「保護司候補者検討協議会」に出席させていただいた
私は前の職場を退職し、公民館でお世話になることになって以降、一つのことを心に決めて実行してきた。それは職名がなくなった後は、私のような者にでもお話しがあればそれはご縁として、ありがたくお引き受けすることとしたことであり、頑張って何とかしのいできた。
生来無趣味で横着者の私は、何か目標がないと自堕落を絵に描いたような暮らしとなるので、時に「報告」を要請されたり、たまに「原稿」の執筆の依頼があり、そのことで少しだけだが勉強するといった案配だ。
しかし今、二つの困難に直面している。一つは、依頼された原稿がなんとも筆が進まないことだ。この一ヶ月間、この原稿が頭にあり、他のことに手につかず悩んでいる。といっても、書く気にならず困っている状態だ。つまり逃げたい心境のまま、一ヶ月を過ごしてきたのである。
もう一つは、今日会合があったのだが、「岡山地区保護司候補者検討協議会」で、「誰か保護司候補を推薦して欲しい」との要請に、いささか困惑しているからだ。保護司の役割の大きさと、その反面ボランティアとしての大変さを考えると、簡単には「どうだろうか」と声をかけられず戸惑っている。
前回は2月6日に第一回目の会合が開かれた。その際には岡山地区保護司会による「保護司候補者内申委員会」であったが、その性格は変わらないが今年度からは法務省の委嘱による「委員」となり、会議名称も「協議会」と変わった。その為、今日また新たに委嘱状をいただいた。
幅広い視点と人脈で、保護司を掘り起こす作業が必要なほど、私の館がある「東地区」は定数に対して相当数不足している現状にあるとのことだ。65歳未満の方で、保護観察の方を更正させるために尽力したいという方を待望している。とても大切な役割を持つ保護司であり、私も人格高潔、ボランティア精神に富んだ方々の幾人かが頭に浮かんでおり、今後お話ししていきたいと考えている。いい結果が出ることを祈るような気持ちだ。