今日も予約した本が7冊届いた、買わないで済むから読める本がたくさんある
今日公民館から「予約した本が7冊届いています」とのお電話をいただいた。毎朝新聞を読む際に予約カードを手元に置いておき、読みたいと思うものがあれば書き込んで、それを公民館に提出する。
そうして届けられる本は、だいたい週に二回。今週は二回で10冊届いた。貸出期限は2週間だから、ホント読むのは大変だ。あまり予定の入っていない週はいいが、日程がタイトになっている週などは極めて厳しくなる。まさに追われ追われの読書生活を余儀なくされることがある。
さて今読んでいるのは、國森康弘写真・文の写真絵本『いのちつぐ「みとりびと」』(農文協刊)シリーズ・全四巻だ。第一巻は『恋(れん)ちゃん はじめての看取り』で、副題として「おおばあちゃんの死と向き合う」が付けられている。
このシリーズの表紙裏には、誰もが「みとりびと」とあり、次の文が書かれている。
「看取りは、いのちのバトンリレー。それは、亡くなる人が代々受けつぎ、自身の人生でもたくわえてきた、あふれんばかりの生命力と愛情を私たちが受け取ること。 そして
いつか自分が『旅立ち』を迎えたときに、愛する人に手渡していくこと。愛する人たちに囲まれたあたたかな看取りによって、いのちのバトンはずっと受け継がれていきます」。
写真も文章もとても美しく、ある意味満ち足りた人生のエンディング、愛する人たちに囲まれた「看取り」が描かれている。心地すら良かった。こうした本は決して買って読むことはないが、出会えて良かったと心から思う本だ。
一昨日は畠瀬本店でランチ、お料理の基本について少しだけ教えていただいた
一昨日のランチは畠瀬本店とした。料理教室で教えていただいて以来、厚かましく料理の基本などを教えていただいている。今日はこれを聞こうと考えて行って、一言だけ教えていただこうと下心を持って行く。お店が混んでいない時には、優しくコメントをいただける。
この畠瀬本店はまずは何より料理が美味しくて行くのだが、店主さんのお客さんとの会話の妙を聞くのが楽しくて、これも畠瀬本店に通う魅力の一つだ。やはりお店の雰囲気が自分に馴染めるかどうかも、私がお店を判断する大切な基準の一つとなっている。
そしてもう一つ、中庭の花々がとても美しく咲いているのを眺めるのが楽しい。春到来の中で、いっせいに花々が咲き出している。そうした花々を眺めていると、実に心安らぐ。美味しい食事を楽しんだ後の、至福のひとときだ。
ところで、畠瀬本店の中庭に設置されていたテントが3日の春の嵐で、折れて吹き飛ばされたとのことだ。これからの季節、外で食べるのも一興なのに、少しだけ切ない。ここでも、春の嵐は大きな爪痕を残していた。