ごきげんようでござる!
今回は前回の変形×2版スモークスクリーン(C-21、スモークスクリーン、2310円)のモトネタである初代スモークスクリーン(45、スモークスクリーン、1800円)を紹介したいところでござるが・・・
今宵は2002年に販売された「トランスフォーマー コレクション」版
スモークスクリーン(TFC-5、スモークスクリーン、3000円)の紹介でござる!
もともとのスモークスクリーンは、1982年(?)にダイアクロン商品として販売されたフェアレディZ(カーロボット、No.7、フェアレディZ、1700円)を基にレースカー仕様に変更した商品(カーロボット No.11、フェアレディZ・レーシング、1700円)が1983年に販売された後、1985年にダイアクロン隊員を削除し、HASBROの刻印追加と、シール柄の変更及びシークレットエンブレムを貼り付けた状態にてトランスフォーマー商品に転生した訳ででござる。
2002年に販売された本品は1985年販売時の金型とは異なる新金型で製作されている為に細部が少々異なっていたりするのでござるが、新たにコレクションカードとファイルカードが追加された以外のセールスポイントが無い商品でござる。
旧商品を保持している場合だと有り難味に欠ける商品でござるが、復刻商品ゆえに当時品と細部を比べてみる楽しみはあるでござるな。 (笑)
そう、当時品(日本版の一部?)の場合は一部金型に歪みが生じているためにパーツの噛み合わせが悪いまま出荷されてたおかげで早々に絶版商品と成ったうえに、青いプラスチック部分が年月劣化により変色している場合があったので「トランスフォーマーコレクション」による再販が決まったものと思われるでござる?
まあ、拙者の保有する45版スモークスクリーンの場合は、ドンピシャの不具合品なうえにウィンドーパッケージ部分あたる左側のドアとフロント部が変色してしまったので再販は嬉しいでござる。 (笑)
そう、再販流用品の場合は何処しら変更したり付加価値が欲しいものでござるが、復刻版商品の場合は出来るだけ当時品に近い仕様の方がコレクターとしては嬉しいのでござるよな。
まあ、復刻版金型の場合は当時品を保有するコレクターでもないかぎり当時品の金型を見分けがつかないものでござるから違和感無く当時の販売状態を楽しむ事ができるでござる。
ちゅーか、復刻金型と言わなければ素人さんは騙されるでござるが、本品はコピー金型による偽者ではないので正真正銘の本モノでござる!
そう! たとえ当時品と金型が違っても、タカラが製作した商品であれば本物なので安心してくだされ。
ただ、コレクター的なプレミア値で言えば当時品の方が高くなるでござる。 (笑)
さて、スモークスクリーンの設定は、敵の探査システムを破壊する戦法を得意とし、常に敵の裏をかく戦術を考えているが決して表情を表に出さない戦士でござる。
能力値は体力(4)、知力(8)、速度(7)、耐久力(5)、地位(6)、勇気(8)、火力(6)、技能(9)で、敵航空兵力の誘導システムやレーダーを破壊する放射線やミサイルを搭載し、Z・ビームガンは敵を電機破壊するライフルでござる。
ヴィークルモードでは粘着性の煙幕で敵の視界を奪う事もできるでござるな。
なお、ヴィークルモードでは余剰パーツとなるミサイルランチャーは当時の海外版ではスプリングを緩められて飛ばなくなっていたでござるが、本品は当時品の日本版と同じく予備ミサイルを含めた3発が付属しており、スプリングにより発射可能でござる。
因みに付属のシールも当時品に準じている為にフロント部のゼックンの上にサイバトロンのエンブレムを貼り付ける指示になっているでござる。
流石に見た目は悪くなるのでシールは貼っていないでござるよ。 (笑)
まあ、本品の場合は騙そうと思って販売した悪意のある商品ではないでござるが、世の中知らずに済めば幸せな例えもあったりするので、今回は子供(?)の夢を壊すようなネタだったでござるかな?
しかし、気にする事はないでござるよ!
高価なプレミア品が買えなくて偽者ガマンする訳でなく、復刻版商品でござるから偽者ではないでござるよ。
偽者にはプレミアなど付かないでござるが、復刻版商品ならプレミア値が付く事もあるでござる!