トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ぶら★すた

2011-01-18 23:30:41 | 劇場版・TFR

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ごきげんようでござる!

トランスフォーマーに限らず、コレクターにとっては「限定版」と冠が付く商品には弱いものでござる。

例えソレが未塗装のクリア仕様とかメッキ仕様とか汚し塗装を追加したしただけの商品であれ、限定版には弱いものでござるな。 (笑)

今宵は限定版商品の定番であるブラックバージョンなネタで、劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」より、ディセプティコン情報参謀

サウンドウェーブ・ブラックバージョン(限定版、サウンドウェーブ・ブラックバージョン、3000円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は2009年のキャラホビ2009にて会場限定販売された商品でござるが、イベント後e-HOBBYより少数が抽選販売されたでござる。

一応商品は日本発の限定商品という事でござるが、商品は通常販売のサウンドウェーブ(RD-04、サウンドウェーブ、2415円)の成型色変更品であり、説明書やパッケージは通常商品と共通であるが限定商品を表すLIMITEDのシールがパッケージに貼られているだけで、特別な商品設定やイベント名などは記されていないでござる。

海外初の限定商品の場合はパッケージを作り起こしているのに対して日本限定商品のパッケージには工夫が見られないのが残念でござる・・・

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まあ、日本の限定販売品の場合は少数販売ゆえに製造コストを下げる努力が優先されるのかパッケージや説明書は通常版と同じだったり、パッケージを単色で印刷するなどイマイチ有り難味がない場合があるでござる。

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そう・・・ 本品は劇場版サウンドウェーブサウンドブラスター(D-101、サウンドブラスター、2980円)のイメージでブラック仕様にしただけの商品であり、商品設定もなにも無いのでござるよ!

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しかも、本品の場合はサウンドブラスターをイメージした商品と言いつつ、元のサウインドブラスターには使われていない赤いパーツを使用しているので若干イメージが異なるなのでござるよな?

まあ、クリアレッドの使用は良いとしてももう少し濃い色合いの方が良かったでござるかな。

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ちゅーか、過去作品とは似せていない劇場版トランスフォーマーだから仕方が無い納得するも、劇場版サウンドウェーブの場合は映画本編ではヴィークルモードだけでなくロボットモードも登場せず、地球の人工衛星と一体化したサテライトモードしか登場しないので、玩具オリジナル商品的なデザインが強いのでござるよな。

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しかも、そのサテライトモードでさえも劇中とは異なるデザインでござるから、映画本編と同じデザインを求めるファンにとっては評判が悪いようでござるな?

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しかし、劇場版デイセプティコン商品らしからぬデザインは日本のファンにも受け入れられており、映画本編に玩具デザインのまま登場しなかった方が残念がられたものでござる。 (笑)

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そう、本品は元々日本での人気が高いサウンドウェーブ(17、サウンドウェーブ、2980円)のイメージを若干残しつ奇天烈なデザインに成らないアレンジでデザインされた商品でござるから、海外では未販売のサウンドブラスターをイメージした日本発の限定商品が販売されるのも当然でござる。

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海外ではサウンドブラスターを紹介してもサウンドウェーブの名前のままであり、黒いサウンドウェーブのイメージはピンとこないようでござる?

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ならば、商品名もサウンドウェーブ・ブラックバージョンではなく、サウンドブラスターの名前で販売すれば良いと思うのがファン心理でござるが・・・

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商品名がサウンドブラスターだと、パッケージや説明書を作り直さなければならず、新たにキャラクター設定まで作らなければいけないでござる。

パッケージや説明書を使いまわしてコスト削減を図るのであれば、サウンドウェーブの名前じゃないといけない大人の事情が働いたようでござるな? 

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ちゅー事で本品は、劇場版サウンドウェーブの成型色を変更したサウンドウェーブ・ブラックバージョンな訳でござる。 (笑)

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別にステルス能力を強化したサウンドウェーブとか複製クローンなどの設定も無い商品でござる。

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なお、本品の成型色は変更したとはいえ、付属のミサイルは通常版と同じ黒い成型色のままでござる。

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設定上はミサイルではなく、ラヴィッジ(RD-13、ラヴィッジ、2415円)の大気圏突入モードと云うかプロトフォームのようなモノらしいでござる?

なお、商品サイズの対比を重視するのであればEZコレクション版ラヴィッジ(EZコレクションVol.4、ラヴィッジ、525円)の方が似合うでござるな。

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しかしまあ、本品の色合いは悪くは無いのでござるが、劇場版商品としてみた場合は赤いパーツが玩具ぽくなってしまっているのでござるよな・・・

そう、本品の場合は黒い成型色だけでなくメタリック塗装で表現すればリアル感が増したと思うのでござるよな?

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如何も日本販売の限定版商品は何か足りない要素があるのでござるが、「限定版」の魔法の言葉には少々の事には目を逸らしてしまう効果があるようでござる。 (笑)

メーカー側に踊らされているとわかっていても「限定版」には弱いのがコレクターの悲しいサガなのでござるよな・・・

あの時買っておけばよかったと後悔するよりは、何故にこんなもの買ってしまったのかと後悔する方が精神的ダメージが少ないので、とりあえず迷ったら買う事にするのが鉄則でござるな!