地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

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ドキュメンタリー

2012年08月23日 | 映画・テレビ

 

鎌仲ひとみ監督作品「内部被ばくを生き抜く」を観た、改めて怒りが湧いてきた

 今日は24節気の一つ「処暑」だ。「暑さが峠を越えて後退し始める頃」とあけるが、まだまだ厳しい残暑の日々が続きそうだ。日中もそろそろ涼しくなってよ、という感じだ。。

 さてもう数日が過ぎたが、今月の18日(土)に鎌仲ひとみ監督作品「内部ひばくを生き抜く」を観た。過日、鎌仲ひとみ監督の講演とセットで、岡山市などでの上映会が開かれたが、私は所用が重なって参加できなかった。しかし、幸いにも我が法人が主催して開催してくれたので、幸いにも観る機会を得た。

 ただ正直に告白するが、この映画のフライヤーを見て、当初は4人の医師のインタヴューによる構成ではと早合点をして、だらだらとお話ばかりでは退屈するのではと思ってしまっていた。

 もちろん、映画の中では肥田舜太郎、鎌田實、児玉龍彦の3人に加えて、チェルノブイリのスモルニコワ・バレンチナ医師が、ヒロシマとフクシマ、そしてチェルノブイリを経験を語られた。しかし、その語りをフクシマやチェルノブイリなどの今などを撮影したとても豊かな映像が挟まれていくので、ちっとも退屈しない。それどころか、ぐいぐいと引き込まれていった。

 4人の医師の言葉はとても重く、とても説得力があった。「これからいったい何が起こるのか」、正確に予測できる人は実はいない」(鎌仲ひとみ監督)が、ともあれ私たちは今とても困難な時代に生きていかざるを得ないことを改めて痛感した。素晴らしい映画で、深い感銘を受けた。

 この「内部被ばくを生き抜く」も、誰もが見て欲しいと思う映画だ。こうした映画を見るにつけ、このところ次第にドキュメンタリー映画の魅力に惹かれている自分を感じている。もう10年くらい由布院へ「文化・記録映画祭」に通い続けているので、よりそのことを強く思う。

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やっと行けた

2012年08月23日 | 展覧会・講演会

 

県立美術館で開催中の「シャガール展」にやっと行った、愛の世界に魅せられた

 東京や大阪に拡げなくても、この岡山の地でも講演会や展覧会、そしてコンサートなど様々な催しが開催されている。当然のことながらそれら全てに参加することは経済的にも、また時間にも限りがあることから無理な話だ。ま、毎日が日曜日の暮らしであり、私の場合には多くが経済的な関連からだ。

 さて、そんな中で、昨日は「岡山市民と医師会の集い」の特別講演会(医師・石飛幸三「平穏死のすすめ」)に参加の申し込みをした。今年のこの「集い」のテーマは「“みとり”を考える」で、様々な展示や医療や在宅介護相談などもある。終活中の私であり、フライヤーを見てすぐさま申し込んだ。

 ただ、県病院協会主催の「アグネス・チャン講演会」は、既に満員で参加不可とのことだった。申し込むのが遅れたことを悔やんでいる。昨年は、どちらの講演会にも参加したのにと、少しだけ悔しい思いもしている。

 

 そうした中で、先月13日から開幕していた県立美術館の「シャガール展」、いよいよ今週の26日までなので焦って昨日行った。正直、私は絵も音楽も成績は「2」(五段階評価)なので、どちらもわからない。それでも、感性への水やりと思って、時々展覧会などを鑑賞に行く。ただ、スピード違反に問われるくらいの早さで、会場出口まで行ってしまうことしばしばだ。

 さて、絵の世界は門外漢の私であり、「世界で最も愛される20世紀の巨匠」と言われるシャガールのこともほとんど知らない。それでも、ユダヤ教とキリスト教への深い信仰と、妻への深い愛に基づいた作品群には魅せられた。

 まだまだ厳しい残暑が続くとの予報もある中で、久しぶりに心が満たされた気分になった。今日の山陽新聞に掲載されている「情報ひろば」などをしっかりチェックして、たくさんある中で身の丈に合った参加をして、たまには感性に水やりもしたいものだとつくづく思った。(写真は今朝の朝焼け)

 

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