「ハピー料理教室」から一ヶ月弱、なのに一緒に料理した方々のお顔を忘れている
手元に一枚の記念写真がある。畠瀬本店の店主さんが講師をされ、3月18日に開催された「ハピー料理教室」に参加した際の記念写真だ。一昨日・14日に畠瀬本店にランチに行く際に、その写真が4月1日から登録していた(つまり日頃利用している)「ハピータウン」で受け取れることを思い出して取りに行った。お店のスタッフはとてもていねいな対応で感じよかった。
私はその記念写真を見て、少しだけ愕然とした。私の顔の醜さはいつものことであり認めざるを得ないのだが、料理教室理の際に同じテーブルで料理し食事もした他の三人の方々のお顔が思い出せないのだ。
まだ、あれから一ヶ月も経過していないのに。みなさん素敵な方々だったに。そして、お食事の際にもたくさんお話をしたのにだ。「老人力 ここに極まれり」という思いだ。少しだけ切なかった。
そんな思いを、畠瀬本店の美味しいランチ、店主さんを始めとしてお店のスタッフのみなさんの素敵な笑顔、そして中庭や店内の美しいお花に癒していただき、元気を回復することができた。ありがたいことだ。
こうして忘れることをたくさん繰り返しながら、老いていくのだろう。そんな日々だが、それでもたくさんの出会いや発見、そして学びや感動をいただく日々でもある。これまたありがたいことだ。
雑誌「文藝春秋」企画の「私の平成ナンバーワン女優」、松たか子は7位だった
雑誌・文藝春秋の今月号(5月号)の「著名人71人が選ぶ私の平成ナンバーワン女優」の企画が掲載されている。我が松たか子はどんな順位だろうかと、不安な思いでページを開いた。結果、7位だった。吉永小百合が8位だから、ま、よしとしなければいけないのかなと思う。
作家・手嶋龍一氏の「知性と品格があり、まだまだ続く平成の実力派女優としてその地位を築きつつある。今という時代が内面から匂い立ってくる希有な女優」というコメントをとても嬉しく読んだ。
阿久悠は山口百恵には「時代と寝た女」という称号が与えられているが、私は時代と共に生きたいと常々願っており、その意味でも「今という時代が内面から匂い立ってくる」という賛辞に、飛び上がる程に嬉しく思う。
なお、同じ企画の中の「読者アンケート1000人」では、松たか子は13位だった。せめて、ベストテンには入っていて欲しかったというのが正直な思いだ。
因みに先の71氏が選んだベストファイブは、1.寺島しのぶ、2.宮沢りえ、3.蒼井優、4.大竹しのぶ、4.中谷美紀となっている。私的には宮沢りえは納得だが、中谷美紀のベストファイブ入りは?だ。
ともあれ、松たか子はまだまだ発展途上にあり、最終的には「平成を代表する女優」になると信じて疑わない。これからも、松たか子の歩みを注目していこうと思う。