ごきげんようでござる!
今宵もミリオン出版より発行された書籍、トランスフォーマージェネレーション2009 VOL.3 (2100円)にて、2000セット数量限定で誌上通販された限定商品。
スキッズ&スクリーチ クオンタムオペレーティブVer.(6500円+送料・手数料1200円)より、茶色のコンパクトカーに変形するサイバトロン・次元間攻撃スペシャリスト、スクリーチの紹介でござる!
本品は2009年度公開の映画「トランスフォーマー / リベンジ」登場の双子戦士、スキッズ(RA-10、スキッズ、2415円)&マッドフラップ(RA-15、マッドフラップ、2415円)をイメージした商品なのでござるが、映画版オリジナルであるマッドフラップの名前が使えなかったのか、スクリーチの名前は巻頭コミック原作であるサイモン・ファーマン氏による命名だそうでござる。
商品自体は、1982年に販売されたダイアクロン商品(カーロボットNo,6、ホンダ・シティR、1500円)の成型色変更品で、ダイアクロン隊員を削除し一部シールを変更しシークレットエンブレムを貼り付けた商品でござる。
なお、同品は2002年に、サイバトロン大使、クロスカット(94、ロードレイジ&95、クロスカット、6000円)としてe-hobbyより限定通販された商品でござるよな。
因みに、スクリーチのパッケージイラストはクロスカットの流用でござる。
なお、本品のカラーリングはダイアクロン版にも存在しないカラーリングでござる。
まあ、日本車では珍しいカラーリングのコンパクトカーでござるよな?
本品には特別な設定がないでござるが、ドローンと表記されたモトコンポが付属しており、ハンドルを折りたたんでトランク部に収納が可能でござる。
なお、本品は付属のシールを貼れば見栄えが良くなるでござるが、今回は貼っていないでござる。
しかしまあ、本品はトランスフォーマーでは2度も通販限定商品として販売されているものの、通常販売が一度も無いという事実は実に皮肉でござる。
まあ、これも映画版「トランスフォーマー / リベンジ」が公開されたおかげの便乗商品でござるよな。 (笑)
ロボットモードも日本人感覚であれば、そっくりな双子(一卵性双生児)のイメージが強く同じ顔のデザインで色だけ変更されて販売しがちでござるが、映画版スキッズ&マッドフラップが似てない双子であった為に、本品も頭部デザインが異なるバリエーションで販売できたでござるな。
なお、ロボットモードの肩の位置は説明書に従っているので撫肩でござる。
まあ、これも別個体との差別化でござるよな。
さて、スクリーチの設定は、スキッズが「次元スライド」粒子に関する初期実験の結果、現在の時空に取り残されてしまった別次元のスキッズで、「スクリーチ」と名を改めたうえ、スキッズの兄弟として行動を共にするようになったそうでござる。
まあ、はっきり言ってスクリーチは名前まで変えられた被害者でござるよな。
ちゅーか・・・ 拙者は、いわゆる「召喚バトル」と呼ばれる他力本願な攻撃は好きじゃないのでござるよ、いっしょに力を合わせて戦うと言えば聞こえはいいでござるが、自分自身で努力せず召喚相手の都合を考えないで一方的に召喚しておいて、戦闘後は見返りも無く帰ってもらう都合のいい攻撃は、現在日本における企業と派遣社員のような感じで不愉快なのでござるよな。
合体戦士は、手足を担当する戦士達の個性を束縛するとして、合体戦士を嫌う意見もあるでござるが、合体戦士は行動も同じくする為に平時の個性は保たれているでござる。
しかし・・・ 召喚戦士ともなると、戦闘時にしかお呼びがかからない、まったくの個性すらない武器扱いなのでござるよな。 召喚される立場としては、普段の生活があれば良いでござるが、普段はスリープ状態で保管されているとなると嫌なものでござるよ。
なお、スクリーチの武装はスキッズと同じく、物質加速ピストルとクオンタムシールを装備し、オプションでミサイル発射機能の有るミサイルランチャーを装備できるでござる。
特殊能力は、ロボットモードで滑空し、フェーズキャノンは攻撃対象者を短時間「空白次元」に移すことができるようでござる? ・・・う~む・・・よく判らない設定でござるよな?
なお、スクリーチはスキッズと共にクオンタムオペレーティブ(量子捜査官)として無数の平行宇宙を自在に行動するようでござるが、本来の自分が存在していた時空か分からない為に戻る方法も探し続けているようでござる。
しかしまあ、何か非人道的な設定でござるよな・・・
拙者だったら、もっと単純に、実はスキッズ(VSZ、サンストリーカー&スキッズVSバズソー、3980円)は双子であったが、セイバートロン星を脱出時に生き別れとなり、ショックでボディカラーが青くなってしまったが、奇跡の再開で元の緑色に戻った! (笑)
とか云う設定にしたいものでござるよ。
まあ、本品のパッケージは「トランスフォーマー・アンコール」風でござるが、G1世界とは異なるG1世界のトランスフォーマーであると解釈したいので、特定の時空(シリーズ)が判断できない商品としてみたでござる。