ごきげんようでござる!
前回の4WDネタに続いて今宵も4WDなネタで、1986年販売の「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」より武装ジープに変形するサイバトロン・ミニボット部隊・射撃員、アウトバック(C-59、アウトバック、500円)の紹介でござる!
本品は1986年度販売のミニボット商品でござるが、TVアニメでは「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー2010」より登場で、ミニボット商品では唯一武器パーツ(モルタル砲)が付属する珍しい商品でござる。
しかし、商品自体は1983年に販売されたミクロマン商品のミクロロボットCRA(MC-04、ジープ、500円)の金型を一部回収して販売されたミニボット商品ゴング(15、ゴング、500円)の金型を更に改修した商品でござる。
故に車体後部のメーカー刻印はイロイロと追加されており、ミクロチェンジ商品の名残であるMの刻印がフロント部に残されているのでござるよな。
しかしまあ、商品差別化とはいえモルタル砲を装備した英断にはエールを送りたいのでござるが・・・ 実用車両の場合モルタル砲(無反動砲)は如何使うのでござろうか?
有人式の場合だと取り付け位置からみて、内部操作か取り外して使用するかでござるよな?
まあ、トランスフォーマーでござるから自動射撃(?)なのでござろう。 (笑)
ロボットモードはゴングと異なり、表情のある顔らしいデザインで作り起こされており、フック状の腕もマニユピレーター状に変更されたおかげでイメージが別物でござる。
しかし・・・ 折角武器パーツが付属したにも関わらず、武器が保持できない欠点があるのでござるよな。
射撃員とはいえ、どうやってモルタル砲で射撃を行うのでござろうか?
因みにTVアニメではピストル状の武器を使用しており、射撃の腕は良いようでござる。
なお、ゴングとアウトバックではロボットモードに身長さが生じるのでござるが、コレも差別化の為に足パーツの固定位置の指定が変更されているだけでござる。
差別化の細かい配慮は嬉しいのでござるが、劇中ではゴングが「トランスフォーマー・ザ・ムービー」で死亡した為にアウトバックとのツーショットは実現できなかったでござる。
アウトバックの性格設定は、ぶっきらぼうで無口であるが、戦闘時には全てを無視して、目的地に進むなどの大胆さもあるそうでござるが・・・
おかげで劇中では自分の数十倍以上あるダイナザウラー(D-63、ダイナザウラー、4980円)に勇ましく挑むも、片手でポイだったでござるよな・・・ (無念)
なお本品は2008年にトランスフォーマーアンコール商品(10、バンブル&ミニボット、3150円)として頭部が塗装強化されて再販しているでござる。