井筒和幸監督の人間味あふれる講演に感動
この連休は格別の予定がないが、今日は前職時代の仲間達が「生き活きフェスタinおかやま」を三丁目劇場で開催しているので、少しの間だが参加させてもらった。岡山市の職員の労働組合も参加している自治労連岡山県本部等が主催しての開催だ。
このフェスタへの参加もあるが、特別ステージとして映画「パッチギ!」、「パッチギ! LOVE&PEACE」で有名な井筒和幸監督をお迎えしてのトークショーが開催されるので、それを楽しみに聞きに行った。
井筒監督の映画は、暴力シーンもあり、正直いささか敬遠気味ではあった。しかし、今日饒舌なお話の中でのしっかりとした庶民感覚、そして人権感覚ををお聞きし、なんだかとてもワクワクした。とりわけて憲法25条に言及しての、「健康で文化的な生活」は当然ことで、あの条項はそれを蹂躙したり破壊する人たちへ向けたものだとの指摘には、なるほどと頷いたりもした。とても人間味に満ちた、素晴らしいトークショーであり、心温まる時間を過ごさせていただいた。主催された方々に、心から感謝した。
それにしても、GW(この言葉は、井筒監督によると映画業界の言葉だそうだ)の最中に、わざわざ岡山まできていただいた監督さんとマネージャーのMさんにも、心から感謝した。いつものことながら、厚かましくもミーハーして、サインだけでなく記念写真までお願いした。
監督の次回作は時代劇、といっても侍ではなく百姓・町人や商人など、市井の人々を描いたものになるようだ。次回作は、封切り日に観に行こうと決めた。