ごきげんようでござる!
列車系変形合体ロボは多く存在するでござるが、その多くは先頭車両のみで、牽引した客車ごと変形合体する玩具は珍しいでござる。
今宵は3両編成の蒸気機関車風SLメカから変形合体を行い、電動走行まで可能なハイブリットロボ、SLレールオー(オープン価格)の紹介でござる!
本品は2011年(?)に㈱ウイングより販売されたチープTOYでござるが、もともとはSLレールガー(1996年販売?、オープン価格)の名前で販売された商品で、原色バリバリのカラーリングを大幅に変更し、パッケージを大型化した商品でござる。
見た目のド派手さは無くなったでござるが、おちついた商品になっているでござる。
ただ・・・ シール表現が如何にもチープTOYそのものなので工夫がほしかったでござるよな?
本品は機関車・動力車・客車の3両に加えて曲線レール(×4)、直線レール(×2)とサンプル電池(単3感電)一本が付属したセット商品で、購入後すぐに遊べる商品でもあるでござる。
なお、本品の機関車は変形ギミックを備えている為に2両目の動力車にモーターが仕込まれているでござる。
鉄道模型ファン的には機関車に動力が無いのが不満かもしれないでござるが、ギミック的には中央動力で押し出しと牽引が可能なので見た目の違和感がないでござる。
ただ・・・ SLレールガー時代は水色の客車に窓ガラス風のシールが貼られていたでござるが、本品ではなにやら妙なラッピング列車風なデザインになってしまったでござるよ。
本品は、もっと塗装で仕上げてしまえばソレなりに見栄えがするハズでござるが、そこはチープTOYゆえに販売価格を上乗せできない仕様なのでござるよな・・・
なお、専用レールもSLレールガー時代は黄色だったようでござるが、現在はプ〇レールを思わせる青色に変更されて見た目はもよくなっているでござるな。
うむ、やはり列車系玩具はレールの上を走ってなんぼでござるから、たとえ造形がチープであっても絵になるでござる。
なお、現在でも入手可能なハイブリットロボ・シリーズの付属レールは共通規格なので、買い足せばレールの延長やレイアウトの変更も可能でござるな。
ただ、列車本体は連結器の形状上3両以上の連結ができないデザインになっているでござる。
しかしまあ、本品がチープTOYである事と商品上のレールレイアウトを考えれば3両が妥当でござるよな。 (笑)
さあ、ロボットモードの変形は実質、動力車を除いた機関車と客車の組み換え変形で行われるでござる。
機関車系変形合体ロボらしいデザインに惚れるでござるが・・・
拙者の購入物は・・・ 両腕が右拳というエラー品なのでござるよな。 (笑)
いや~ チープTOYらしい製造ミスでござるよ・・・
そして、余剰パーツである動力車は・・・
脚部にセットすることにより、ロボットモードでも電動走行が可能になる正に「SL走行×合体×ロボ走行」のハイブリットロボになるでござるな!
デザイン上変なうえにまったく動かないでござるが、電動走行ギミックを考えれば帳消しにできる変形合体ロボット玩具でござる。
ただ・・・ ロボ走行では専用レール上の走行では曲線でバランスを崩して脱線するので直線専用なのが残念でござるよな。
まあ、レッシャモードは決められたレールの上を走行し、ロボットモードはレール外を走行する用途に応じた変形と解釈するべきでござろう。 (笑)
拙者も本品は980円で購入した訳でござるが、十分元をとれた玩具でもあるでござるよ。
なお、本品と同時販売された超特急レールオーは先頭車両を変更した成型色変更品でござる。
・・・しかし、このての玩具を見ているとトランスフォーマーもせっかくタカラトミーに合併した事でござるから、プラレール対応で6体合体可能なトレインロボ、ライデン(C-131、ライデン、4980円)をリメイクしてほしいでござるよな! (笑)