東公民館「館遊会」に参加した、桜はまだ蕾のままで楽しめず
私が東公民館で働かせていただいていた当時にスタートした「館遊会」。その公民館の中庭にとても美しく咲く桜の木が4本もあった。私が初めて出勤した日、その桜は美しく咲いていた。
ところが公民館を長く利用している方々でも、そんな桜があることを知らない人も少なくなかった。利用者でも知らないのだから、地域のみなさんが知らないのは当たり前であろうと思った。
そ中庭は、それまでは行けないくらいに雑草が生い茂っている状態だった。まずはドクダミなどが生い茂っていた中庭をまずはきれいにした。そして、存じ上げている方にお願いして、山野草をたくさん植えていただいた。それなりに美しい中庭にと変化した。
そんな公民館の中庭の桜や山野草を楽しんでいただくとともに、公民館を知って利用していただこうと企画したのが、「桜を楽しむ 春の館遊会」「山野草を楽しむ 秋の館遊会」(秋は愛育委員会さんの「健康まつり」とコラボとした)だ。
この「館遊会」には、地域にあるパン屋さんやイチゴ農家の方々などのご協力もいただいて、地域に開かれた「館遊会」とした。夜桜を楽しむためのライトアップをして、桜を愛でていただくこともした。
以来「館遊会」は出発当初の思いは別として、行事としての「館遊会」は定着してきている。その「春の館遊会」が昨日開催され、私も参加させていただいた。公民館の主催講座「あかれんがクラブ」のみなさんのカフェは大いに賑わっていた。私も、楽しい時間を過ごさせていただいた。
ただ、昨日はあいにくの雨であり、かつせっかくの桜はまだ蕾のままだった。私的には、少しだけ切なかった。
さらなる募金の協力のお願いを!、坪田譲治『心の詩碑』建設実行委を開催
昨日は「第三回 坪田譲治『心の詩碑』建設実行委員会」が開催され、私も参加させていただいた。
日本を代表する児童文学者・作家であり、岡山市の名誉市民でもある坪田譲治の関係者が長く望んでいた、穣治の生家跡への詩碑建設事業がいよいよ最終段階を迎えている。
坪田譲治の生家が取り壊された後、その生家跡への詩碑建設は、地物関係者や坪田譲治を顕彰する活動を継続している「善太と三平の会」会員を始めとして、多くの方々の悲願とも言うべきものであった。
それが昨年、生家跡の土地を所有している企業の詩碑建設についてのご理解もいただき、「『心の詩碑』建設実行委員会」(会長;「善太と三平の会」加藤章三会長)を地元町内会や母校である石井小学校関係者なども参加して立ち上げ、「心の詩碑」建設に関しての様々な協議を行っている。
詩碑製作は金谷哲郎氏にお願いし、300万円を目標に募金の取り組みを開始している。そうした中で、昨日の第三回建設実行委員会では、その詩碑の回りを敷石で囲んだ小庭園風にすることで、募金の目標額についても少しだけ引き上げるとともにも、募金の期日である5月末までもう一回り大きく募金をお願いすることも決定した。
そして同時に、今日の建設実行委員会では坪田譲治の命日である7月7日に、「『心の詩碑』除幕式」を執り行うことも決定した。いよいよ悲願に向けたラストスパートだ。
この機会に是非とも坪田譲治の作品を読んで欲しいと願う。そして、「心の詩碑」建設のための募金にご協力いただければ嬉しい。よろしくお願いする。