トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

オートボット海洋戦士

2011-01-11 03:31:44 | 劇場版・AA

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ごきげんようでござる!

艦船系トランスフォーマーは小型商品で販売される場合が多いでござるが、一般的に船とは自動車より大きい存在なのでソレなりの大きさで商品化してもらいたいものでござる。

トランスフォーマーでは初の艦船系であるシースプレー(C-64、シースプレー、500円)もミニボット商品として販売されたでござるが、昨今のミニボット商品リメイクの一環として、本来大型のヴィークルであるミニボットは大型化する傾向もあり、「オートボットアライアンス」版シースプレー(AA05、シースプレー、4410円)はボイジャークラス商品で販売されたでざる!

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本品は劇場版「TRANSFORMEAS」2010年度展開の「オートボットアライアンス」商品として販売されたでござるが、映画本編には登場しない玩具オリジナルのオートボット戦士でござる。

商品は海外販売版の「HUNT FOR THE DECEPTICONS」仕様の箱に日本語表記の取扱説明書と商品名シールを貼りつけて販売されたでござるが、成型色の一部が変更されているいるでござる。

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そう! 本品はG1版初代シースプレーと同じくヴィークルモードがホバークラフトなのでござるが、直接的に同一人物ではなくデザインも異なるホバークラフトなのでござるが、日本販売ではシースプレーの名前つながりもあり、初代玩具にイメーメージを似せるべく、プロペラ部分等の金色パーツを黄燈色に変更した商品でござる。

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しかし・・・

元々初代シースプレーとは用途の異なるホバークラフトであり、デザインも異なるホバークラフトでござるから無理に似せる必要もなく、クリアパーツの銛(ミサイル)と合間って玩具ぽい感じが強いでござる。

海外版のままでも良いのに無駄なバリエーションを増やしたものでござる・・・

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なお、商品ギミックはスプリング式で銛を打ち出すミサイルランチャー二基と転がし走行のみの地味な商品でござるが、旅客型のホバークラフトである初代シースプレーと異なり、揚陸型ホバークラフトで後部甲板に各種ヴィークルを搭載できるでござる。

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そう、大型化のメリットを最大限にアピールするヴィークルモードのデザインで、別売りのEZコレクションやスカウトクラス商品を載せて遊べる艦船系玩具ならではの商品でござる。

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設定上では、スカウトクラス商品のブリーチャー(AA07、オートボットブリーチャー、1575円)とチームを組んで、南アフリカに潜伏しているディセプティコン兵士クランクスタート(日本未販売)を追っているようでござる。

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変形はオートモフ機能やメックアライブ機能は搭載されていない設計であり、全体的なデザインも劇場版・本編登場トランスフォーマーと比べると違和感のあるデザインでござる・・・

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強いて劇場版のデザイン特徴を取り入れられたとしたら、脛部分くらいでござろうか?

まあ、本品も劇場版商品で販売する必要が無いデザインでござるが、艦船系トランスフォーマー商品が少ないのでバランスを取るためには必要でござるが・・・

スカウトクラスで販売されたデプスチャージ(RA-12、デプスチャージ、1260円)が不憫でござる・・・

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しかも、本品の顔デザインも初代シースプレーに似ている訳でも面影も無く、ショートラウンド(日本未販売CYBERTRON商品)の名前で販売しても違和感が無いような気がするでござる。 (笑)

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まあ、本品も海外販売では成型色変更で別商品として販売する前提で設計された可能性も高いでござるよな?

となると・・・ ホバークラフト繋がりでパワーラン(マイクロトランスフォーマー・コンバイナー、メトロスクワットチーム)とかストライクダウン(C-366、レーダーホバーWチーム、1200円)の他に海洋戦士繋がりでウェーブライダー(日本名、C-203、ダイバー、1600円)とかスプラッシュダウン(日本未販売プリテンダー商品)なんてものも考えられるでござる?

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しかしまあ、今更劇場版商品は前代トランスフォーマーの名前とデザインが一致しない訳でござるから似てないデザインでもシースプレーと名乗ったらシースプレー本人なのでござるよな、

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性格は分からないでござるが、能力値は体力(9)、知力(8)、速度(6)、耐久力(8)、階級(8)、勇気(8)、火力(8)、技能(5)で初代シースプレーとは大きく異なるでござる。

ボイジャークラス商品ゆえの適当な能力値でござろうな?

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なお、両腕のミサイルランチャーは劇場版商品らしく両腕に保持しないロボットモードでござるが・・・

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両足に収納された足ヒレを展開したダイブモードではミサイルランチャーを両手に保持するでござる。

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遊び心のあるデザインでござるが、劇場版トランスフォーマーらしからぬデザインでござる。

ちゅーか、伊達に5本指であるデザインを有効に活用しているでござる。

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拙者的にはシースプレーのイメージとは少々異なるでござるが、本品は海洋型トランスフォーマーとしては完成された商品でござるよな。

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陸上主体のオートボットでござるが、水中・海上戦力ではディセプティコンよりも充実していたりするのは過去作品でも同上でござる。

が! トランスフォーマーの世界観では艦船系トランスフォーマーはイロモノ的扱いだったりするのが残念でござる。

そう! 艦船系トランスフォーマーこそ最低ボイジャークラス商品で販売してもらいたいものでござるよな。