3月11日で東北地方太平洋地震・東日本大震災の発災から丸9年。あの時も被災県では学校が突然なくなった。
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10年後20年後、現下のCOVID-19とそれによる全国小中高一斉臨時休校が、 令和2年・休校記録(危機対応)として各学校に残るだろう。成績処理は、卒業式は、終業式は?
・・・勤務校でもそうだが、これから決めることが山盛りである。
児童生徒対応(配慮)も、きちんと決まった期間の夏期休業等と今回の一斉休校は違う。1週間程度ならばともかく、あれもできない、これもできない中での1ヶ月。Line、塾、学童クラブ等と... いろいろいわれている。もちろんそうかもしれない。
しょうがないと理解できても、イヤだと口に出せない。つらい。その経験がどれほど後々影響を及ぼすか、現在なにもわからない。どれほどのダメージかわからない。ただわかっていることがある。それは日常の喪失は、大人でも子供でも、おおごとということである。
10年後20年後、小学校や中学校の卒業式ができないまま卒業した人たちが、先生として学校現場にたくさんいることになるだろう。当たり前のようにできたことができない、流れていく日々の大切さ否応なく奪われた経験をもつ人たちである。
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考えがまとまらない。
ただ、こんなことは現役教師の間、1度で十分だ。
10年後20年後、大変だったと思い出すだけにしたい。