トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

超次元大作戦

2010-01-21 21:33:21 | トランスフォーマー

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ごきげんようでござる!

今宵もミリオン出版より発行された書籍、トランスフォーマージェネレーション2009 VOL.3 (2100円)にて、2000セット数量限定で誌上通販された限定商品。

スキッズスクリーチ クオンタムオペレーティブVer.(6500円+送料・手数料1200円)より、茶色のコンパクトカーに変形するサイバトロン・次元間攻撃スペシャリスト、スクリーチの紹介でござる!

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本品は2009年度公開の映画「トランスフォーマー / リベンジ」登場の双子戦士、スキッズ(RA-10、スキッズ、2415円)&マッドフラップ(RA-15、マッドフラップ、2415円)をイメージした商品なのでござるが、映画版オリジナルであるマッドフラップの名前が使えなかったのか、スクリーチの名前は巻頭コミック原作であるサイモン・ファーマン氏による命名だそうでござる。

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商品自体は、1982年に販売されたダイアクロン商品(カーロボットNo,6、ホンダ・シティR、1500円)の成型色変更品で、ダイアクロン隊員を削除し一部シールを変更しシークレットエンブレムを貼り付けた商品でござる。

なお、同品は2002年に、サイバトロン大使、クロスカット(94、ロードレイジ&95、クロスカット、6000円)としてe-hobbyより限定通販された商品でござるよな。

因みに、スクリーチのパッケージイラストはクロスカットの流用でござる。

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なお、本品のカラーリングはダイアクロン版にも存在しないカラーリングでござる。

まあ、日本車では珍しいカラーリングのコンパクトカーでござるよな?

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本品には特別な設定がないでござるが、ドローンと表記されたモトコンポが付属しており、ハンドルを折りたたんでトランク部に収納が可能でござる。

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なお、本品は付属のシールを貼れば見栄えが良くなるでござるが、今回は貼っていないでござる。

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しかしまあ、本品はトランスフォーマーでは2度も通販限定商品として販売されているものの、通常販売が一度も無いという事実は実に皮肉でござる。

まあ、これも映画版「トランスフォーマー / リベンジ」が公開されたおかげの便乗商品でござるよな。 (笑)

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ロボットモードも日本人感覚であれば、そっくりな双子(一卵性双生児)のイメージが強く同じ顔のデザインで色だけ変更されて販売しがちでござるが、映画版スキッズマッドフラップが似てない双子であった為に、本品も頭部デザインが異なるバリエーションで販売できたでござるな。

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なお、ロボットモードの肩の位置は説明書に従っているので撫肩でござる。

まあ、これも別個体との差別化でござるよな。

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さて、スクリーチの設定は、スキッズが「次元スライド」粒子に関する初期実験の結果、現在の時空に取り残されてしまった別次元のスキッズで、「スクリーチ」と名を改めたうえ、スキッズの兄弟として行動を共にするようになったそうでござる。

まあ、はっきり言ってスクリーチは名前まで変えられた被害者でござるよな。

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ちゅーか・・・ 拙者は、いわゆる「召喚バトル」と呼ばれる他力本願な攻撃は好きじゃないのでござるよ、いっしょに力を合わせて戦うと言えば聞こえはいいでござるが、自分自身で努力せず召喚相手の都合を考えないで一方的に召喚しておいて、戦闘後は見返りも無く帰ってもらう都合のいい攻撃は、現在日本における企業と派遣社員のような感じで不愉快なのでござるよな。

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合体戦士は、手足を担当する戦士達の個性を束縛するとして、合体戦士を嫌う意見もあるでござるが、合体戦士は行動も同じくする為に平時の個性は保たれているでござる。

しかし・・・ 召喚戦士ともなると、戦闘時にしかお呼びがかからない、まったくの個性すらない武器扱いなのでござるよな。 召喚される立場としては、普段の生活があれば良いでござるが、普段はスリープ状態で保管されているとなると嫌なものでござるよ。

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なお、スクリーチの武装はスキッズと同じく、物質加速ピストルとクオンタムシールを装備し、オプションでミサイル発射機能の有るミサイルランチャーを装備できるでござる。

特殊能力は、ロボットモードで滑空し、フェーズキャノンは攻撃対象者を短時間「空白次元」に移すことができるようでござる? ・・・う~む・・・よく判らない設定でござるよな?

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なお、スクリーチスキッズと共にクオンタムオペレーティブ(量子捜査官)として無数の平行宇宙を自在に行動するようでござるが、本来の自分が存在していた時空か分からない為に戻る方法も探し続けているようでござる。

しかしまあ、何か非人道的な設定でござるよな・・・

拙者だったら、もっと単純に、実はスキッズ(VSZ、サンストリーカー&スキッズVSバズソー、3980円)は双子であったが、セイバートロン星を脱出時に生き別れとなり、ショックでボディカラーがくなってしまったが、奇跡の再開で元の緑色に戻った! (笑)

とか云う設定にしたいものでござるよ。

まあ、本品のパッケージは「トランスフォーマー・アンコール」風でござるが、G1世界とは異なるG1世界のトランスフォーマーであると解釈したいので、特定の時空(シリーズ)が判断できない商品としてみたでござる。


クオンタムオペレーティブ

2010-01-20 20:38:37 | トランスフォーマー

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ごきげんようでござる!

ミリオン出版より販売の書籍、トランスフォーマージェネレーション2009 VOL.3(2100円)にて行われた2000セツト誌上通販限定商品

スキッズスクリーチ クオンタムオペレーティブVer.(6500円+送料・手数料1200円)が到着したでござる。

事実上、拙者にとっては2010年度の初購入トランスフォーマー商品となったでござるな。

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さて、本品は新規製作のパッケージなのでござるが・・・

緑色の単色印刷なのでござるよな。

う~む・・・ デザインは「トランスフォーマー・アンコール」風なのでござるが、直接的には「トランスフォーマー・アンコール」商品ではないので別のデザインの箱でも良かったと思うのでござるよ。

しかも、本品はパッケージ裏にスペックカードが印刷されているのでカードが付属しないのでござる。

コレは頂けないでござるよな~ コレクター向けの商品であればあるほど細かい配慮が必要でスペックカードは付属させるべきなのでござるよな。

そう、パッケージは窓の部分を刳りぬいているので、このスペースにスペックカードを印刷するかベロ部分に印刷するなどでも、安上がりに済ませる方法はあるでござる。

まあ、片面印刷になるでござるが、無いよりはマシでござるかな?

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なお、本品の説明書はスキッズスクリーチ共通の説明書が1枚付属するでござるが、付属シールは個々に付属するでござる。

ちゅー事で今宵は、サイバトロン次元間倫理研究員、スキッズの紹介でござる!

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本品は2009年公開の映画「トランスフォーマー / リベンジ」版スキッズ(RA-10、スキッズ、2415円)をイメージした初代G1版スキッズ(VSZ、サンストリーカー&スキッズVSバズソー、3980円)の成型色変更品で、いわゆる映画便乗商品でござるな。 (笑)

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スキッズの商品自体は、1983年に販売されたダイアクロン商品(カーロボットNo.9、ホンダ・シティターボ(青)、1500円)の流用で、ダイアクロン隊員とモトコンポが削除され、一部シールの変更とシークレットエンブレムを貼り付けて販売された商品でござる。

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なお、2009年にもスキッズは「トランスフォーマー・アンコール」商品(TFアンコール018、スキッズ、3150円)として再販されているでござるが、本品ではモトコンポが削除されずに残されており、説明書にはドローンの名称で記載されており、トランク部に収納が可能でござる。

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ドローンには特別な設定が存在しないでござるが、おそらくは多目的観測機の一種でござろうな?

何はともあれ、ドローンの付属は喜びたいでござる。

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ドローンのハンドルは折りたたみ式で付属のシールを貼れば見栄えが良くなるのでござるが、今回は貼っていないでござる。

・・・しかし・・・ スクリーチ付属のドローンと並べると、二昔前のグリコのオマケを思いおこさっせるカラーリングでござるよな。

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なお、緑色のオートボット(ダイアクロン版含むカーロボット)は、安っぽいイメージがあるでござるが珍しくも斬新だと思うのでござるよな。

まあ、盲点的なカラーリングと呼べるでござる。

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ロボットモードは鮮やかな緑色が似合うデザインでござる。

なお、今回の写真の肩の位置は間違っていると思うのでござるが、説明書やパッケージ写真を参考にしたもので、拙者的にはG1版スキッズと差別化を図ったつもりでござる。 (笑)

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そう、本品の設定では詳しい時代背景が記載されておらず、ボディは「次元スライド」粒子でコーティングされた特殊アーマーで、自らの理論で予言された「次元間を移動する粒子の存在」が実証された時代のスキッズのようなのでござるよな?

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まあ、「次元を移動する粒子」とかになると「ATTERNITY」の設定になるのでござるが、本品はオルタニティとは別次元で進化した存在ではなく、研究の末に次元移動を可能にした何処かの次元のスキッズのようでござる?

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う~む・・・ 相変わらずヤヤコシイ設定でござる。

何故にもっと単純化できないのでござるかな?

まあ、アルマダ理論における多重世界のトランスフォーマーはシリーズ物では便利で御都合主義な代物でござるよ。 (笑)

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さて、本品の武装は物質加速ピストルと敵からの銃撃を減速させるクオンタムシールドを装備し、オプションでミサイル発射可能なミサイルランチャーを装備する事が可能でござる。

なお、武器の取り付けには決まりが無いようでござるが、今回は説明書を参考に取り付けてみたでござる。

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更に設定では、近接する別次元より最大4体のスキッズ(別次元の本人?)を呼び寄せ、一緒に戦う事ができるそうなのでござるが・・・

行き成り召喚される身にもなってもらいたい設定でござる。

否! 某平成シリーズ10周年の変身ヒーローと同じ様な特殊能力でござるよな。

アチラも世界観がシリーズ別々でござるから、世界を繋いで世界観を壊す道を選んだのでござるよな・・・ しみじみシリーズ物で共通世界を守る事は難しいでござるよな。 (笑)


超建設合体 スーパービルドタイガー

2010-01-19 05:14:39 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

3体合体の完成形合体ロボにパワーアップで更に支援メカ(ロボ)が合体する場合は後からムリヤリ合体させる場合と最初から4体合体を見越して設計される場合があり、前者には辻褄あわせの為に造形的にも変なデザインに成りがちでござるが、後者はスムーズに組み替え合体が行えるでござる。

しかし、だからといって最初から追加合体する設計の商品が優れているとは云えない数々の問題点が有るのも事実でござる! (笑)

さあ今宵は、1994年展開の勇者シリーズ「勇者警察 ジェイデッカー」よりビルドチームの3体が合体するビルドタイガー(建設合体、ビルドタイガー、4980円)に、ドリルタンクに変形するドリルボーイ(建設合体4、ドリルボーイ、1980円)が加わり、4体合体でパワーアップしたスーパービルドタイガー(超建設合体、スーパービルドタイガー、6960円)の紹介でござる!

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スーパービルドタイガーは後発の追加合体商品である為に、4体合体セットも販売されたでござるが多くの御仁は単品販売のビルドボーイを購入して4体合体を再現させた事と思うでござる。

無論、拙者も単体販売で揃えたでござるが、商品的には同じでも4体合体セットの箱の方が貴重なので、現在のプレミア値でもバラ売の箱入り4体セットよりも4体合体セットの箱入りの方が販売価格が高く成っていたりするので中古で購入を考える御仁は注意されたしでござる。 (笑)

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ブレイブポリス所属のビルドチームは建設車両で構成されており、事故・災害時の現場復旧や救助を目的としていたでござる。

チームリーダーはクレーン車に変形するコンバット刑事・マクレーン(建設合体1、マクレーン、1980円)で、商品は唯一の電子ギミック(ボタン電池LR-44あるいはV13GAを2個使用)を搭載しておりパトランプが光りサイレンが鳴るでござる。

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パワーショベルに変形するカンフー刑事・パワージョー(建設合体4、パワージョー、1500円)は、チームNo.1のパワーの持ち主で拳法を得意とするでござる。

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大型ダンプカーに変形するレスラー刑事・ダンプソン(建設合体3、ダンプソン、1500円)はレスリングなどの肉体格闘技を得意とするでござる。

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そして増員メンバーであるサッカー刑事・ドリルボーイは、ドリルタンクからジェット機モードに変形するビルドチーム唯一の航空戦力でもあるでござる。

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ビルドチームには連結機能があり合体建設車両となってキャタピラ走行のパワージョーを道路もキズ付けずに運ぶ3体連結が可能で、更にドリルボーイに付属する連結用パーツを取り付けることにより4体連結を可能とするでござる。

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ドリルボーイを先頭とした4体連結モードは、移動用形態と云うよりも戦闘用突撃形態で、タイガーギムレットとも呼ばれるでござる。

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商品の連結ギミックは前作の「勇者特急 マイトガイン」のドリル特急(ドリル特急合体、マイトカイザー、6800円)の影響を大きく引き継いでいるでござるが、商品サイズ的にはドリル特急よりも小柄なので扱いやすい商品でござる。

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まあ、ドリル信者としてはドリルを先頭に配置するデザインは王道でござるよな。

そう、「ドリルは男のロマン!」でござる!

「ドリルが嫌いな男子はいない!」でござるよな。 (笑)

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ビルドタイガーへの3体合体は、マクレーンが本体及び右腕を担当し、パワージョーが左腕とキャタピラ部に分割され、キャタピラは両足を担当するダンプソンと組み合わされるでござる。

基本的には警察手帳やリボルバー式制式拳銃などは余剰パーツとなるものの、個人装備の武器は組み合わさりビルドタイガー用の武器と成る事で合体用パーツを使用せず3体合体が可能でござる。

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建設合体 ビルドタイガー

3体合体後のプロポーションの良さと胸の虎が見事な商品でござる。

警察所属ロボとは思えないデザインも、「それはカッコイイからだ!」で納得できる商品でござる。

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さあ、続いてはドリルボーイを加えた超建設合体でござる!

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既に3体合体で完成形であるビルドタイガードリルボーイを合体させるパワーアップ合体では、ドリルボーイは5分割され追加装甲となるでござる。

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先ずは、ビルドタイガーの脚部に取り付けられたキャタピラを外し、ドリルボーイの脚部ブロックを合体させ、翼パーツとキャタピラを組み合わせるでござる。

続いて、ビルドタイガーの左腕を担当するパワージョーの腕の位置を合体位置に変更させるでござる。

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組み立てた翼パーツは背中に取り付け、ドリルボーイ本体である胸部パーツはビルドタイガーの胸部凸ジョイントに合体されるでござる!

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超建設合体 スーパービルドタイガー

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胸に輝く黄金の虎と両肩のドリルがゴージャス感を増しマクレーンの電子ギミックがそのまま使えるインパクトの強いデザインでござる。

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そう! 意味は無いが背中に背負ったキャタピラと翼はメッキ処理された胸部の虎の意匠と同じく男心を擽るデザインでござる。

これぞ、合体ロボの真骨頂でござるよな。

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スーパービルドタイガービルドタイガーと同じく、基本人格はマクレーンで火器管制を担当し、パワージョーが運動制御、ダンプソンが出力制御を行うでござる。

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ビルドタイガーでは肩のタイガーキャノンと右手に保持するライアットガン以外の武器はなく、肉弾戦中心だったでござるが、ドリルボーイの加入によりタイガービームやドリルパンチ・ビルドクラッシャーなどの必殺技や、タイガーファングなどの連携技も増え大幅に戦闘能力がアップしたでござる。

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しかし・・・ 玩具では合体は再現できたものの・・・ 4体合体により、ただでさえ少ない両腕の可動部分が背中の翼のおかげで・・・ 

全く動けない状態になったのでござるよな。 (笑)

いや~困ったものでござる。

しかも、ドリルボーイに装備されたミサイル発射ギミックも合体後は脚部と成った事で使用できないなどの欠点も発生するでござる。

まあ、拙者的には好きな商品でござるが、本品は可動を無視して合体を再現した訳でござるから商品としては少々残念でござるよな。 

そう!TVアニメの作画では嘘はいくらでも描けるでござるが、商品となるとイロイロとギャップが有るでござる。 (笑)


サッカー刑事

2010-01-16 20:09:03 | 勇者シリーズ

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1993年、日本プロサッカリーグが発足した年の流行語には「Jリーグ」が選ばれ以後「J〇〇」と何でもかんでも略すような風習が付いてしまったでござる。

無論1994年展開の勇者シリーズ第5弾「勇者指令 ジェイデッカー」もモロに影響を受けた作品でござるし、登場勇者ロボでさえ露骨なデザインを取り込んだJリーグブームちゅーのは異常だったでござるが、人気素材を何でも取り入れるのは玩具タイアップアニメの宿命でござる。 (笑)

今宵はブレイブポリス所属、形式番号BP-304型こと、

サッカー刑事・ドリルボーイ(建設合体4、ドリルボーイ、1980円)の紹介でござる!

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本品は「勇者警察 ジェイデッカー」商品として、単体販売とビルドチーム(建設合体、ビルドタイガー、4980円)との4合体セット(超建設合体、スーパービルドタイガー、6960円)の2種が販売されており、箱以外の本体仕様には違いが無いようでござる。

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ドリルボーイは、その名の如く勇者シリーズ伝統のドリルタンクに変形する定番の勇者ロボでござるが、本シリーズのドリルの立ち居地は3体合体の2番勇者ロボをパワーアップ合体させる4体目の増援勇者ロボでござるよな。

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まあ、建設車両で構成されたビルドチームの増援メンバーでござるからドリルタンクは違和感が無いものの・・・

「ドリルは男のロマン!」

を理解する熱い心の持ち主、冴島十三警視総監の完全な趣味でござろうな。 (笑)

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なお、タテマエ上はビルドタイガー合体時における装甲・防御力強化などでござる。

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商品ギミックはドリルの回転やキャタピラの回転は無いものの、転がし走行とサッカーボール型ミサイルのサッカーボムを発射するでござる。

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更に飛行形体(ジェット機モード)に変形する訳でござるから趣味丸出しのデザインでござるよな! (笑)

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まあ、拙者としては・・・ 造形的には、もうチョット翼が大きかったり、機体後部に噴射口が設けられていればドリルジェットとしての説得力のあるデザインなのでござるが・・・

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「翼という概念に縛られているかぎり人間は飛ぶことができない!」

「空を飛ぶのは、飛びたいと思う強い意志だ!」

と云う、航空力学を全く無視した熱い想いを形にしたデザインなのでござろうな。 (笑)

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ホント!趣味の力とは怖ろしいものでござる。

不可能を可能に変えてしまう力は勇者の所業と何の変わりも無いでござるよな。

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ドリルボーイの変形は、4体合体時の増加装甲パーツも兼ねているので分割式のブロツク変形方式を採用した組み換え変形でござる。

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ロボットモードのデザインは警察用ロボとは思えぬドハデなデザインで、数ある変形ロボット玩具でも胸部にサッカボールを配置した商品は稀に見るデザインでござる。

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設定では新素材ブレイブニュウムY製のボディである為に強固なボディでござるから商品はサッカー選手に似使わないほど立派な体格をしているでござる。

TVアニメの作画では程よい体型なのでござるよな。

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商品付属品は、警察手帳とリボルバー式制式拳銃が標準装備されており、固有武装は脚部のマシンガンより発射されるサッカーボムでござる。

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更に、胸部のサッカーボールはダミーでござるが、サッカーボムと同サイズのプラスチック製塗装済みサッカーボールが別個に付属するでござる。

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サッカー属性のロボット玩具では必須の付属品でござるが、勇者ロボにおいては初の付属品であり、合体や単体ギミックに関わるパーツではなく只のアクセサリーパーツなのでござるよな。

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まあ、これぞサッカー刑事たる必然性パーツでござるよな。

なお、パッケージには的(ペーパーターゲット)が印刷されており、サッカーボムによる的当てゲームが楽しめるでござる。

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さて、本品に付属する白い連結パーツは、4体連結時に使用する合体用パーツで、突撃技であるタイガーギムレットでは先頭を担当するでござる。

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スーパービルドタイガーでは5分割され、胸部及ぶ脚部の増加装甲パーツとなり、翼はパワージョー(建設合体2、パワージョー、1500円)のキャタピラと組み合わせて翼となるでござる。

なお、超建設合体の紹介は後日に回させていただくでござる。

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まあ、個性豊かなブレイブポリスの中に有ってもドリルボーイが一番個性的デザインで他のシリーズでも類を見ない勇者ロボでござるよな。

ただ・・・ 残念なのは、他のビルドチームのメンバーと比べてしまうと、TVアニメとは異なり大柄な事でござる。 (残念)


REVENGE OF THE FALLEN

2010-01-12 22:12:09 | 劇場版・TFR

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ごきげんようでござる!

劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」のDVD&Blu-rayが発売され、あらためて観賞してみれば、イロイロと新発見があったりしたでござる。

無論、今回もDVD購入特典と限定版商品の為にDVD2枚と本体を持っていないでござるが、Biu-ray1枚を購入してしまったでござる。 (笑)

まあ、前回はHD-DVD本体を購入してまでスタースクリーム(MA-08、スタースクリーム・ヴァルディア・レッド・モデル、非売品)を入手したわけでござるが・・・ 購入2週足らずで東芝がHD-DVDから撤退を発表したときには流石に落ち込んだでござる。

その事を考えれば、今回は安い買物でござるかな?

ちゅー事で、限定版DVD関連商品は別の機会に回すとして今回は「トランスフォーマー / リベンジ」の原題である「TRANSFORMERS REVENGE OF THE FALLEN」を示すキーワードキャラクターであるザ・フォールン(RD-10、フォーレン、3990円)の襲来でござる!

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本品は2009年の「トランスフォーマー / リベンジ」商品として映画公開後に販売された商品で、ネタバレ防止の為か映画公開前は、エイリアン(仮)の名前で表示されていたのでござるが・・・

いざ商品が販売されてみるとフォーレンという商品名で販売されたのでござるよな?

う~む・・・ 最重要キャラクターであるフォールンの名前で販売できないとは・・・ 商標上の問題でござろうか?

ならば、海外表記であるザ・フォールンでも良さそうなものでござるが、コチラも何処かで商標登録されているのでござろうか?

うむむ・・・ タイトルや本編で公称される名前が商品に使えないのは大いに問題が有る事でござるよな? 商品名の問題は売り上げはモチロンの事、トランスフォーマーの世界感まで変えてしまう恐れがあるでござる。

まあ、コンボイオプティマスプライムと同じく日本名、フォーレン=海外名、ザ・フォールンで納得するしかないでござるかな?

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さて、本品はロボットモードの状態でパッケージングされており、ヴィークルモードもエイリアンジェット(宇宙船)と云う、映画を見ないと何がなんだか分からない商品でござる。

まあ、見ても細部は確認できないでござるが。 (笑)

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さて、拙者も最初に本品を変形させた印象は・・・

デビルサタ~ン♪キャスモドン♪ファルゴス♪ザリオス♪ぶ~飛ばせ~♪

の歌詞を思い出してしまったでござる。 (笑)

まあ、似ていると云うわけでもないのでござるが、マシンロボ・デビルインベーダーのキャスモドン(MRD-101、キャスモドン、600円)を思わせるカラーリングと足の形状にはデジャブーを感じた訳でござるよな。

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本品のヴィークルモードでは折りたたみ式の着陸脚が3箇所設けられているでござるが、特質すべきギミックは無いでござるな。

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本品のロボットモードは異質なデザインの多いディセプティコン陣営のなかでも、更にデザインラインが異なっており意味不明で土着民族的な宇宙人(?)ぽいデザインでござる?

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まあ、ザ・フォールンは、トランスフォーマーの先祖である「最初の13人(7人のプライム)」のうちの一人なので、現行トランスフォーマーとはデザインラインが異なっていて当たり前なのでござるが・・・

何ゆえに、拘束具の様に腕と腰が繋がっているのでござろうか?

デザイナーから言わせれば何らかの意図のあるデザインだそうでござるが、劇中や玩具では意味を成していないのでござる。

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本品は土着民族の仮面を思わす頭部や突起部分は軟質パーツで製作されており、クリアレッドのエネルギー吸収パネルを展開したサヴェッジモードに変形するでござる。

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エネルギー吸収パネルの展開には連動変形(オートモフ)が採用されているのでござるが、劇中でもサヴェッジモードは特に紹介されていないギミックでござる。

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商品の腕の可動には、腰部とのジョイントを外す必要があり、メンドクサイ商品でござるが、本品の可動箇所は意外と多いのに驚かされるでござる。

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しかし・・・ 可動箇所が多いにも関わらず、デザイン上ポーズが決まらない商品なのでござるよな。 (笑)

せめて劇中で使用していた槍状武器でも保持できれば、それなりに絵になるのでござるが、本品には付属しないでござる。

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更にメッアライブ機能は脚部に設けられており、膝を曲げると装甲がスライドし、爪に仕込まれたバネの御蔭で、足を地面から離すと爪が閉じるでござる。

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劇中で原住民を踏み潰すシーンを意識したギミックだそうでござるが・・・

それよるも槍状武器の方が欲しかったでござるよな。

まあ、本品の脚部はギミックが仕込まれているにも関わらず接地性が高いところは評価したいでござる。 (笑)

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ザ・フォールンは、初代リーダーである7人のプライムの一人であったが、その兄弟達を裏切り堕落した者と云うのが大まかな設定であり、そこまではいいのでござるが・・・

今回の映画出演では、前作の映画設定(偶然によるトランスフォーマーとのファーストコンタクト)を無視し、実は過去の地球にザ・フォールン以下のプライムがエネルギー探査の為に地球に訪れていたという御都合主義に作り変えられていたのでござるよな。

セイバートロン星崩後のメガトロン(MD-07、メガトロン、6825円)不在期間のディセプティコンの指揮系統等には問題が生じるのでござる?

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復活したメガトロン(RD-01、メガトロン、7140円)とザ・フォールンは顔見知りの師弟関係にある訳でござるから、セイバートロン星を失くし大量のエネルギーを欲するのであれば、メガトロン探査など行わず、ザ・フォールン自身が早々に下準備が出来ている地球に来るべきなのでござるよな?

う~む・・・ 相変わらず回りくどい物語でござるよな?

米国人は無駄な様式美を嫌い必然性を重視するはずでござるが、事フィクションの世界では主人公中心の回りくどい話になるのでござるよな?

まあ、拙者的に言わせてもらえば前回の映画でセクター7が要らなかったのと同じく、本作ではザ・フォーレン自身が出てこなくともストーリー的に成立は出来ていたはずなのでござるよ。

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う~む・・・ トランスフォーマーの歴史観を追体験させたい映画だったらしいでござるが、余計に話を矛盾させたような映画でござるよな?

確かに、今回の「トランスフォーマー / リベンジ」は前作よりも面白くなっているのでござるが・・・ 単純にして奥が深いトランスフォーマーを表現したとは言い難い作品でござる。

まあ、拙者的には現・ディセプティコンのリーダーであるメガトロンの後に控える最高権力者ちゅーディセプティコンの権力二重構造は、現・日本国政府を見ているようで実に不愉快なのでござるよな。 (笑)