ゲッチュウ!
2003年展開の「超ロボット生命体 トランスフォーマー マイクロン伝説」に登場したメガトロン様(MD-01、メガトロン、3980円)一筋のデストロン軍団破壊兵、アイアンハイド(MD-03、アイアンハイド、1980円)はあまり知られていないでござるが、実は多段変型(?)のトランスフォーマーだったりするのでござる。 (笑)
本品は2002年に海外展開された「TRANSFORMERS ARMADA」版デモリッシャー(日本未販売)の塗装パターンなどを変更した日本版商品で、国内販売では単品販売とランドミリタリーマイクロンチーム(MM-03、ランドミリタリーマイクロン、980円)とのセット商品(MS-03、アイアンハイド&ランドミリタリーマイクロン、2900円)の2種が販売されたでござる。
単品版もセット版も本体仕様や付属説明書は同じでござるが、キャラクターカードは単品版と同じデザインでござるが、ミラーコーティング仕様に変更されているでござる。
拙者はセット版を購入したのでござるが・・・ ミラーコーティングのカードは見づらいでござる。 (笑)
さて、本品は態々デモリッシャーと云う名前が有るのに何故かサイバトロン陣営の名前であるアイアンハイドに変更されて販売された訳でござるが、ヴィークルモードはミサイル搭載型のSF風な戦車でござる。
しかし、本来であればミサイル戦車として紹介してしまえばよいのでござるが、本品のマイクロン合体(エボリューション)ギミックのおかげで、通常状態はミサイルではなくミサイル砲(ビーム砲)搭載戦車なのでござるよな?
無論、TVアニメ本編でもビーム砲として描かれており、パートナーマイクロンのサーチか別のマイクロンを合体させなければミサイル発射ギミックが使用できないのでござるよな。
では、アイアンハイドのパートナーマイクロンであるサーチの紹介でござるが・・・ コレがまた一癖あるマイクロンなのでござるよ。
サーチの海外名はブラックアウトで、これまた名前の由来が分からないでござるが、おそらくは日本名はヴィークルモードが偵察装甲車である事に由来すると思われるでござる?
そう! 通常のヴィークルモードは装甲車なのでござるが、ハッチと思われたデッシュアンテナを立てる事によりレーダーモードである偵察装甲車に変型するのでござるよ。
更に、砲身を可動させて攻撃モード・・・
と、思いきや、砲身を折りたたんだ変型モードが攻撃モードなのでござるよ。
しかも、劇中で描かれたサーチのヴィークルモードは攻撃モードのみなのでござるよな。
なお、アニメ版では第三話(Evolution.3 仲間ーBASE-)で、スタースクリーム(MD-02、スタースクリーム、2980円)との争奪戦に負けるもアイアンハイドがパートナーとなるなどのエピソードはあるのでござるが、肝心のサーチの意志が全く描かれていないのでござるよな?
まあ、マイクロンを道具扱いしている演出ともとれるのでござるが・・・ サイバトロン側も似たり寄ったりなので、単にマイクロンを上手に演出できなかっただけでござろうな。
故に没個性なロボットモードと同じく、サーチ自身の公式な性格設定が存在しないのでござるよな?
まあ、レーダーモードが存在するので探査能力には長けているのでござろう。