ごきげんようでござる!
春は別れと出会いの季節であり、イロイロと改められ時期でござる。
拙者は鉄道ファンではないのでダイヤ改正による廃線や増便などは関係ないでござるが、やはり鉄道を見ていると自動車免許習得前の様々な哀愁に駆られるでござるよな。
ちゅー事で今宵は、バンダイのマシンロボ600シリーズより、蒸気機関車に変形するスチームロボ(MRB-5、スチームロボ、600円)の到着でござる!
本品は1982年にポピーから販売された最初期6体のマシンロボの1体のスチームロボ(MR--05、スチームロボ、600円)であり、途中パッケージやメーカーロゴがバンダイに変更したりした後で、更に1986年のテレビアニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」に合わせてパッケージと商品番号を変更して再び販売されたでござるな。
なお、本品はパッケーが変更されただけであり、基本的には本体仕様に変更が無く付属する説明書表記はMRB-5表記で新たにつくられたでござるが、付属のシールはMR-05表記のままでござるな。
さて、本品はSFマシンが支流の初期6体中唯一のアナログマシンでござるが、デザインが蒸気機関車なだけであり、設定上はロムトロロン核融合炉搭載の動力で、4Dワープ・テレポート能力を備えたハイテクマシンロボなのでござる。
なお、マシンモードは蒸気機関車風であり、ロボットモードの胸部に記されたD-5147の形式番号と実在の機関車とは異なるデザインでござる。
マシンモードでは転がし走行以外できないでござるが、小さくまとまった漆黒のボディは美しいは同時販売のマシンロボには負けていない魅力があるでござるな。
変形工程はおそろしく単純でござるが、シンプルなロボットモードのデザインは一品でござる。
ある意味、本品が後に販売されるの蒸気機関車系変形ロボの基本デザインを完成させたと言っても問題ないベストデザインでござる。
スチームロボ自体もSFマシンだけに留まらないマシンロボ600シリーズの可能性を示したコンセプトでもあるでござるよな。
なお、ロボットモードでの設定は腹部のオキシゾン・スモーク・ディスチャージャーから酸性のガスを発射する力強いマシンロボだそうでござる。
一応、タレビアニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」本編でも目だったエピソードは無いでござるが、その他大勢の1人として登場しており、デビルズアイランド周回レースに参加したり、エメラルド・シティでギャンドラーと戦っていたり、同型が多数存在するようでござるな。
マシンロボとしては地味な存在でござるが、マシンロボシロ600シリーズ商品としては勝ちある一品でござるよ。
商品人気でいえば新幹線系変形ロボの方が人気があり、バリエーションやリメイクも行われているするでござるが、是非ともスチームロボも大型化やリメイクしてほしかったでござるよな。 (笑)
まあ、海外展開を考えた場合は日本系蒸気機関車のデザインじゃ知名度がなかったのでござろう・・・
なお、本品に付属するシールは特急「はやぶさ」のヘッドマークぽいデザインだったりするでござるが、マシンモードでもロボットモードでも貼る場所が無い完全なオマケ的シールでござるな。
当時の600円による販売価格帯でのダイキャストパーツ及びメッキパーツの使用及び、塗装とシール表現に加えてオマケのシールが付属する商品価値は現行の玩具で表現するのは難しいでござるよな・・・ 自社オリジナル商品ゆえの強みが活かされた商品でござる。