トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

メガトロンまかり通る

2012-03-13 19:13:39 | 劇場版・TF3

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れでぃすおんどじぇんとるまん!

あんどおとっあんおっかさん!

今宵は映画「トランスフォーマー /ダークサイド・ムーン」登場のディセプティコン破壊大帝、メガトロン(DD-01、メガトロン、4200円)の登場でござる!

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本品は2011年5月に販売された完全新作のボイジャークラス商品でござる。

無論、日本販売品はメックテックウォーズ対応カードが2枚付属しており、映画公開前に販売された第1弾商品と云う事で、ディセプティコン側のフラッグアイテムでもあるのでござるが、その玩具仕様により映画本編のネタバレでもある商品でござるな。 (笑)

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そう。  本品は歴代メガトロン様では初と成るタンカートラックでデザインされており、前作前々作とはイメージを一新したヴィークルモードになっており、如何様な活躍が想像を含ませるミスリードな商品だったので劇中の描写を見てイメージが違ったと思う御仁も多くいた事でござろう・・・ (笑)

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さて、ヴィークルモードは米国のMACK社製トラックと云う事で販売されており、パッケージや車体にもMACKの文字が書かれていたりするのでござるが・・・

映画本編ではM915ラインハウル リプレイスメント トラクター&トレーラーが使用されていたそうなので、実車と商品には若干のイメージが異なってイいたりするでござる。

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そう、本品の場合は綺麗すぎて劇中のボロいイメージが皆無なのでござるよ。 (笑)

しかも、「マッドマックス」とかの世紀末バイオレンス映画に登場するようなバンパーに施された突起なども再現されていないし、幌の取り付け位置も異なっていたりするでござる。

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一応車体には汚し塗装が施されているでござるが、劇中イメージを伝える為には全体塗装で、これでもかというくらいのサビや塗装剥げの汚し塗装が必要でござるな。 (笑)

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しかも、商品サイズはボイジャークラスなのでござるがヴィークルモードの大きさがデラックスクラスなみなので若干スケール感に欠けるところがあるでござるな。

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本品のヴィークルモードでのギミックは転がし走行の他に車体側面にC型ジョイント武器対応ジョイント2ヶ所よメックテックウェポン対応ジョイントを4箇所有しているでござる。

また、軟質パーツ製の幌は着脱可能であり、付属のメックテックウェポン(メガフュージョンカノン)はヴィークルモードと一体と成ったデザインが採用されタンク部分を担当するでござる。

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メガヒュージョンカノンはタンクのハシゴ部部bbを押す事で展開し、固定も可能なメックテックウェポンでござる。

設定では、更なる改良を加えたトランスフォーマー虐殺兵器だそうで、反物質作用で宇宙空間でも使用可能だそうでござる。

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ただ、設定はあくまで玩具設定であり・・・ 劇中ではヴィークルモードによる攻撃描写などは一切無くフュージョンカノンの発射反動に耐えられるのかさえ不安なボロ状態だったので装備されていないのかもしれないでござる? (笑)

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確かに戦車や装甲車のことを考えれば目立たないヴィークルモードでもあるでござるが・・・

未整地なアフリカならまだしも、舗装されたシカゴの町並みでは逆に目立ってしまう存在でもあるでござる。

拙者的には同じタンカートラックでもマッドマックス的なビジュアルではなく、ディセプティコンを率いる破壊大帝としてはカリスマ性の有る小奇麗なタンカートラックの方が良いような気がするでござるよ? (笑)

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ロボットモードの上半身の変形は複雑で幌部部bbは別子取り付けでマントとしてまとう設計になっているでござる。

歴代トランスフォーマー商品ではマントまで再現した商品は初となるでござるが・・・

イマイチ有り難味があるような」無いような存在でござる・・・

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本品のロボットモードを最初に見たイメージは、破壊大帝の座も全てを捨てた復讐者に見えていたのでござるが・・・ いざ映画を見てしまうと・・・ すごく惨めで落ちぶれた存在に見えてしまうのでござるよな・・・

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劇中同様に本品も半壊したままの頭部をボロギレで隠しているわけでござるが、流石に時系列を考えれば前作からの破損箇所も修理されていても良いはずなのに、そのままモデルチェンジとは・・・

う~む・・・ 前作でのジェットファイアー(RA-13、ジェットファイアー、7140円)のポンコツ描写が好評だったとは言え・・・ 今作のメガトロン様でソレをやられちゃうと喜んでいいのか悪いのか悩むところでござるよ。

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そう、拙者的イメージの劇場版でのメガトロン様は第1作(MD-07、メガトロン、6825円)では地球人に身体を弄繰り回されたうえに、そんな馬鹿なのオチで絶命し・・・ 

第2作(RD-01、メガトロン、7140円)では復活しての逆襲が期待されるも、師匠(RD-10、フォーレン、3990円)が登場し、頭が上がらず撤退・・・

第3作である本作では補給兵まがい登場で、幼生のディセプテイコンを育成する姿は完全に隠居生活で余生をすごす老人に成り果てていたでござるよな・・・

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しかも、今作では本当の黒幕(DA-02、センチネルプライム、8400円)が登場して見せ場を奪われたあげくに逆切れして、オートボットに休戦を申し出るも「おことわりします!」で絶命するなど完全な小物に成り下がった最後には納得がいかないのでござるよな・・・

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う~む・・・ 映画製作側はメガトロン様を理解していないと云うか・・・ メガトロン様の破壊大帝なイメージを落とす為に映画を製作したのではないでござるかな? (笑)

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さて、ダークサイド・ムーン版メガトロン様の能力値は、体力(10)、知力(10)、速度(10)、耐久力(10)、地位(10)、勇気(9)、火力(10)、技能(9)と記載されており、前作と変わらないでござるが、劇中描写をみているとニュージョンカノンが無いだけではなく、簡単にセンチネルプライムに伸されたり、オプティマスプライム(DA-15、ジェットウィング・オプティマスプライム、15540円)に瞬殺されるなどかなり弱体化していたりするでござる。

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そう、ほとんど面識の無いカーリーに「センチナルの金魚の糞」と馬鹿にされる姿は情けなかったでござるよな・・・

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まあ、「トランスフォーマー」らしい後先を考えない演出といえば納得もできるのでござるが・・・

悪く言ってしまえばダークサイド・ムーン版のメガトロン様は「老害」でしかない感じなのでござるよ・・・

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なお、本品と劇中のイメージを高めるには全体的に汚し塗装を施す必要があったり、身体に鎖を巻いたり、背中に劇中で使用したライフル状の武器を背負わせるなどのディテールアップが必要と思うでござる。

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本品はメックテックウェポンのおかげで劇中の武器が再現されていないのが残念でござるが、あのライフル状の武器こそ今作を語る上での大事なアイテムだったのでござるよ!

まず、メガトロン様の耐久力が衰えたおかげでフュージョンカノンが使えなくなった事はそうぞうできるでござるが、何ゆえにライフルなのかと云うと・・・ おそらく隠遁生活中にTV番組などで地球文化に感化されてしまったのが原因と思えるでござる。

しかし、一番大事なのはフュージョンカノンだとオプティマスプライムが使えないので、センチネルプライムにトドメをさせたのはライフル状の武器だったこその演出につきるのでござるよな。 結果的にはご都合主義を上手くまとめたエピソードだと思うでござるよ。 (笑)

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まあ、ダークサイド゛・ムーン版メガトロン様は映画パンフレットでは1作目のデザインであらすじが紹介されているままで隠し要素があったはずなのに玩具では早々にネタバレたあげくに玩具もヴォイジャークラス商品2種とサイバーバース商品2種しか販売されないなど全くいいことが無いでござるよな。

ほんと、リーダークラス商品が販売されないとはシリーズを通して人気が無いと判断された証でもあるでござる。

如何して劇場版メガトロン様は不人気の道を歩んでしまったのか理解にくるしむでござるよ?

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次の破壊大帝は誰だ?

2012-03-09 05:06:51 | TF・プライム

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祝! 4月7日土曜日朝8時00分から「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」テレビ愛知 /テレビ東京系で放送開始!

よっしゃーーーー 来たーーー!

と、喜びたいところでござるが・・・ 何故にテレビ和歌山での放送が無いのでござるかな?

拙者の地元は三重県であるにもかかわらず、三重テレビは写らないはTV愛知は放送圏外だわで、テレビ和歌山頼りなのに・・・ 今回もハブられるのでござるかな? (涙)

1ヶ月遅れでも放送してもらいたいでござるが・・・ またDVDの販売まで待たねばならないのでござるかな・・・?

こりゃ、拙者の地元行動圏内の玩具販売店で「トランスフォーマープライム」商品をお目にかかることは無さそうでござるな・・・ だあーーーー悔しいので、今宵は「トランスフォーマー プライム」よりファーストエディション版メガトロン様(ファーストエディション005、メガトロン、2940円)の紹介でござる!

Photo_2本品はTV放送に先駆けて2011年12月に販売されたデラックスクラスのファーストエディション商品でござるが、日本販売版は単品販売なのに対し、海外版はオプティマスプライムとセット販売(デラックス・エンターテーメントパック、オプティマスプライムVSメガトロン、日本未販売)のみが行われたようでござるな。

パッケージ台紙は海外基準のデザインを使用しており、日本語表記シールを貼っているでござる。

なお、本体成型色は日本版の方が明るいグレーを用いられているようでござるが・・・ 外見は並べて見比べてみないと違いがわからないような商品でござる。

まあ、ファーストエディションシリーズではヴォイジャークラスのオプティマスプライム(ファーストエディション、オプティマスプライム、4410円)と違いデラックスクラスのみの販売でござるが、本シリーズが開始される3月末以降をお楽しみにするでござるかな。 (笑)

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さて、本品のヴィークルモードは宇宙船(?)らしい所謂サイバトロンモードのデザインで設計されているでござる。

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デザイン的には劇場版(MD-07、メガトロン、6825円)とアニメイテッド版(TA-06、メガトロン、3780円)の中間的な感じがするデザインで、前者を知っていれば違和感の無いデザインでござる。

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が・・・ ロボット頭部丸見えのヴィークルモードは頭をしまい忘れていると言うか、「いいから頭をしまえ!」と言いたくなるデザインは、拙者的には好きになれないのでござるよな。 (笑)

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しかし、機体下面の肉抜き穴や可動箇所の造形のおかげで如何にも米国人好みのSFメカニック風な仕上がりに成っているのにはニヤリとさせられるでござるよな。

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なお、ヴィークルモードでは着陸脚や車輪などの造形がされていないので遊びかっては悪いでござるかな?

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ロボットモードの変形方法には特殊なギミックはないでござるが、そのぶん体型が最優先されており、よくまとまったデザインでござる。

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欲を言えば手足も銀色で塗装仕上げにしてもらいたかったでござるな。 (笑)

そう、販売価格を考えれば塗装工程の上乗せでも販売価格は変わらないと思うのでござるよ?

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なんでも、3月末に日本販売を控えたアームズマイクロンシリーズ版メガトロン(AM-05、メガトロン、2100円)は、本品の武器パーツをアームズマイクロンに変更した商品の様で2940円から2100円に値下げしているのでござるよ?

まあ、同じ商品を買わそうとすると値下げが基本であり、ゲームソフトとかの再出荷版販商品であるベスト版商法に近いでござるよな。 そう、先行販売で金を巻き上げておいて知名度が上がったところでの値下げ販売で更に売り上げを上げる、先に買った購入者がバカを見るアレでござる。 (笑)

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まあ、下手な抱き合わせ商法や限定販売戦術の事を考えれば評価したい販売方法ではあるでござるよな。

拙者自身も販売価格は2500円くらいに値下げするかと思っていたらまさかの2100円でござろう。 ようやく適正価格だと公言できるでござるよ。 (笑) 

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さて、本品はTV放送前のネタバレ防止かどうか分らないでござるが、能力値やキャラクター設定が一切記載されていないでござる。

拙者的にはコレクター商売とはいえ、キャラクターアピールはするべきだと思うのでござるが、如何なものでござろうか?

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まあ、ディセプティコンのリーダーである事は間違いないようでござるが、付属のブックレットには「しばらく地球を離れていたが、数年ぶりに地球に戻ってきた。 その目的は果たして・・・?」と記載されているのでござるな?

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拙者的には気になるでござるが、ここはネタバレ回避の為にTV放送が始まるまでガマンする事にしたでござる! (笑)

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さて、本品のロボットモードのギミックは各部の可動以外に右腕に装備された武器パーツ(融合カノン砲?)のグリップを引き出せるのでハンドガンとして保持させられるギミックでござる。

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地味なギミックというか、同じ火器を持ち方を変えるだけでは意味が無いので、なんとなくソレっぽいデザインでござるから、持ち方を前後逆にしてみたでござる。

公式設定は如何なのかわからないでござるが、拙者の脳内設定では持ち方をかえる事により大口径砲と連射式ブラスターに切り替えて攻撃できる武器とさせてもらったでござる。 (笑)

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まあ、「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」の拙者の地元では如何放送されるかわからないでござるが、期待して待ちたいものでござる。

気になる事といえば、TFプライム版メガトロン様の担当声優は誰になるかでござるよな・・・?

ストーリーはともかく担当声優によりキャラクター性やイメージが大きく変わるものでござるから、拙者的にはアニメイテッドに引き続き若本規夫氏に演じてもらいたい思うでござるよ!

 


ごいっしょにどうぞ

2012-03-07 13:35:05 | TF・アニメイテッド

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ごきげんようでござる!

拙者、「若者の〇〇離れ」ちゅー言葉が嫌いでござる!

景気が悪いのも若者の消費が悪いからだと責任転嫁する根性が気に食わないでござる。

だいたい、モノを買いにくいしくみにしておいて景気対策もなにもしていないのでござるから他力本願以外の何者でもないでござるよな。

一般に言われる「若者の車離れ」にしろ、車庫証明だ重量税だ定期車検だで昔よりも維持費の方が高くなっており、都会の交通網の発達により自家用車の利便性すらなくなっているでござる。

公共交通機関の乏しい田舎では必然的に自家用車必然性があげられるでござるが、昨今の軽自動車の性能は普通自動車に引けを取らず、普段の足代わりであれば十分に事足りるし税金も安いときているでござる。

しかるに! 軽自動車だけ売れて普通自動車が売れないという理由で、系自動車の税率を引き上げるとはなんたる愚考でござるかな?

普通の商売感覚だと売れなければ値下げで様子を見るものなのに、普通自動車の税率も下げずに軽自動車の税率を上げるとは余計に車を買い辛い社会にしているのではないでござるかな? まったくもって客商売を考えないで売り上げだけ伸ばそうとはあきれ返るばかりでござるよ・・・

まあ、これは車だけに言える事ではなく大概のモノも購入しにくい世の中になっているでござる。

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そう、例えば「トランスフォーマー アニメイテッド」商品として販売された廉価版商品のアクティベーダー・シリーズは手ごろな値段にコレクションしやすい大きさ、自動変形ギミックを搭載しそこそこ完成度が高いとあれば、いやがうえに人気アイテムとなり海外ではEZコレクション(レジェンドクラス)を中止してアクティベーターを強化してシリーズバリエーションを増やしたでござるが・・・

日本では、1キャラクター1商品による販売戦略が練られたために当初の販売はなかったでござる。 しかし、TVアニメの人気をうけ別サイズ商品やアクティベーダー商品も販売される事となったでござるが・・・ 日本ではお求め安い単品販売ではなくセット販売として、やや買いにくい状況で販売されてしまったでござるな。

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ちゅー事で今宵は、スーパーコレクション Vol.1として販売された、アクティベーター版ディセプティコン破壊大帝、メガトロン(トランスフォーマーアニメイテッド スーパーコレクション Vol.1、5040円)の紹介でござる!

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さて、本品の海外版は2008年(?)に単品販売された訳でござるが、日本販売は同じくアクティベーター版のオプティマスプライムラチェット及びディセプティコンロックダウンの4体VSセットとして2010年10月に販売されたでござる。

なお、説明書は個別に4枚封入されているでござるが、能力値などの記載は封入カタログに4体まとめて記載されているでござる。

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本品のヴィークルモードは所謂アースモードのヘリコプターでデザインされており、海外版と略同じ仕様だと思われるでござる?

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元もとのデザインも単純で大味だったでござるから、アクティベーター版でも再現率は高いでござる。

無論、着陸脚などは再現されていないでござるが、ローターは手動回転が可能でござる。

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ロボットモードの変形は尾翼部分の変形レバーを動かす事で瞬時に変形するでござる。

ただ・・・ 一発変形ではないので各部の調整は必要になるでござるな。

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ロボットモードは簡素でござるが、バランスの良いプロポーションが見事な一品でござる。

廉価版商品として合格点でござるよな。

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強いて欠点を言うとしたら、武器パーツが無い事と股関節のボールジョイントが緩いことで絶たせにくい事くらいでござるかな。

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まあ、昨今のモノが売れない状況下では、本品の完成度に満足してしまい本命であるリーダーサイズのメガトロン様(TA-26、メガトロン・ライト&サウンド、7140円)が売れなくなると懸念する状況も分らなくはないでござるが、販売順位を考えると本品の方が後発であり、単品販売でもたいした問題は無いようなきがするでござるが・・・

やはり、単品販売にするとシリーズ中何かしらが売れ残るのでセット販売という扱いなのでござろうか? ・・・どちらにしても消極的な販売方法でござるよな。 (笑)

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なお、本品の能力値設定は体力(10)、知力(10)、速度(10)、耐久力(10)、地位(10)、勇気(9)、火力(10)、技能(9)と設定されており、リーダークラス版と同じ設定でござる。

まあ、商品サイズが違うだけの同一キャラクターなので数値が同じことなのは当然でござるよな。 (笑)

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しかし・・・ 本品の日本販売がセットで行われた事は残念でならないでござるよな。

本来のアクティベーター商品は廉価版である強みを活かした、購入しやすさによりトランスフォーマー玩具の入門編としての役割があるはずでござるが、タカラトミーは少子化による子供相手の販売戦略よりも確実なコレクター層を狙った商売に照準を合わせて高額商品を販売する傾向にあるでござる。

タカラトミーも過去の商品において廉価商品によるヒットと知名度を上げた実例を忘れないでもらいたいものでござるよ!

トミカやチョロQが何故に今でも人気があるのかという理由と同じでトランスフォーマーを含むロボット玩具を語れるはずでござるよな。

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無論、昨今の販売サイクルの短さもヒット商品を生み出せない土壌でもあるでござるが、シリーズを育てていくという姿勢は絶対にプラスになるはずでござるよな。

本品のセット販売も考えようによっては、ちと早いクリスマス商戦用アイテムと考えてもいいのでござるが、普段の客層が一度の買い物で購入する販売価格の適正値・・・ ちゅーか、どれだけの販売価格で購入を渋る金額かを考えた方が良いとおもうのでござるよ。

拙者的には5000円を超える玩具にはちと購入を考えてしまうので、市場アンケートの結果などを活かした商品開発をしてもらいたいものでござる。 (笑)

そう、廉価版商品だって主力となりうる成功例は幾らでもあるでござるよ!


破壊大帝ですけど、何か?

2012-03-05 19:33:35 | TF・ユナイテッド

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ごきげんようでござる!

2006年にビーストウォーズ10周年を記念してデラックスクラス(?)で完全新設計のメガトロン様(日本未販売)が販売された訳でござるが、日本では販売時期を逃してしまった為に販売されにくい商品になってしまったでござる・・・

が! 2012年の国内展開版「トランスフォーマー ユナイテッド」商品の、ディセプティコン破壊大帝、ビーストメガトロン(UN-31、ビーストメガトロン、3780円)として販売されるにいたったでござる!

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本品は2006年販売時と異なり、ミニコミックスと宇宙船プレダコンシップのミニチュアが付属しない同年販売の「TRANSFORMERS CYBERTRON」版メガトロン(日本未販売)と同じジャングルプラネット(日本名、アニマトロス)のサイバープラネットキーが付属する仕様で販売されたでござるが、本体の成型色は鮮やかな紫色に変更するでござる。

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元々の体色はグレーに近い薄い紫色の成型色だったので、本品を最初に見たときは驚いたでござる。 (笑)

写真では綺麗に紫色が撮れていないでござるが、実物とのギャップには驚かされる一品でござるよ!

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さて、本品はビーストウォーズ10周年とは言っても1996年販売の「BEASTWARS」版メガトロン(D-1、メガトロン、2980円)のリニューアルに留まらず、2005年より展開の「TRANSFORMERS CYBERTRON(日本名、トランスフォーマーギャラクシーフォース)」に対応したサイバープラネットキー(日本名、フォースチップ)による連動アクションギミットとジャングルプラネット系トランスフォーマーのデザインで商品化され、アニメ本編には登場しないものの海外ではCYBERTRON商品としても販売されたでござるな。

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なお、ビーストモードはBW版同様ティラノサウルスでござるが、ジャングルプラネット仕様のデザインである為に半メカニックと融合された恐竜でござるよな。

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商品上の特徴としては、恐竜の右大腿部にG1ディセプティコンのマーキングがプリントされており、プレダコンを表す軍団マーキングが無いでござる。

付属のフォースチップもサイバープラネットキーに改められており海外設定との統一化が進められているでござるな。

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商品ギミックはサイバープラネットキーを尻尾のチップスロットに差し込む事で尻尾が開閉しミサイルランチャーが現れるでござる。

因みにサイバープラネットキーはジャングルプラネットの通常型であり、海外版のようなパスワードが表記されていないでござる。

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ミサイルランチャーの発射ギミックはビーストモードでも若干押しにくいが発射可能であり、ミサイルを装着したまま収納でござる。

相変わらず予備ミサイルが付属しないのが残念で仕方ないでござるよな。

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ロボットモードの変形はBW版メガトロンとほぼ同じ変形方法であり、左腕の尻尾部分は武器として完全に独立するでござる。

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若干左腕は短い気がするでござるが、BW版メガトロン直径のデザインであり、時代に合わせてスリム化した印象が強いでござる。

そう、第一印象は腕が短いと言うよりは足が長いでござるよな。 (笑)

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なお、武器パーツの保持は直接左手でも保持可能でござるが、左腕のジョイント穴を使うように指示されているでござる。

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尻尾が左腕と一体化していたらバランスがよかったのでござるが、手持ち武器となってしまったので若干見栄えが悪いでござる・・・

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さて、本品の元となったBW10周年版での設定は「BEAST MACHINES(日本名、ビーストウォーズ・リターンズ)」最終決戦後に異空間にて再び転生したメガトロンの新たなる姿だったでござるが、「トランスフォーマー ユナイテッド」の本品ではBW版メガトロン様そのもの設定のようでござる?

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パッケージ記載の設定では、サイバトロン星の遥か未来の時代。

ビーストメガトロンは初代メガトロン(UN-09、メガトロン、3780円)の後継者と自ら名乗り、破壊大帝に成ったそうでござるな。 

大量のエネルギーのありかを記録したゴールデンディスクをサイバトロン星より強奪し、追っ手との戦闘で発生した「時空の歪み」により未知の惑星に降り立ち、惑星環境に合わせたビーストモードに爬虫類(?)をスキャニングした姿のようでござる。

とりあえず「ビーストウォーズ」の世界観を再現した商品のようでござるな。

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能力値は体力(10)、知力(10)、速度(10)、耐久力(9)、地位(10)、勇気(10)、火力(10)、技能(10)で設定されており、BW版メガトロンとは知力と耐久力の数値が逆になっているでござる?

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武器設定の記載は無いでござるが、右手のダイノヘッドより発射される破壊光線(レーザーバスター)と尻尾のミサイルランチャー(テール・ミサイル)が武器のようでござるな。

腰部分にはソレらしいモールドがないのでプラズマボンバーなミサイル火器は無いのでござろうな? (笑)

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まあ、尻尾は振り回して棍棒の様に使ったり、投げ槍な使い方があるのでござろうな・・・

う~む・・・ 拙者もようやく念願のサイバープラネッキー対応のビーストメガトロンを手に入れて喜んではいるのでござるが、可動範囲は広いのに、思ったほどポージングが決まらないのが残念でござるよな?

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しかしまあ、未販売商品が「トランスフォーマー ユナイテッド」商品として日本販売されるのは大変喜ばしい事でござる!

このままドサクサ紛れでCYBERTRONの未販売スカウトクラスやミニコン商品なども販売してもらいたいと思うでござる。

ただ・・・ 本品は若干販売価格が高いような気がするでござるが・・・ 当時のプレミアが付いた海外版商品のことを考えると安いのでござるかな? (笑)


残念VEHICLE ME! 金蜂先生

2012-03-02 23:39:46 | TF・ユナイテッド

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ごきげんようでござる!

2006年に海外展開された「TRANSFORMERS CLASSICS」版バンブルビー(日本未販売)は、その後の別シリーズでイロイロとカラーリングを変更して販売される商品となったでござるが、各シリーズで販売されるバリエーションにも御国事情が反映されていたりするでござる。

今宵はクラシック版バンブルビーの金型使用による「トランスフォーマーユナイテッド」版オートボット・高速戦闘員、バンブルビー(UN-07、バンブルビー、2415円)紹介でござる!

Photo_2本品は2010年12月に国内販売された商品でござるが、同年展開の「トランスフォーマーアニメイテッド」の影響もありメタリック塗装仕上げで販売される事になったでござる。

なお、本品と同じ金型を流用して2011年に「TRANSFORMERS REVEAL THE SHIELD」商品として販売されたバンブルビー(日本未販売)は黄色の成型色でござるが、劇場版バンブルビーをイメージして黒い2本線が描かれて販売されたでござる。

一応同じバンブルビーでござるが、日本販売の本品は「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」版の初代バンブルー(11、バンブル、500円)をイメージしつつも、前シリーズであるアニメイテッド版バンブルビー(TA-02、バンブルビー、2415円)を意識したためか、役割が情報員から高速戦闘員に変更されているでござる。

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う~む・・・ 「トランスフォーマー ユナイテッド」は新たなアイテムによりトランスフォーマーの歴史を振り返る玩具展開のみのシリーズのはずでござるが、いくら前作が好評だったとはいえアニメイテッドの設定とゴチャ混ぜにしてしまうのは若干違和感を感じるでござるな。

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本品のヴィークルモードは地球に来たバンブルビーが地球のコンパクトカーをスキャニングしたアースモードという設定でござる。

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日本限定のメタリック仕様は悪くないのでござるが、なんだか成金趣味丸出しで下品に見えてしまうでござるが・・・

やはり、最初に見たときの印象は「これからはゴールドバクと呼んでね!」だったでござるよな。 (笑)

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さて、本品のメタリック塗装は黄色の成型色の上に銀色で塗装し、更にクリアイエローを上塗りする事でメタリック感を再現した商品ゆえに塗装部と未塗装部分の差が目立つ商品になってしまっているでござる・・・

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本品のヴィークルモードでは転がし走行以外に付属のジェットスキー用キャリアーを牽引可能な設計に成っているでござる。

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設計思想は悪くないのでござるが、やはり高速戦闘員の役職には若干似合わない装備なのでアニメイテッドの役職を引き継ぐ事はなかったでござるよな?

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しかしまあ、拙者的に一番残念だったのが、本品のボンネット部分の塗装が剥げており、下地の銀色が見えてしまっていることでござる・・・ (泣)

おそらく製造時につけられた傷でござるが、変形玩具で重ね塗り塗装を行えば塗装が剥げてしまうことなど想定内のはずでござるから、拙者的にはメタリック塗装仕上げは若干敬遠したいものなのでござるよ・・・

本品は通販で購入したものでござるから、塗装剥げを確認できなかったのが残念でならないでござる!

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ロボットモードも同様にメタリック塗装仕上げは悪くないのでござるが、肩や脚部などの未塗装部分が目立ってしまうのが残念でござる。

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海外販売品よりも送れて販売される為、先行して海外版を買い、更に日本版を買った御仁からすれば日本版との差異はコレクション的に嬉しいものでござるが、よくよく考えるとコアなコレクターに日本版も海外版も買わそうとするいやらしい販売戦略でもあるでござる。 (笑)

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コレクター的には喜んでいいのか悪いのか悩める販売戦略でござるよな・・・

これど、更に付加価値があれば良いのでござるが、基本的にはメタリック塗装仕上げとパッケージ以外の違いしかない商品でござる。

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さて、ユナイテッド版バンブルビーの能力値は体力(5)、知力(8)、速度(9)、耐久力(5)、地位(5)、勇気(10)、火力(6)、技能(8)と設定されており、アニメイテッド版の設定を引き継いでいるでござる。

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しかし、商品的には武器パーツもアニメイテッド版の要素は全くないので設定で誤魔化すオヤクソクで正当化しているでござるな。

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それが、付属するジェットスキー用キャリアーでござる。

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ジェットスキー用キャリアーは変形してバンブルビーの飛行用ウィングになるでござる。

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設定では、バンブルビーは、力や火力で勝負するのではなく、小さく身軽な身体を利用した攻撃や、地球で身に着けた自慢のスピードを最大限に活かして敵と戦うそうでござる。

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性格はオートボットだけでなく、地球人や他の星の人達等と仲良くなれる明るく友好的な性格であり、今回は新たに飛行ユニットを備えた事により、空での戦いでも活躍できるようになったそうでござるな。

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まあ、もともとの初代設定であれば、水中戦も特異なはずでござるが、本品の元ネタとなる飛行ユニットの装備はアクションマスター版バンブルビー(日本未販売)のヘリパックであるために、クラシック版で再現された以降のバンブルビーは自力で飛ぶ事は出来ないが、飛行能力を得る事になるでござる。

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一応、トランスフォーマーの歴史を振り返る本品のコンセプトとしては、初代バンブルビーからゴールドバグ(C-97、ゴールドバック、500円)およびアクションマスター版やG2版(日本未販売)まで再現した商品という事になるのでござるかな? (笑)

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商品的には武器パーツが無いなどの不満もあるでござるが、商品的には完成された設計である事は間違いない一品でござる。

日本では「トランスフォーマーユナイテッド」は新シリーズまでのつなぎ的扱いでござるが、数量限定などというキャッチコピー無に、いつでも買える定番商品化を目指すべきだと思うのでござるよな。

トランスフォーマーの日本販売戦略を見ていると残念でならないのが本音でござるよ。