片山和良写真展「鎮魂の日 -8月6日-」の白黒写真に、深く考え込んだ
今日は岡山市富町にある「アートガーデン」で開催中の、片山和良写真展「鎮魂の日 -8月6日-」(~9日)に行った。会場には、私が親しくさせていただいてきた幾人かの方々もいた。
さて近年の片山さんの作品は白黒写真が基本で、それが「鎮魂」というテーマにぴったりと合っていた。その一方では今回の写真展では、影絵を映してパネルにして展示しており、そのカラー写真が会場を暖かい雰囲気にしていた。素晴らしい構成だった。
そうした構成の妙はありつつも、「8月6日」のヒロシマを写した写真に、今のフクシマの現状が私の脳裏に重なり、いささか思い気持ちとなり、深く考え込んだりもした。
それにしても、過日魅せてもらった日本画家の西節子さんといい、片山和良さんといい、私は若い頃から存じ上げているお二人が、個展を開催すると思ってもみなかった。お二人のご努力に深甚なる敬意を表しつつ、会場を後にした。
イタリアンスローフード「カリーノ」でランチ、若い女性客で賑わっていた
私がお昼を外食するのは友人との語らいの時か、仕事などで外食を余儀なくされる場合が多い。そうしたランチに私が行くお店は、そんなに多くはない。。それでも、友人たちのお気に入りのお店にご一緒させていただき、少しだけ増えてはいる。
今日行ったイタリアンスローフードのお店「カリーノ」も、そんなお店の一つだ。オーナーのこだわりがつまった、小麦粉からオリーブオイル、塩まで全てイタリア産というイタリアンテイストのパンがズラリと並んだパンのお店に併設されたレストランだ。レストランのランチでは、そのパンが食べ放題となっている。
今日行った時間はまさにお昼時であり、女性客で賑わいほぼ満席といった状態だった。美味しいランチを楽しみ、元気をもらって午後の所用をこなした。
急増している深刻な犯罪被害などの救済へ、雨の中VSCOの宣伝活動に参加
「『(社)被害者サポートセンターおかやま(VSCO)』は、殺人、傷害、性犯罪(性被害)、交通事故、DV、ストーカー、児童虐待、高齢者虐待、障害者虐待、暴力団犯罪、悪質商法などの犯罪や事故の被害者やそのご家族・ご遺族などに対して、研修を受けた電話相談員が、具体的な問題や悩みについて、解決の糸口を見つけるためのお手伝いをさせていただきます。
また、ご希望があれば、弁護士・精神科医・カウンセラー・社会福祉士・警察などの専門家や関係機関をご紹介します。
『(社)被害者サポートセンターおかやま(VSCO)』は、電話相談の外にも、危機介入・法廷付添などの直接支援や自助グループ活動への支援など、様々な活動をしております」(「VSCOのHPより」)。
今日の山陽新聞に「同居の養女(29)に小学生の時から約15年間、性的虐待や暴行を繰り返したとして、準強姦などの罪に問われた県内在住の男(50)の控訴審判決で、広島高裁岡山支部は4日、懲役10年とした一審岡山地裁判決を支持、被告の控訴を棄却した」との報道がある。判決理由で裁判長は、「人格を踏みにじる卑劣きわまりない犯行で刑事責任は重大」と述べたとも報じている。
15年間も性的虐待を受けた女性の気持ちはいかばかりか。こうした性的虐待が犯罪であることが明確になった。今、(性的)虐待を受けても、誰にも言えず苦しんでいる女性(当然だが男性も)が急増していると聞く。こうした性犯罪を含む、犯罪被害者支援の活動を展開しているのが、「VSCO」(=「(社)被害者サポートセンターおかやま」)だ。私の友人が頑張っていることもあり、私も「VSCOを支援する会」の一員となり、昨日は激しい雨の中で、今月12日に開催する「犯罪被害者支援を考える市民集会」のPR活動に参加して、岡山駅頭でビラやテッシュを配った。
「(社)被害者サポートセンターおかやま」はその理想を高く持ち活動を展開しているが、その活動を支える資金や人材は極めて不足している。みなさんの(法人のみなさんを含めて)、この「VSCO」の活動支援を心からお願いする。ともあれは、「(社)被害者サポートセンターおかやま」のHPでその活動を確認して欲しい。