新年明けましておめでとうございます。
本年も当ブログ「トランスフォーマー馬鹿一代。」をよろしくお願い仕るでござる。
さて、2011年は兎年でござるから、本年度の1発目はウサギに変形するトランスフォーで出発でござる!
ウサギに変形するトランスフォーマーと言えば1999年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」に登場するサイバトロン・偵察員、スタンピー(C-31、スタンピー、880円)でござる!
グロ系デザイン中心になる海外展開のビースト戦士と異なりカワイイ系動物で勝負に出た日本展開の「ビーストウォーズネオ」は大いに評価したいものでござる。
さて、本品は単品販売とディメトロディンに変形するデストロン突撃兵、スリング(D-31、スリング、880円)との対決セット(VS-31、草原の対決、1750円)が販売されたでござるが、どちらも本体及びカードや説明書は共通でござる。
なお、「ビーストウォーズネオ」商品の箱は商品サイズにより共通の規格が決められたわけでもなく、個々の商品に合わせて箱を製作している為に余剰スペースが発生しないパッケージになっているでござる。 シリーズとしての箱のサイズはバラバラでござるが無駄なスペースが無い分収納には重宝するでござる。
流石は住宅事情が厳しい日本展開版商品だと関心したものでござる。 (笑)
更に、獰猛な猛獣や不人気な昆虫に加えてトランスメタルやヒューザーのようなイロモノビーストが多いなか、素直に一般的な動物をモチーフにした事は、日本のチビッコ達にもアピールできるビースト戦士でござる。
しかし・・・ 如何してもウサギのイメージと言えば戦士よりも、狩られる獲物のイメージが強いので獰猛な恐竜軍団の前に頼りない存在でござる。
新兵揃いのビッグコンボイ(C-35、ビッグコンボイ、2980円)部隊の頼りなさを強調するうえでは大成功な商品でござる。
しかも、日本人に馴染の深い赤目の白ウサギでござるから、数あるビースト戦士でも1・2を争う可愛らしい商品でござる。
なお、ビーストモードでは特別なギミックは用意されておらず、ウサギ頭部の分割線が目立ってしまう事が残念でござる・・・
そう! ウサギの頭部は分割されてロボットモードの両腕となる少々グロいデザインなのでござるよな。 (笑)
しかし、ウサギらしい太い足と尻尾が妙に可愛らしいデザインでござる。
顔も男性顔でござるが、女性キャラでも通用しそうなデザインでござるよな。 (笑)
スタンピーのキャラクター設定は極端な臆病者で、何かと仲間の足を引っ張ることが多いお調子者でござるが、マイティーイヤーは遥か遠くの音を聞き逃さない地獄耳で、スピード(逃げ足)は誰にも負けないと自負する情報収集の専門家でござる。
なお、能力値はパワー(4)、知力(7)、スピード(8)、耐久力(4)、階級(7)、勇気(4)、火力(5)、テクニック(8)でござる。
武装は両腕(ウサギの耳)に仕込まれた特殊ブレードで、高速で振り回す事により岩石も切り裂くイヤーソードでござる!
ロボットモードでは、ウサギの尻尾を動かす事により、両腕が微かに動くアクションギミックが仕込まれているでござるが、ハッキリ言って微妙でござるよな?
なお、本品はウサギらしい小柄な商品でメガサイズ相当のロングラック(C-29、ロングラック、2500円)との対比は調度良い大きさでござるが、本品は造形的にロボットモードのデベソが目立ってしまう事が残念でござる・・・
そう、本品は「ビーストウォーズネオ」新作サイバトロン商品の特徴である、スパーククリスタルの装備と第3変形モードが用意されており、スタンピーはカニを思わせるシルエットのシザーモードに変形するでござる。
まあ、アタックモードと言うかアナザーフォームと言うか意味不明なシザーモードでござるが、一種の武器モードでござろうな?
そう、拙者はアニメ本編を観ていないのでシザーモードがどの様に描かれたのかわからないでござるが、商品のデベソはジョイントパーツで他の商品が保持できる為のグリップでござる。
シザーモードは格闘戦用の武器として使用されるようで、シサーモードでもウサギの尻尾を動かせばイヤーソードが微かに動くでござる。
う~む・・・ 格闘武器としては扱いにくそうな武器でござるが、第3形態を取り入れなくてはいけない設計においては無理やりなデザインでも苦肉の策なのでござろうな。 (笑)
まあ、ビーストウォーズ商品の可能性を追求した商品であることは間違いないでござる。
しかしまあ、デベソ状のグリップは折りたたみ式にして股間に収納できなかったものでござるかな? ・・・ちゅーか、股間に収納だとグリップを展開したらシモネタに成るので却下されたのでござろうな。 (笑)
そう、本品は男性キャラなのでござるが、海外とかだと女性キャラとして販売できそうだったので、股間にグリップを収納することは避けたのかもしれないでござる。
やはりウサギはバニーボーイよりバニーガールの方が似合うと思うのは全国共通だと思うでござるよ!
・・・まあ、筋肉質なマッチョボディであればバニーボーイも捨てがたいでござる。 (笑)