樹齢135年の歴史を持つ一本のボタン、昨年は1400位の花を咲かせたという
入学式の頃に満開となるYさん宅のボタン。明治10年に植えられたそうだから樹齢135年。その一本のボタンの木に、昨年は1400位の花を咲かせたという。
このところ、そのボタンを毎年楽しませてもらっている。昨日ももう散ったかもと思いながら、お邪魔した。すると今年はまだつぼみが堅いままだった。今年の冬の寒さの影響からか、ずいぶんと開花が遅れている。
Yさんに「いつ頃が見頃となりますかね」とお訊ねするに、「もう10日もかかるのでは」とのお言葉だった。ま、それでも来週にはまたお邪魔してみようと思っている。
お花がお好きなYさんであればこそ、大切に大切にボタンのお世話をされ、愛情込めて育ててこられたことだろう。それだからこそ、今日までたくさんのボタンが咲き続けていると言えよう。
そんなYさん宅のお庭では鉢植えのボタンが咲いていた。また大きな大きな椿も咲いていた。Yさんのステキな言葉に教えられ励まされ、かつ鉢のお花を愛でることで元気ももらった。感謝。
今日・明日と人気のパン屋「麦のひげ」、5周年で半額金券がプレゼントされる
私もよく楽しませてもらう人気のパン屋さん「麦のひげ」が5周年を迎えて、今日・明日と買った金額の1/2が、商品券でプレゼントされるという。
毎朝たくさんの広告が新聞に折り込まれるが、その全てに目を通すことはない。しかし、スーパーの安売りなどは大切な情報であり、必死に見て安いものを買いに行く。貧しい暮らし故の知恵だ。それでもいらないものまで買ってしまうから悲しい。
そんな広告だが、各地域によって入るものや入らないものがある。我が家のような田舎に住んでいると、まちにスーパーのチラシは入らない。それ故、当然ながら行くお店が限られてくる。
ともあれ、今日か明日は「麦のひげ」に行くこととしよう。たくさん買いすぎないように気を引き締めて。
『こども東北学』や『のこされた動物たち』を読んだ、二冊の本に深く感動した
過日県立図書館で借りた本の期限は、昨日となっていた。読むのはすぐに読んでいたが、最近借りたばかりと思っていて返しに行くのを怠っていた。ホント、時間の流れるのが早い。
そんな日々の中で、最近読んだ本の中から二冊の本を書き残しておく。自堕落な日々でありそんなに多くの本は読まないが、それでも返却期限の関係や、カフェでの「のんびりタイム」の際には、私にとって本は必須アイテムだ。
さて、読んで切なくなった本が、太田康介『のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録』(飛鳥新社刊)だ。全員が避難を余儀なくされた20キロ圏内の残された動物たちの姿に哀れを思い、人災である原発事故への怒りが湧いてくる。飢えて死んでいく牛の鳴き声が、私の耳に聞こえてきた。感銘を受けた素晴らしい本だが、今後はこうした記録が必要ないことを願った。
もう一冊は、山内明美著『こども東北学』(イースト・プレス刊)だ。私も「歴史と今」をしっかりと次世代へつないでいくミュージアムづくりに取り組んだ際に、紀要『岡山学事始め』を発行した経験がある。
それだけに、とても興味深く読んだ。東北についての著者の愛情に裏打ちされた好著であった。一般教養に欠けている私は、とてもたくさんのことを学ばせてもらった。「岡山学」について、整理するヒントをたくさんもらった。