全英連参加者のブログ

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COVID-19 入試にかかること

2020-02-22 04:00:00 | 気になる 学校の問題

 20日のニュースである。
 25日から始まる国公立大の2次試験の前期日程をめぐり、新型コロナウイルス感染者への大学の対応が難しいようだ。
 ・東大「罹患者は本学の入学試験を受験できない」(2/13)
 ・阪大、京大、名大も同様。
 ・佐賀大、センター試験の成績と調査書の内容で合否。

 大学とは違うが、埼玉県の公立高校入試はどうなっているか、確認してみた。
 全文引用する。


 新型コロナウイルス感染症への対応について
 令和2年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における新型コロナウイルス感染症への対応については、関係機関と連携を図り情報収集を行っているところです。
 現在、日程等の変更は予定しておりません。
 万が一、新型コロナウイルス感染症により、学力検査及び追検査が欠席となる場合は、各高等学校において、欠席の事情をふまえて受検生の不利にならないように配慮し、選抜が行われます。
 入学志願者の皆さんは、日頃から手洗い・うがいの励行・マスクの着用・咳エチケットの徹底などの健康管理を行い学力検査に臨んでください。
 なお、新型コロナウイルスは日々状況が変化しているため、今後の状況によっては対応を見直す場合があります。

 (2月18日付、県教委ウェブサイト・埼玉県公立高等学校入学者選抜情報より。  は僕が付した。)


 埼玉県の公立高等学校入学者選抜は、通常2回受験機会がある。  の学力検査と、学力検査が正当な理由(出席停止など)で受験できない場合の追考査である。今年の学力検査は2月28日(金)、追考査は3月4日(水)である。COVID-19ということになれば、この2日程を「またぐ」ことが十分予測され、このような発表(すなわち各高等学校への指示)になる。ただし、これはあくまでも個別対応である。最終段落に「今後の状況によっては~」とある。埼玉県内の特定地域、もしくは中学校単位でCOVID-19が猛威を振るうよう場合、対応が変更になる可能性もある。
 インフルエンザならば、別室受験のケースがある。しかしCOVID-19は隔離する病気である。受験はできないだろう。試験当日欠席者の合否判定は、中学校からの書類(内申書)で判断することになる。


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