卒業式の日、勤務校に修学旅行担当社の人が姿を見せた。どこの学校でも大体同じだが、この時期に新1年生の学年団(学年主任、担任、副担任、学年付)が決まり、新年度の準備が始まる。
3年間の学校行事には様々なものがあるが、校外行事として遠足・校外学習・修学旅行等がある。様々な手配は、学校だけではマネジメントできない。そこで旅行会社の「仕事」が発生する。3月は学校も民間企業も人事異動の時期でもあり、旅行会社の勤務校担当は、異動の有無にかかわらず「1年間のご挨拶」として、情報収集も兼ねて(こちらが主任務)姿を見せる。旅行業者の名刺が職員室の机に並ぶことになる。「ご挨拶」は仕事の受注のため大事なのである。
・・・姿を見せないと、修学旅行の企画プレゼンに招待されないのだ。
J社、K社、N社、T社の名刺が机に並んだ。
全英連の全国研幹事会社のT社の人に、『令和4年度も現任校にいる。全国大会開催時は頼む』と話した。僕の40年目がもうすぐ始まる。
全英連佐賀大会(11月18日)まで、あと240日である。