トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

イボンコ、ぺっちゃんこ!

2006-09-10 09:04:58 | BW・リターンズ

イボンコ ぺっちゃんこ♪ イェイ!

イボンコ ぺっちゃんこ♪ イェイ!

イボンコ ぺっちゃんこ♪ イェイ!

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ーストウオーズ・リターンズの14話、「勝利の代償」の一場面を再現してみたでござる。

物語前半のクライマックスシーンで、コンボイ(BR-01、コンボイ、2999円)が死んだ(?)と思われるシーンで、イボンコ、ぺっちゃんこ♪イェイ!でごさる・・・

ビースト劇団の暴走が頂点に達した瞬間でござる。

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しかし・・・あの場面、どう見ても平面コンボイ・・・ イボンコ、ぺっちゃんこ♪イェイ! にしか見えないでござる。 日本語吹き替えでは、お笑いのビーストウォーズでござるが、米国では真面目な話でござる・・・で、平面コンボイ・・・何を考えているでござるか米国人? アレがアメリカンギャグでござるか?

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まあ、実際の映像では手を上げて踊ったりはせず、無言のままでござった。

それでも平面コンボイは無いでござるよ。

「でっかい顔」とか「モデル立ち」「シメサバみたいな顔」など見たまま直訳でセリフにするビースト劇団の面々・・・否!どこまで、日本語に訳した台本が存在するでござるか?

ビーストウォーズ本放送の時、コンボイだけは真面目にしてくれ、とスポンサーより釘を刺されていたそうでござるが、玩具の販売が好調の為に箍が外れたそうでござる。

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そして、ビーストウォーズ・リターンズでは通常TV放送ではは無いために、コンボイにもアドリブOKが承認されたそうでござる。

箍が外れた子安武人氏、演じるコンボイは第1話より、ノリノリに暴走でござる(笑)。

そして、問題の第14話にて、イボンコ・・・

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流石に本編でコンボイ(主役?)をイボンコと呼んじゃうのは不味いでござろう(笑)。 普通にTV放送したら、スポンサーよりクレームの嵐でござるよ? 一応、注意は受けたそうだが、スポンサーも見放した野放し状態でござる。

まあ、実際のところ、「面白ければいいじゃん。」でござる。 何度DVD見直しても13、14話の演出が良くわからないでござる。 直訳したところで、日本人には理解できない米国人の精神論でござるな(笑)。

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さて、商品のリターンズ版コンボイでござるが、海外版のビーストマシーンズ・バトルフォーザスパークのオプティマスプライマルとは若干塗装が異なるそうでござる。

しかし・・・小さいでござる。 一応メガサイズ商品とは言え、チータス(BR-02、チータス、2999円)やラットル(BR-03、ラットル、2999円)ブラックウィドー(BR-04、ブラックウィドー、1999円)が大きい・・・ナイトスクリーム(BR-09、ナイトスクリーム、3999円)に至っては無駄に大きいでござる。 何を考えているでござるか米国人?

う~む・・・ チータース(海外名、チーター)を主人公に据えた(?)ビーストマシーンズでは商品展開上チータスを目立たせる意味が強く出たと思われるでござる。

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ビーストマシーンズ版のコンボイ(海外名、オプティマスプライマル)は最初販売されたバージョンがTVアニメと似ても似つかぬデザインで、しかもDXサイズ・・・もちろん日本未販売でござる。 そして、TVアニメに似せたブラストパンチ・オプティマスプライマルが販売され、日本版コンボイとしてトイザらス限定販売商品として我々の前に姿を現すでござるな。 ブラストパンチの名からも判るように、コンボイの左手には肩アーマーを上下させる事により内蔵のゼンマイが巻かれ、スパーククリスタルを押す事により腕が伸びて、掌よりミサイル発射する凝ったギミックを搭載するでござるが、ハッキリ言って無駄!でござる。

すんなりと、両腕にスプリングで極太のミサイルを発射するギミックにした方が良かったと思うでござる。

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ビーストモードの顔も怖いが、頭上のボタンを押す事により歯をむき出すギミックは良いとしても、ビーストモードからロボットモードに変形する際の両腕の指の入れ換えギミックは必要だったでござるか? 疑問でござる。

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ビーストモードに成ると更に小さくなるので、不満でござる・・・

商品自体は小型商品では無いでござるが・・・ 他の商品が大きすぎるでござるよ。

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こんな事だから、チータスに指揮官の座を奪われ、イボンコって呼ばれるでござるな。

ラットルより小さいゴリラって嫌~んでござるよ。

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嗚呼! イボンコ、ぺっちゃんこ♪ イェイ!が頭から離れないでござる。


日本名はアルファーQ

2006-09-07 18:24:42 | トランスフォーマー スーパーリンク

Photo_725 Q~♪ Q~♪ Q~♪

アルファ~ア~Q~♪

と、いうことで日本未販売のアルファークインテッサ(日本名、アルファーQ)を入手したでござる。

Photo_726 アルファークインテッサはエネルゴン(スーパーリンク)商品で、TVアニメトランスフォーマー・スーパーリンクに置ける重要キャラクターでござる。

しかし、何故か日本では未販売に終わってしまったでござる。 何故! それは変形しないからでござる。 否! 日本人の子供に受けるデザインではなかったから? しかし、コレクターなら十分、限定品で販売すれば売れたでござろうに・・・?

海外ではエネルゴンキッカー(日本版とは別商品)に次ぐ変形しないトランスフォーマー商品でござる。

Photo_727 元になったデザインは、まんま、クインテッサ星人でござる。 

商品は若干TVアニメと異なるデザインであるが、気にしてはいけないでござる。(許容範囲内)

まず、ユニクロンと繋がっていた背中(後頭部?)ケーブルは削除され、代わりにミサイルランチャーが付属するでござる。(スプリングによるミサイル発射ギミックを持ち、両腕にも取り付け可能)

Photo_728 触手状の足は纏められトグロを巻いた状態(?)で台座と化しているでござるな。

そして3本ある触手(チェーンソー、ペンチ、放電?)はペンタブル(針金内蔵)でクネクネ動き、ポーズをとらせられる・・・ハズでござるが、ペンチの先端が重くて直立しなでござる・・・ 男として情けないでござるな。

否!コレには理由があり、実は台座には車輪が有り、転がし走行可能で、それに連動して触手の根元からグリグリ回転するでござる。 「奥さん、いい仕事しまっせ!」

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そして、忘れちゃいけない頭部の回転ギミックでござる。

3種類の顔が背中のスイッチで回転して別の顔に交互に表れる姿はコノ商品最大のセールスポイントでござる。 嗚呼! 長島雄一氏の声が聞こえるでござる~。

多重人格キャラを4人分も使い分ける技は流石でござるな! ん?4人・・・ OH! 何てこったい! 商品の顔は3人分・・・アニメでは4人部の顔があったでござるが?

Photo_732 まさか・・・4人分の顔を収める事ができなくて削除したとか・・・? 

考えられない事もないでござる。 もともとのクインテッサ星人は5人分の顔を持つデザインだったでござる。

それに、日本版(海外の扱いは不明?)には5人目の人格、あるふぁQ(声、前田ゆきえ)が存在するでござるが、固有の顔が存在せず、頭部カバーを閉じた状態だったような・・・ 大きさ的に5人分の顔を再現するのが不可能と判断して、4人目(賢人風?)を、なかなか出さなかったり、5人目(核となる少年?)は顔を出さない演出をしたのではないでござるか?

Photo_733 後は台座に3箇所と両腕にある凹部分6箇所に別売り(テラーコンに付属)のエネルゴンスターやエネルゴンウエポンを装着する事が可能でござる。

TVアニメでのアルファーQのエネルゴンスター装着の描写は無いものの9箇所に装着できるのはエネルゴンを集める象徴に見えるでござる。

サイズ的には指揮官らしく大型で、別売りのテラーコンと並べてみてバランスが良いでござる。

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ただ、海外商品特有の汚し塗装は要らないと思うでござるな。 しかし、何故にシックスショットと、同じく日本でも販売されなかったか謎でござる。

それと、アルファーQの4人格分の声とナレーション、次回予告を担当した、長島雄一氏でござるが、今年の8月24日に芸名を、チョー と、改名したそうでござる。

次回「イボンコ、ぺっちゃんこ!」 またまた、凄いことになっちゃうかも?


ゼンマイ歩行のススメ

2006-09-01 14:10:24 | トランスフォーマー・カバヤ(食玩)

Photo_707 トランスフォーマーは変形することにより、移動の為の機動力を増大させるでござる。

トランスフォーマー商品にはプルバックモーター(ゼンマイ)とか、電動モーターにより走行(歩行)ギミックを持つ商品も存在するでござる。

しかし、ロボットモードで2足歩行を行う商品はダイナザウラー(D-63、ダイナザウラー、6980円)と、その金型流用品のギガストーム(D-22、ギガストーム、4980円)くらいでござる。 まあ、どちらも恐竜型でござるが(笑)。 ダイアトラス(C-348、ダイアトラス、4980円)の場合は2脚走行で、歩行じゃないでござる。

そう、トランスフォーマーには完全2足歩行する商品が無いでござる。 

しかし、トランスフォーマー関連商品にはゼンマイによる歩行ギミックを持った商品が存在するでござる。

Photo_708 それが、Kabayaより販売の、トランスメタルスダッシュ!チョコ(全4種、250円)でござる。 正規ののトランスフォーマー商品では無いでござるが、トランスフォーマー関連の食玩でござる。

左より、①コンボイ(ビークルモード)、③ウォーキングコンボイ、④ウォーキングメガトロン、②メガトロン(ジェットローラータイプ)でござる。

各商品とも共通のネジ巻き式ゼンマイを搭載しているでござるが、①と②は車輪により走行し、カムによるターンピックで直線走行より、クルリと方向転換し走行するギミックを内蔵するでござる。

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対戦でブッけて遊ぶという技はむずかしいでござる。 チョロQに代表されるプルバック走行とは一味違う商品でござるな。

Photo_712③と④は2足歩行でござる。

デフォルメ体型に成ってはいるものの、雰囲気は良いでござる。

否! ゼンマイ歩行玩具とはデフォルメが基準でござる。

リアル体型による二足歩行商品も存在するが、それは大型のゼンマイか電動モーター搭載でござる。

Photo_713 しかし、このサイズはコレクションもしやすいでござる。

ゼンマイ歩行玩具のみ収集するコレクターもいるでござるからな。  拙者も、この他に数十体のゼンマイ2足歩行玩具を所有するでござる。(数は数えた事がないでござる)

遊び方としては、レースや土俵の上で相撲をさせるのが、一般的でござるか?

Photo_714このゼンマイ歩行玩具こそ、古来より伝わるカラクリ人形の子孫達でござる。 日本文化を伝える玩具であると言えるでござるな。

拙者的には、今のリアル志向に向かうトランスフォーマーに足りないものは、単純可動ギミックだと思うでござるが、如何でござるか? せっかくTOMYと合併したのだから、ZOIDSのギミックを取り入れ変形可能な新生トランスフォーマーを生み出してもよいと思うでござる。