「お茶でものむ会」で、出会いと語らいを楽しむ
さて今日、ガソリン代が大幅値上げとなった。様々な物価が高騰している。弱者である高齢者には、暮らしにくい世の中となっている。悔しいし、腹が立つ。
そんな中で、今日は「お茶でものむ会」を開催した。「お茶でも飲むかい?」、気軽に声をかけあって、まったりと素敵なひとときを過ごて欲しい。そんなことを思いながら、企画し好評だ。しっかりと館に馴染んで定着しており、「カフェあかれんが」、「食器と本の交換市」と並ぶ、館が大切にして育てている企画だ。
この「お茶でものむ会」は、館にお住まいのお一人(もしくはご夫婦のみ)でお暮らしの高齢の方々の居場所作り、出会い・語らいと安らぎの場づくりとして用意した。幡多学区の社会福祉協議会、民生委員会や婦人会、さらには愛育委員会などのみなさんのご協力を得ながら、竜操サブセンターや東ふれあいセンターのみなさんにご尽力いただきながら、毎月第一木曜日に開催している。民生委員のみなさんのお声がけなどもあり、毎回ボランティアも含めて20人位の参加で楽しい時間を過ごしている。
先月は館の中庭に机を出して、みんなで作ったお寿司と満開の桜を楽しんだ。そして先月の終わりに、次回はナツメロを楽しもうと決まると、「それなら私が抹茶ケーキをつくろう」と言っていただいた。そこで今日は、まずはみんなで抹茶ケーキを作り、その後「お茶でものむ会・歌集」を手に、みなさん美しい歌声を披露された。みんなで大きな声を出して歌うのは、とても楽しく健康にも良いと、お帰りの際にはみなさん笑顔がいっぱいだった。
来月は、6月5日(木)に「転倒予防教室」として学びを中心にし、翌7月3日(木)には「七夕かざり」をみんなで作って楽しもうと計画している。もちろん、その都度美味しいものを作る喜び、食べる喜びもメニューに組み込んで企画している。是非とも、お気軽に参加を。そして出会いと語らいを、ご自身で体験を。