地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

酔いしれた

2012年07月22日 | 音楽・コンサート

 

東京の「パリ祭」は50年目の節目の年、岡山パリ祭で50曲に酔いしれた

 昨晩は「岡山パリ祭」の日。私もスタッフの末席に加えていただいているので、夕方4時30分には会場である岡山シンフォニーホールでスタンバイ。私達スタッフは、ご来場いただいた方々のチケットをもぎり、当日パンフレットをお渡しすることだ。

 東京のパリ祭は今年50年目の節目の年を迎えたとのことで、岡山パリ祭でも今年は50曲のシャンソンが歌われた。最初の10曲は石井好子さんや芦野宏さんや木原光知子さんの在りし日の歌声が流された。懐かしく聞かせていただいた。木原さんの「パリ祭が近づくと、車の中でも必死で練習して大変よ」と言われていたことが思い出されたりもした。

 そして、今年のパリ祭は宝塚の元トップの峰さを理さん、高汐巴さん、平みちさんのとてつもなくかっこいいステージ、美川憲一さんの熱唱、あみさんを始めとする常連のメンバーの方々のステキな歌声、まさにシャンソンの名曲50曲に魅了された。今年は格別に内容豊かで素晴らしかった。

 ところで、今年のパリ祭はイエローがシンボルカラーとして採用され、チラシやポスター、パンフレット、そしてTシャツも黄色となった。ただ私はそうでなくても太っているので、黄色でより太って見えることを心配して、もう一色ある黒のTシャツとさせていただいた。

 昨日に続いて、今日も「上之町パリ祭」は開催され、まちはパリ色に染められていた。そしてともあれ、今年の岡山パリ祭は終わった。少し早いが、来年は7月20日(土)に開催予定と聞いている。一年一度、シャンソンに魅了されては如何。

 

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沖縄行4・基地

2012年07月22日 | 旅行

 

映画「ひまわり」の舞台は沖縄で、普天間、嘉手納、辺野古と基地を見て回った

 沖縄から帰って岡山でもすぐに梅雨明け、連日30度を超える猛暑日となっている。それ故か、イマイチ体調がすぐれない。何だかシンドイと思う日々が続いている。年齢かなとも思うが、悔しいので夏バテと思うことにしている。そうした中だが、このブログでのそろそろ沖縄行の報告記は、終わらせなければと思う。飛び飛びの報告記となった。申し訳ない。

 さて、日本で唯一の住民を巻き込んだ沖縄戦は80日にも及び、沖縄県民の4人に1人が死亡した。そして今、わずか1%にも満たない広さの沖縄に日本に存在する米軍基地の74%が存在する。まさに、沖縄県民に犠牲を押しつけているのが実態だ。

 その沖縄の本土返還前の1959年6月30日に、宮森小学校へ米軍ジェット機が墜落している。その後、2004年には普天間基地のすぐ近くにある沖縄国際大学へも米軍機は墜落している。宮森小学校での出来事を題材とする映画「ひまわり」は、その沖縄国際大学での撮影も予定されていると聞く。

 

 さて、日本にある基地で「最も危険な基地」と言われるのが普天間基地。住宅地の中に、その普天間基地はある。高台から見下ろすと、沖縄国際大学もすぐ近くに見える。そんな普天間基地の辺野古への移転を、現政権は遮二無二推進している。

 辺野古の方々は、ジュゴンなどの貴重な生態系を守ることも併せて、「移転反対 基地をなくせ」と3000日を超えて連日座り込みを続けておられる。その方々はお話の中で、「全ての基地をなくすことなしには、基地問題の解決はない」とキッパリと言い切られた。

 嘉手納基地は近くの「道の駅 カデナ」の屋上から、滑走路がとてもよく見える。沖縄では全てが基地優先で、住民は基地の傍らに小さくなって暮らしているように見える。「平和で基地のない沖縄を返せ」の本土復帰運動のスローガンが正しかったことを証明している。

 今沖縄は「オスプレイ配備反対」で熱く燃えていた。オキナワは私達が、原発とともにいつも頭に置いていないといけない課題だということを痛感した。やはり、映画「ひまわり」を一人でも多くの方に観てもらわなければと、強く強く思った。

 

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沖縄行5・伊江島

2012年07月22日 | 旅行

 

「沖縄戦の縮図」・伊江島へ、沖縄のガンジー・阿波根昌鴻の足跡に心を寄せた

 これまでの沖縄行の際に、普天間、嘉手納、辺野古の基地を訪れてはいた。今回初めて行ったのが、「沖縄戦の縮図」と言われる伊江島だ。伊江島行きの船は、夏場でない時はそんなに多くはない。朝9時の船で島へ行き、帰りは13時発だ。その船に乗らないと、16時頃の出港となり、次なる行動に支障が出る。決してたっぷりとは言えない時間だが、やむなく13時の船に乗り、昼食は沖縄本島に着いてのこととした。そんな伊江島行で、ホテルを出発したのは午前7時、結構ハードなスケジュールだ。

 

 反戦地主の方にご案内をいただいて島内を見渡す高台へ行き説明を受けたり、150人も方が集団自決をした壕、さらには非暴力に徹するたたかいの基本となった「伊江島 土地を守る会」の「団結小屋」なども見て回った。そしてまた、沖縄のガンジーと呼ばれる阿波根昌鴻が建設した平和資料館「ヌチドゥタカラの家」を訪ねて、謝花悦子館長の講話も拝聴した。

 明るく美しい伊江島での過去の沖縄戦の悲惨な実態をお聞きし、心が暗くなったりもした。それでも、私達と同じ船で小学生が伊江島平和学習の旅をしていたり、看護学生の方がレポートを書くべく伊江島を回っている光景を見て、二度と過ち・戦争を繰り返してはいけないし、そのための動きがたくさんあることを心強く思った。まさに「ヌチドゥタカラ」・命こそと尊く、平和とは人間の命を尊ぶことと学んだ。

 

 今回の沖縄行にあたっては、事前にアレン・ネルソン/國弘正雄『沖縄に基地はいらない』(岩波ブックレット)や鎌田慧著『沖縄 抵抗と希望の島』(七つ森書館)などを読んでいこうと思ったが、鎌田慧さんの方は読めなかった。さらに引き続いて、沖縄関連の書籍を読む予定としている。

 今回の三日間の滞在で、オキナワはまさに今日的な課題であることを痛感した。そして、またこうした時に映画「ひまわり」を製作し上映する意義、そしてそれをまた支援する意義もしっかりと学ぶことができた。同行したくれた友人たちは素晴らしい方々で、その方々からも多くを学んだ。素晴らしい旅であった。感謝。

 

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