ごきげんようでござる!
前回に続き2002年販売の「TRANSFORMERS MICROMASTER」6体合体戦士シックスターボ(全6種+カラーバリエーション、各300円)より、F-1に変形するサーキット(6体合体戦士シックスターボ③、サーキット、300円)の紹介でござる!
前回紹介のグライド(6体合体戦士シックスターボ②、グライド、300円)はターボチーム唯一の二輪車で、デザイン的には一人だけ浮いている存在だったでござるが、ヴィークルモードがF-1であるサーキットは、都市災害のスペシャリスト集団であるターボチームで唯一公道を走れない特殊車両であり、一番違和感ある存在なのでござるよな。 (笑)
本品は1992年に「トランスフォーマー 合体大作戦」商品として販売されたマイクロトランスフォーマー・6体合体陸上戦士シックスターボ(TF-03、シックスターボ、2500円)のシール処理をプリント処理や塗装に変更した単品販売版商品で、海外カテゴリーであるマイクロマスターに変更されたでござる。
中身の確認できる共通パツケージで6種類を選べることができるでござるが、通常カラーと黒色カラー(シークレット)は選ぶことができないでござる。
さて、本品はTF-03版とくらべると、リアウィングに貼られていたシールは廃止されており、サイバトロンのエンブレムもプリント処理に変更されているでござる。
合体用パーツは左手とレーダーパーツが付属するでござるが、ヴィークルモードでは余剰パーツでござる。
なお、本品のカラーリングは1990年代のマクラーレン・チームをモデルしたカラーリングと思われるでござる。
が、設定上はF-1としてレースに参加している訳でもなく、ターボチーム最速を誇るスピードと索敵能力の高さから偵察や伝令などの任務を受け持つ事が多いそうでござる。
ロボットモードの変形は簡易でござるが・・・
明かに設計ミス・・・ 否! 他のF-1系マイクロトランスフォーマー(D-341、レースカーパトロールチーム、800円)との差別化もありシルエットを変えちゃったものでござるから、普通に立たせていては立てない商品になったでござる。
おかげで説明書にも身体を前屈させてバランスをとるように指示されているでござる。
ターボチームで一番接地性が悪いでござるが、設定上はドライビングテクニックは他の追従を許さず、調子に乗りすぎて多少暴走する性格だそうでござる。
まあ、F-1が一般道を走行していれば多少暴走じゃすまないでござるよな・・・
故に、チームリーダーであるロードポリス(6体合体戦士シックスターボ①、ロードポリス、300円)にはしばしば注意を受けることがあるそうでござるな。
因みにサーキットの特技は、風と会話する事だそうでござる?
なお、サーキットは6体合体ではシックスターボの左腕を担当するでござる。
肩部に武装パーツを有するのもシックスターボの特長的な合体パーツでござる。
さて、本品にもマインドチェンジャーウィルスに感染しデストロン兵士に逆進化した姿のサーキット(6体合体戦士シックスターボ③、サーキット、300円)が存在するでござる。
だいたい1BOX12個入りで、①~⑥2セット中2個がシークレットの黒色仕様のようだったでござるな?
商品は白ヌキ仕様のデストロンマークを貼付しただけの未塗装商品でござるが、設定上はサーキットと同一人物でござる。
黒いカラーリングのF-1も似合うでござるが、流石に真っ黒だと、ちと残念でござる。
せめて顔くらいは銀色で塗装しても良いと思うのでござるが・・・
まあ、真っ白未塗装と真っ黒未塗装じゃ白い方が手抜きに見えてしまうので、これはこれで良いのでござるかな?
拙者的には、同じ未塗装の手抜きである場合は透明なクリアバージョンの方が好みでござるが。 (笑)
なお余談でござるが、本品は2004年に「TRANSFORMERS UNIVERSE」商品として海外限定販売された際にはプロテクトボッツのストリートワイズの名前で販売されたでござる。
う~む・・・ テックボット部隊(C-76、ガーディアン、5500円)ではストリートワイズ(C-73、ストリートワイズ、880円)はパトカーでござるから、米国のネーミングの法則は分からないでござる?
分からないついでに、本品が切っ掛けに成ったのか、2004年展開の「トランスフォーマー スーパーリンク」ではレーシグポリスカー(?)に変形するレッドアラート(SC-11、レッドアラート、1980円)が販売されるのでござるが、レッドアラートの海外名はプロールで、ユニバース版のロードポリスの名前がプロールであり、消防車に変形するディスチャージ(6体合体戦士シックスターボ⑤、ディスチャージ、300円)の海外名がレッドアラートだったりとヤヤコシイ名前になっていたりするのでござるよ?
まあ、日米共通の名前じゃないマイナーなトランスフォーマーは思わぬ所で落とし穴があるわけでござる。