地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

新入職員

2012年04月02日 | 身辺雑記

 

フレッシュな新人さん40人近く、上手く職場になじんで今後豊かに育って欲しい

 今日は4月2日だが月曜日。多くの事業所で入社式が開催された。大きな企業の入社式の模様も、テレビのニュース等で放映されている。

 我が医療生協でも40人近くの新採用職員さんたちが、辞令交付に続いて今日から研修を受けている。朝会っても笑顔で挨拶する。とてもすがすがしい笑顔だ。その笑顔がいつまでも続いて、上手く職場になじんで今後豊かに成長し、法人の各部署で大きな役割を担って欲しいと思った。

 私の新入職員当時のことは、全く思い出さない。私の時には地方財政危機との関係もあり、採用は4月1日ではなく、一ヶ月延ばされ5月1日だった。それまでは、臨時職員として配属され仕事をしていた。

 今日も友人と話をしていて、「好きに生きていて、羨ましくさえある」と言われ、後輩たちからは「早くそんな身分になりたい」とも言われる。しかし私的には、現役で働いていた当時に返りたいとしばしば思う。

 ともあれ、フレッシュな新入職員さんたちと会い、まだまだ元気で働いていたいと思った今日だった。

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風が笑えば

2012年04月02日 | 読書

 

俵万智著『風が笑えば』を読んで、心を解放するひとときを過ごした

 ・水無月は時の流れの匂う午後「もう」と思えり「まだ」と思えり
 ・ひとりじめできない人を5分だけひとりじめするコーヒータイム
 ・ランチでもディナーでもなく朝ごはんを一緒に食べる人になりたい
                      (『風が笑えば』より)

 「売れ行き史上空前 俵万智さんの『サラダ記念日』 ヤングの気持ちを表現」の見出しのついた1987年6月27日付けの山陽新聞夕刊の切り抜きが手元にある。
 記事では、「発売以来1ヶ月半の間に25版13万部が売れ、個人歌集としては史上空前。6年前に同じ出版社から出て100万部を超えた『なんとなく、クリスタル』(田中康夫氏)を上回るペースだという」とある。
 それほど俵万智の出現は、衝撃的だった。「与謝野晶子以来の大型新人類歌人」という本の帯のコピーにも驚いた。そして何より驚いたのは、その何気ない日常の言葉や会話を取り入れたその句だ。

 ・「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの
 ただ、私の好きな句は、同じ『サラダ記念日』に収録されている次の句だ。
 ・「寒いね」と言えば「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

 さて、その俵万智も登場して以来、もう25年の時間が流れ、今では子どももいるお母さんとなっている。それでも俵万智が詠む歌の素晴らしさ、感性のみずみずしさは変わらない。というか、いっそう豊かに言葉が紡がれている。
 最新の著書『風が笑えば』(中央公論新社刊)を読んで、私の感性にも少しだけ水やりをすることができた。こうした本を読む時には、心が解放される。ステキなひとときだ。

 

コメント (2)
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