全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

ableがふたつ

2020-02-20 04:00:00 | 全英連参加者 2020

 過日久しぶりに「日高屋」で食事をした。ソフトドリンクを注文したところ、ストローをもってきてくれた。袋にこんな言葉が_ _ _

 Compostable Biodegradable Straw
 地球にやさしい 生分解ストロー

 大衆食堂とは言わないが、庶民的な中華屋さんの日高屋でも、プラスチック製品問題に取り組んでいるんだなあと思った。
 改めて英語を読み直すと、

 compostable
 biodegradable

 と、ふたつもableがついた単語が並んでいた。何となく意味はわかるのだが、ちゃんと調べたい。ストローを使わずに自宅に持ち帰った。

+++++ +++++

 compost+able
 compostは堆肥なので、「堆肥にできる」という形容詞である。

 bio+degrade+able
 bioは生物の、degradeは小さくする。それにableがついている。これはバクテリア、菌類、その他の生物より、化合物が無機物まで分解できるということ。「生分解」という日本語をあてる。

 いろいろな情報がすぐ見つかった。それだけみんな興味があると言うことだろう。気になるものがあった。それは『おおよそあらゆるものは、時間をかければ、自然界において分解され得る。そして分解されたとしても、無害でない場合もある。』という記述だ。compostableは少なくとも堆肥にできるである。biodegradableとの違いは、ここなのかもしれない。
 日高屋のストロー。どっちなんだろう。 compostableを信じて、プランターに埋めて、分解実験を考えたが、やめるべきだろうか。


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