4月頃にUVケア商品(資生堂のアネッサ)の広告を見て、ずいぶんと早く感じたことがある。
「エビちゃん、4年連続」で蛯原友里サンを取り上げた。あれ、いつのことかと考えて、調べてると’07年。ずいぶん前になる。あれから10年以上たち、UVケア商品は完全に通年商品化した。
2022年のアネッサのMusesは、女優の小松菜奈サンである。 もっと早く選ばれていてもと思う。 |
卒業式の日、勤務校に修学旅行担当社の人が姿を見せた。どこの学校でも大体同じだが、この時期に新1年生の学年団(学年主任、担任、副担任、学年付)が決まり、新年度の準備が始まる。
3年間の学校行事には様々なものがあるが、校外行事として遠足・校外学習・修学旅行等がある。様々な手配は、学校だけではマネジメントできない。そこで旅行会社の「仕事」が発生する。3月は学校も民間企業も人事異動の時期でもあり、旅行会社の勤務校担当は、異動の有無にかかわらず「1年間のご挨拶」として、情報収集も兼ねて(こちらが主任務)姿を見せる。旅行業者の名刺が職員室の机に並ぶことになる。「ご挨拶」は仕事の受注のため大事なのである。
・・・姿を見せないと、修学旅行の企画プレゼンに招待されないのだ。
J社、K社、N社、T社の名刺が机に並んだ。
全英連の全国研幹事会社のT社の人に、『令和4年度も現任校にいる。全国大会開催時は頼む』と話した。僕の40年目がもうすぐ始まる。
全英連佐賀大会(11月18日)まで、あと240日である。
三連休が終わりました。
何だ、この寒さは?
《追記》
「みぞれ」が降っている。
Sleet is falling.
It is sleeting.と”sleet”を動詞として用いることはあまりしない。(Weblio)
みぞれはsleetだ。a mixture of snow and rain(=雪と雨のまざりもの)しか思いつかなかった。
事業継続計画(Business Continuity Plan)の頭文字。
企業が、テロ、災害、システム障害、不祥事等の危機的状況下に置かれた場合でも、重要な業務が継続できる方策を用意し、生き延びることができるようにしておくための戦略。その計画書。
いくつかのサイトをしらべてみた。概要は上記のようになる。
このBCP、現下のコロナウイルス・パンデミックのためか、よく耳にするようになった。学校でもBCPという言葉が出ることがある。学校でBはBusinessの頭文字ではなく、Blackだなんて減らず口をたたくつもりはない。でも、BCPなんて、カッコつけたがりの言い方だ。「〇〇継続計画」というべきだろう。
〇〇継続計画... 何が思い浮かぶ?
当たり前すぎで誰でも思いつくのは「授業継続計画」だろうか。でも授業(=教科学習)に隠れがちだが、実は別の深刻な問題として、学校文化の継続問題がある。中でも部活動継続(伝統継承)は、深刻な影響を受けている。もちろん僕も部活動のあり方、教師のかかわり方が大変革期、歴史的曲がり角に来ていることは承知している。過去の有り様を漫然とありがたがるつもりは毛頭無い。同時に生徒たちの居場所としての部活動の大切さは、忘れてはいけないとも考える。学校での居場所が教室のみ。することが勉強だけ。それだけでいいとは思えない。
部活動 広い意味での学びの環境
”Bukatsu Continuity Plan”を真面目に考えないと、大変なことになる。あと1年もすれば、前年・前々年同様のことができなくなる。これが、そろそろ顕在化しはじめている。現在の生徒たちが下線部に適応できるかどうか、少し考えればわかることである。学校生活への不適応、それによる中途退学者などの増加がいずれ表層に現れてくる。部活動を含め特別活動は、僕たち先生が考えていた以上に「力」を持つものなのだ。
授業、学校行事、部活動
全てをまとめたものが個々の「〇〇学校」
コロナウイルス感染症パンデミックの前から、僕はブログに「学校文化」という観点から色々なことを書いている。授業継続計画、部活動継続計画にとどまらず、そろそろ本気で「(学校)文化継続計画」を考えるべきところに来ている感じがする。
BCP
Bunka Continuity Plan
学校には学校文化という心柱が必要だ
パンデミック終息後、同じ場所に同じ名前の学校が存在しても、実態は全く違うものになっているのではないか。そうなることを皆が求めたのならばともかく、だれもその変容にすら気がつけない。そんなシビアな危機感がある。
令和3年度も、もうすぐ終わりである。
18都道府県に発出の「まん延防止等重点措置」は、あと4時間で解除である。 |
まん延防止等重点措置解除の18都道府県
関東7都県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木)、関西3府県(京都、大阪、兵庫)、北海道、青森、石川、岐阜、静岡、愛知、香川、熊本の1都1道2府14県。
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昨年9月29日の「緊急事態宣言解除」のとおり、「第6波」が来た。
「どこまで波を低くできるか。」とも書いたが、とんでもない。大波が来た。その大波は、まだおさまってすらいない。
本日の埼玉県の新規感染者数は2985人、昨年9月30日(緊急事態宣言最終日)の感染者数は94人。31.7倍である。
3月20日撮影 アジサイ 今年の葉っぱが出始めました。 |
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3月20日撮影 柿の新芽 19日に何となく変化に気がつきました。今年もあの葉の色が楽しみです。 |
季節はめぐります。
令和4年、「町田さくらまつり」は開催です。4月2日か4月3日、でかけたいです。
\ | am | pm |
3月13日 | 36.4 | 36.4 |
3月14日 | 36.4 | *36.0 |
3月15日 | 36.5 | 36.3 |
3月16日 | 36.5 | *36.1 |
3月17日 | 36.5 | *36.1 |
3月18日 | 36.5 | 36.6 |
3月19日 | 36.6 | 36.4 |
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+++記帳忘れ。
*「非接触型体温計」('21-06-29)の顔認証型で検温です。
14日は受診した歯科医院で、16日と17日は学校で検温。
三寒四温?
今週は『温』が先で、現在は『寒』だ。
今日がんばれば、三連休!
《追記》
何でこんなに寒いんだろう。三連休の予定は歯医者さんのみ。
16日23時36分ころ、地震発生。
震度6強
福島県は福島県中通り, 福島県浜通り。
JR東日本
福島駅と白石蔵王駅の間で下り東北新幹線「やまびこ223号」が脱線。乗客75人、乗員3人。けが人はいない。
やまびこ223号は東京21時44分発。大宮、宇都宮、新白河、郡山、福島、白石蔵王に停車、仙台23時46分着の列車である。
ダイヤ上、福島23時21分発、白石蔵王23時31分着。
河北新報のウェブサイト記事によれば、白石蔵王駅まで1、2㎞とのことだが、ダイヤ通りならば白石蔵王を出ているはず。
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午後のニュースを見ると、乗客は白石蔵王まで2㎞を線路を歩き移動したとのこと。223号は駅まで2㎞で、かろうじて停車したことになる。
地震発生は23時36分ころ。震源地は「東北地方太平洋沖地震」の震央より陸より。新幹線が脱線・停止した正確な時刻は不明だが、少なくとも23時36分よりあとのはず。ダイヤ通りならば白石蔵王を出て、終点の仙台に向かっている時間だ。遅れていたのかな。
福島~白石蔵王の実キロは31.1㎞である。ダイヤ上この区間を10分で運行する。
東北新幹線やまびこ号の宇都宮~盛岡間最高速度は、275㎞/hである。脱線した223号がどういう速度で福島~白石蔵王を運行しているかわからないが、福島をでてほどなく最高速度まで上げ、すぐ減速にして白石蔵王到着パターンだろうか。駅まで2㎞の地点で脱線停車。停車までどれくらいの走ったのか、考えるだけで恐ろしくなる。
地震発生時、最高速度の半分以下の120㎞/hで走行でも、1分で2㎞すすむ計算になる。この速度で急制動でも、停車するまでかなりの距離だ。2㎞なんてあっという間である。運行速度がもっと速ければ、停車までの時間は延びる。停車位置が2㎞ずれていたら、あの脱線の様子だと、駅のプラットホームに接触・激突したことが容易に想像できる。
今回、この事故でも亡くなられた方がいない。まさに日頃の技術革新に向けた努力を、神様が評価してくれた(?)事例だろう。
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’19-10-18、「新幹線と災害」
いろいろよくわからない理由で、活躍の場が制限されている(らしい)のん(能年玲奈)さん。その彼女の監督・主演作品。前々から注目していた。3月12日、埼玉県内では唯一の上映館・イオンシネマ大宮で鑑賞した。
重い・むかつく
現実世界の日本でも’20年2月末から、小中高特別支援学校の臨時休業が実施された。大学でも入試その他、教育活動に影響がでた。教育分野全般で、おそらく期間・規模ともに第二次世界大戦以来の被害だろう。
ものがたりの主人公浅川いつか(のん)、友人の平井(山下リオ)も卒展をめざす制作の中断を余儀なくされた。どうにもできない重圧感・喪失感。いつかは作品を自宅に持ち帰るとき、そして自宅で何度かつぶやいた、「重い...」と。作品が物理的に重いのはもちろんだが、それを自宅に持ち帰るしか手がない気持ちの重さがよくわかるシーンである。
「むかつくも」も、やり場のない怒り、悔しさから自分を守るための叫びである。
芸術は不要
パンデミック初年である’20年、軒並みエンタテインメント分野の業界が影響を受けた。芸術は不要という風潮に、該当分野の人々はずいぶん苦しんだ。そしてそれは現在でも改善されてはいない。在野の、そしてプロではないが専門的に学ぶ美大生たちにも、理不尽なこと。いつかも平井もそんな世の中の風潮(同調圧力)に苛まれている。
大学が休校になり、娘を心配した母がアパートを訪ねてくる。散らかり部屋を掃除する中で、いつかの作品をゴミと思い捨ててしまう。母親の理解力のなさを描いているようだが、実は世の中の芸術への無理解を痛烈に批判しているシーン。自分の作品をゴミあつかいされた主人公はひどく落ち込む。
ゴミじゃない
卒展はできなかったが、いつかと平井はいつかの家で二人だけの卒展を開く。現実世界ではまだまだパンデミックが終息、明るさが見えるとまでは言えない。ものがたり世界でもまだまだ大変そうだが、二人の心には何らかの区切りができて、、、
何かそれなりにさわやかさを感じられた。
のん as 監督
企画・脚本・監督・編集で主演である。実際に劇場で見るまでは、主演で監督は可能なのか。監督としてどうなのかわからないと考えていた。企画はタグラインの通りとして、脚本を書き自分を含めて演出をする。昭和の昔ならばともかく、令和の時代。分業化専業化が進んでいる現代でなかなか例を見ないチャレンジである。でも、大事なのは画面に出ているのんさんがいつかに見えるかどうか。美大の4年間の集大成、自分の作品を見てもらいたいと願う、一人の女の子に見えるかどうか、ものがたり世界に生きている人と思えるかどうかということだろう。
大学の友人平井とのやりとりや、偶然再会した中学校時代の同級生(渡辺大知)との交流は、少し強調されすぎのようにも思える。ただ「みんなの言えないことを発散させるような映画」という意図はブレがないと思う。
作品で所々に登場するリボンは、いつかが心の中に押し込めている感情があふれ出ることを表すシンボル。
全般的に唯一残念な感じがしたのは季節感。卒展中止、そのまま学生たちは卒業することになるので、ちょっとカレンダーと季節が違うような気がした。エンドロールで美しい桜が見れた。現実世界はまだ桜満開(終息宣言)とは言えない。のんさんは本作が劇場公開初監督作。作品評価としては、ほぼ満開だと思う。
のん as あーちすと
作中のいつかの絵は、のんさん本人によるもの。多才な人である。
のん as 浅川いつか
過日の勤務校の卒業生たちもそうだが、現在の2年生、1年生も、様々な学校行事ができない状態を強いられている。当たり前のように遠足、修学旅行がなくなり、体育祭も文化祭も縮小された。そのたびに、なんとも言えないストレスのかたまりができることを実感している。昨年4月新採用の同僚は、大学4年次はほぼリモートだったと教えてくれた。のんさんは現実世界の美大生たちのつらさを元に、映画を作り上げた。実際に見てどう感じたかというと、意図は充分に感じられた。
のんさんを映画館の大きなスクリーンで見るのは初めてである。NHKの朝ドラ「あまちゃん」(’13年)より前、「鍵のかかった部屋」(’12年、フジテレビ)から、存在感は目立つ女優さんと考えていた。本作は実年齢(28歳)よりも下の設定だが、全く違和感なく、本当にいそうに見えた。僕や生徒たちと同じ世界に、きっとこんな苦しさと戦っている人がいる。そう思えた。
YouTubeで公開されているメイキングによると、わずか20日で撮了。ロケーション範囲もたぶん狭い。多摩美が協力している。予告編の監督が岩井俊二である。のんさん、なんだかすごい。
僕は本作、同僚の映画好き美術科教諭(女性)に勧めることにする。(文中一部敬称略)
解除:関東7都県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木)、関西3府県(京都、大阪、兵庫)、北海道、青森、石川、岐阜、静岡、愛知、香川、熊本の18都道府県。
・・・3月21日で終了。
新型コロナワクチンの接種状況(埼玉県ウェブサイトより)
全年代接種率データ(3/15まで)
1回目80.7%
2回目80.0%
3回目29.96%
12歳から19歳の接種率(3/13まで)
1回目80.08%
2回目77.86%
3回目3.79%
21日にまん延防止等重点措置が解除。約2週間で新学期。「防止措置が終わるだけ」と、どれだけ注意しても、同じことの繰り返しだろう。3回目のワクチン接種もブレーキがかかるだろう。