ごきげんようでござる!
さあ、今宵は前回に続き「勇者警察 ジェイデッカー」より、本品の登場ににより、スケール感を崩壊さた異色の勇者ロボ・・・
白バイ刑事・ガンマックス(白バイ刑事 ガンマックス、3980円)の紹介でござる!
バイク系変形ロボは数あれど、バイクの魅力とは搭乗者が乗っていてこそ絵になるモノでござるが、多くのバイク系ヘンケイロボは搭乗者なしで商品化されており、バイクとしての魅力に欠けるモノが多いでござるが、本品は搭乗者であるガンマックスを本体とし、サポートメカであるガンバイクとの合体による、バイク系変形ロボの弱点をカバーした商品なのでござる。
そう! ガンマックス単体では変形できない、極めて珍しい存在なのでござるが、肝心のガンマックスのプロポーションはスマートなアメリカンハイウェーポリス的ではなく、メタボでファットな悪徳警官風なプロポーションなのでござるよな。 (笑)
ガンマックスは、第2次ブレイブポリスポリス計画の、一般警察型BP-600型のハイウェーパトロール用BP-601型だったのでござるが、ブレイブポリスに転属された変わり者でござる。
本品の大きさは、他のブレイブポリスのメンバーと同じくらいに作られているのでござるが、デッカード(警察合体 ジェイデッカー、6000円)と比べてしまうとプロポーションの悪さが気になってしまうでござる。
しかし、警察手帳(勇者警察手帳)や制式拳銃(リボルバー)などの装備品は共通仕様な為に互換性があり、プロポーションは悪いが可動箇所は多い商品なのでござるよな。
そして、ショットガンを標準装備しているのも、日本の白バイ警官でなく、米国の白バイ警官を元にデザインされた名残でござる。
しかし、サポートメカのガンバイクのデザインはハーレーダビットソンではなく、ゴールドウィング風のデザインなのでござるな。
なお、ガンバイクは、ガンマックス専用に製作されたものではなく、ハイウェーパトロール用メガバイクを改造して、ガンマックス用サポートメカにしたモノなので、代わりがあると言えばあるメカニックなのでござる。 (?)
しかし・・・ いくらバイクに乗った巨大ロボットを登場させるためとはいえ、街中をメガバイクが走り回る日常ちゅーのは、如何なものでござるかな?
小回りが利くはずのバイクの特性を完全に無視しているでござる。
まあ、デカいバイクを乗り回すのはバイク乗りの夢でござるし、某国の地球ローラー作戦でバイク型戦艦を投入した事を考えれば、分からないでもないでござるな。 (笑)
そう! 下手なパトカーよりも無駄にデカイ白バイの方がムチャクチャな威圧感がある事は間違いないでござる! (笑)
さて、本品はジェイデッカーと同じく、電子ギミックが搭載されており、シート下に単4乾電池(×2使用)を挿入し、エンジン部左側のスイッチでパトランプの点滅とサイレン音が鳴るでござる。
しかも、サイレン音はデッカードやジェイローダーとは異なる電子音なのが芸が細かいでござる。
が・・・ 武器パーツであるリボルバー式拳銃とショットガンや電磁警棒は余剰パーツとなり、ガンバイクに収納できないのが辛いでござるな。
せめてショットガンは車体に取り付けられるようにしてもらいたかったでござるよ。
そのあとで本製品に電磁警棒が付属していることを知ってニヤリとした覚えが。
……今にして思うと、電磁警棒の存在をアピールするための作劇だったのかも知れませんね。
昨年ようやくDVD-BOXを手に入れそのビデオを捨てる事が出来た時のうれしさったら。
「ジェイデッカー」などはアニメごとリメイクしても通用しそうでござるが、イロイロと難しそうでござるな。
Ichi殿の言われるとおり、電磁警棒はサービスアイテムなのでござろうな。