二十四節気の1つ・大暑の今日、はせ川のもんじゃ焼きに舌鼓を打ち汗を流した
今日・7月23日)は、夏の暑さが最も厳しい時期に当たるという二十四節気の1つ大暑。まさに夏本場、蝉の鳴き声がやかましい。アジサイはとっくに姿を消して、今はサルスベリも美しく咲いている。
そんな今日の猛暑の中で、今在家にある「もんじゃ はせ川」に行った。「暑いからもんじゃ」と、友人がチョイスした店だ。これまで夜に何度か行ったことがあるが、お昼に行くのは初めてだ。
お店はもう少しだけ冷房を効かせてくれたら嬉しいのにという、節電モードだ。そうした中でのテッパン・もんじゃ焼きだ。まさに汗を流しながら、もんじゃを楽しんだ。正統派のもんじゃ焼きの食べ方とはほど遠いが、「美味しければいい」との思いで舌鼓を打った。暑い夏にもんじゃもいける。
今日は右膝が激しく痛んだ、ずいぶんと以前に水を抜いたこともあるので不安だ
今朝は出勤日。事務所に到着して車を降りようとすると、激しく右膝が痛んだ。もうずいぶんと以前に、少しだが水を抜いたことを思い出した。この右膝の痛みは、終日続いた。もう痛みは惹かないのかと、不安がよぎる。
今晩一晩寝て、それでも痛みが引かなかったら、病院で診てもらわざるを得ないだろう。人間生きていると、いろんなことがあるものだ。そして「老いる」ということは、こうした小さな病気が積み重なっていくのだろうと思ったりもする。
昨日は大阪松竹座で歌舞伎見物、片岡仁左衛門の「荒川の佐吉」の魅了された
今年は6月からハードなスケジュールとなっている。これだけタイトな日程は、定年退職後で初めてと言っていいくらいだ。これまでの三陸行やゆふいん文化・記録映画祭、そして沖縄行と二泊三日の旅が立て続けとなり、その疲れがある。それに梅雨明け後の厳しい暑さも加わって、我が体力はいささか限界に近い。もちろん財布は底をついている。
そんな中で、昨日は大阪松竹座の歌舞伎観劇ツアーに参加した。疲れ果ててはいるものの、ある意味主催者であり義務感からも参加した。さすがに今朝はいつもの5時前に目覚めたものの、少しだけからだが怠くかつ眠たさもあり、もう少しだけと眠った。おかげで、6月50分の集合時間ギリギリとなった。
そんな歌舞伎観劇だったが、昨日の昼の部の演目は、「双蝶々曲輪日記 引窓」、「棒しばり」、そして「江戸絵両国八景 荒川の佐吉」(画像は新橋演舞場のもの、ネットにて借用)の三演目で全てに魅了された。
「引窓」は、私も参加している「おかやま・歌舞伎・観る会」(1997年10月)を発足させるその年の6月、大阪で魅せていただいた演目だ。その際に今や花形となっている片岡愛之助丈を、高校生たちが「愛ちゃーん」と黄色い声援を送っているのを目撃して、岡山でも是非とも「観る会」を立ち上げようと、その気にさせてくれた演目だ。
そして何より魅了されたのが、片岡仁左衛門の「江戸絵両国八景 荒川の佐吉」だ。1時50分と長いお芝居だが仁左衛門はずっと演じ続けて、観客を魅了した。「涙が流れた」という感想がたくさん聞かれ、花道横で観劇された方はラストシーンで花道を退場していく仁左衛門の涙が見えたと興奮気味に語られてもいた。
そんな素晴らしい舞台を観て、やはり歌舞伎は魅力的だと改めて思った。それにしても昨日の公演は、「中村又五郎襲名披露 中村歌昇襲名披露」のW襲名披露公演だった。そして9月の大阪松竹座は「中村勘九郎襲名披露公演」だ。この夜の部の公演では、先頃人間国宝となった坂東玉三郎が出演して「女暫」の巴御前を演じる。わが「おかやま・歌舞伎・観る会」でも、その「女暫」と「口上」のある夜の部の観劇ツアーバスを出す予定としている。
そして来年1月は、「市川猿之助襲名披露 市川中車襲名披露」公演だ。大阪松竹座の歌舞伎公演は「襲名披露公演」が続く。どの「襲名披露公演」は、是非とも観たいと考えている。
それにしても今年は歌舞伎にも縁がある。1月大阪松竹座に始まって、4月のこんぴら歌舞伎、同じく4月の京都・南座、そして昨日の大阪松竹座、さらには9月の大阪松竹座を予定していて、11月24日には「備前おかやま松竹大歌舞伎」公演(現在優先予約を受付中、是非とも申し込みをよろしく)を主催する予定としている。ホント、歌舞伎貧乏に陥ってもいる。