地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

孫たちのために

2012年04月12日 | 身辺雑記

 

昨日は孫の小学校の入学式、そして映画「ドラえもん」を見るためのアッシー君

 昨日は昼間は激しい雨が降ったが、満開の桜はまだ踏みこたえていてくれた。そして今日の暖かさで、風に舞っている。まさに桜吹雪で、私の大好きな光景だ。ただ、明日からの雨で散ってしまうことだろう。少しだけ儚い。少しだけ切ない。

 そんな「桜咲く今日の佳き日」は、小学校の入学式。我が孫もめでたく入学した。私が二年生から転校して通った小学校だ。上の孫は三年生。彼女たちなりに輝いて、人生を送って欲しいと願う。

 入学式で、上のお姉ちゃんもお休みであり、二人が映画「ドラえもん のび太と奇跡の島」を観たいというので、東宝シネマズ岡南までアッシー君(「アッシー君」はもう私語となっている、古くてごめん)。映画が終わるまで、スターバックスでコーヒー一杯で粘って約二時間読書。

 それにしても今日は、孫を連れてウサギやでお買い物に付き合ったり(支払いは当然だが私)もして、終日孫たちのために時間を使った。少しだけ疲れたが、それはそれで嬉しい一日だった。

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水戸岡鋭治

2012年04月12日 | 展覧会・講演会

 

夢二美術館で開催された「水戸岡鋭治講演会」、ステキなメッセージを受け取った

 後楽園横の旧西大寺軽便鉄道の駅舎跡地に建設されている「夢二郷土美術館」。その今年度の展示は、館の職員であり夢二研究家である小川晶子さんが出版された『もっと知りたい竹久夢二 生涯と作品』(東京書籍刊)に因んでであろうか、年間を通して「もっと知りたい竹久夢二」をPART1(夢二の明治)、PART2(夢二の大正)、PART3(夢二の昭和)と展示されるとのことだ。現在は「夢二の明治」が展示されている。

 その「夢二郷土美術館」で、一昨日の10日「文化講座」として水戸岡鋭治さんの「デザインは公共のために」と題した講演会が開催され、私もミュージアム勤務時代にご縁をいただいており、参加し学ばせてもらった。

 そう、デジタルミュージアムのロビーにある木製の椅子&机は、水戸岡鋭治さんのデザインしたものだ。当時是非とも水戸岡さんにお願いしたいと考えて、その願いが実現したものだ。届けられた時、その上質さに感激したことを今でも記憶している。

  

 さて、私が書くまでもなく、水戸岡鋭治さんは「ドーンデザイン研究所」代表であり、工業デザイナーであり、イラストレーターでもある。岡山でおなじみの路面電車「MOMO」、新幹線の「つばめ」をはじめとして、JR九州の「ゆふいんの森」などの幅広い鉄道デザイン、和歌山電鐵 貴志駅のたま駅長の駅長室やたま電車など幅広いデザインを手がけている。

 その水戸岡さんの仕事ぶりは、講演会当日に配布された「ドーンデザイン研究所」の冊子に写真入りで詳しく紹介されている。その中には、研究所(=水戸岡鋭治)の考え方「志」が18項目にわたって記載されていて、とても興味深い。

 その中の一つに「米(パン)仕事・花仕事」があり、「公共空間に対する十分な教育を受けずに、私達が失ってしまったのは社会人の勤勉さ」と書かれており、その他全てに水戸岡鋭治さんの「志」が伝わってきて深く頷いた。それは講演の中でも同じで、たくさんの素晴らしいメッセージを受け取った。こうした方が頑張ってくれていることを嬉しく思った。

 そうしてワクワクしながら聞いていると、最後に「まちが元気がなかったり美しくないのは、誰のせいでもない。そこに住む人が元気がないのであり、美しくなくてもいいと考えているからだ」と指摘され、下を向いてしまった。

 ともあれ、一昨日は竹久夢二の傑作「立田姫」等の作品を楽しみ、水戸岡鋭治さんの素晴らしい講演にたくさんの学びをいただいた。ステキな時間だった。夢二美術館横の旭川河川敷の桜はまさに満開。私の心も晴れ晴れだった。

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