引き立てる為にも悪の存在は不可欠でござるが、悪=ヤラレ役ではないのがトランスフォーマーでござる!
故に正義のサイバトロン以上に魅力的な悪のデストロン商品も多数存在し、キャラクター人気と商品販売の効果が有れば、たとえ極悪人の設定であろうと、「実はいいひと!」に設定を変えられ孤高のダークヒーローになってしまうのでござる。
6段変型を可能にしたデストロン・忍者参謀、シックスショット(D-98、シックスショット、3980円)も商品人気は高く、日本版アニメ(ザ☆ヘッドマスターズ)の前半と後半では完全に性格が変わってしまい、デストロンを見限り脱退してしまったキャラクターでござる。
まあ、流石にそのまま過去の因縁を忘れてサイバトロンに鞍替えするのは一般常識的にも可笑しいので、商品を一部改造した別人として再登場するのは正しい大人の算段でござるよな。
ちゅー事で、今宵は6段変型のスーパートランスフォーマー
サイバトロン・隠密戦士、グレートショット(C-325、3980円)の登場でござる!
本品は1989年展開の「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV」商品として販売されたでござるが、商品は1987年販売のシックショショットの一部パーツを変更した成型色変更品でござる。
故に、中箱(発砲スチロール)もシックスショットと同じである為にジェット機モードで収納されているでござる。
なお、説明書は「6つの変型パターンの謎に君がチャレンジだ!」
「君は説明書を読まずにトランスフォームできるか?」と記載されている為に封印されているでござる。
故に拙者は説明書を開封せず変型させてみたでござる!
まあ、シックスショットの説明書で細部は確認しているので間違い(?)は無いと思うのでござるが・・・ 変型順序は同じなのか確認できないでござる。
まあ、昨今の商品であれば説明書を見なければ変型できないでござるよな。 (笑)
パッケージの変型順序とは異なるでござるが、先ずは基本のジェット機モードでござる。
設定上のジェット機モードは、地球~月の間をわずか2分で往復するそうでござる。
続いては、どんな地形の惑星でも時速400キロ以上で走行するバトルカーモードでござる。
なお、バトルカーモードの変形でござるが、シックスショットの変型パターンと同じく車輪位置をずらして説明書にはしたがっていないでござる。
まあ、個人の好みにもよるのでござるが、説明書指示位置(パッケージ写真)だとフロント部と前輪の位置関係が離れているのでバランスが悪くみえるのでござるよな?
なお、TVアニメの作画も↑の車輪位置で描かれているので間違いではないでござるかな?
説明書を開けて確認すれば良いのでござるが・・・
折角の封印を開けたくない貧乏性でござるよ。 (笑)
続いて、頭の角と翼で敵を跳ね飛ばす、怪獣モードでござる!
サイバトロンで怪獣?
と、違和感をいだくでござるが、グレートショットは本来シックスショットと同じ、宇宙の影に君臨するシックス一族出身の傭兵でござるから、怪獣でもオオカミでも外見は関係ないのでござるが・・・ 設定では、シックス一族を抜けて単独行動を好む一匹オオカミでござる。 (笑)
しかしまあ、サイを思わせる怪獣頭部に変更したおかげで、オオカミらしからぬプロポーションのシックスショットよりも、グレートショットの怪獣の方が説得力があるでござるが・・・
カラーリングは似合わないでござる。
なお、怪獣の角は折りたたみ可動するでござるが、口は開閉しないでござる。
怪獣モードはシックスショットのオオカミモードと同じく武器パーツを取り付けない変型パターンでござるが、取り付けも可能でござる。
続いては、50度の斜面も磁力キャタピラで上りぬくタンクモードでござる!