司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

司法書士から弁護士への案件引継ぎに関するガイドライン?

2024-12-04 07:32:42 | 司法書士(改正不動産登記法等)
女性セブンプラス(前編)
https://j7p.jp/124768
同(後編)
https://j7p.jp/124778

 新宿事務所とベリーベスト法律事務所の案件引継ぎ問題について,詳細な記事である。アディーレとの問題も。

「弁護士法では、弁護士が依頼者の紹介を受けた対価として、謝礼、紹介料を支払うことを「非弁提携」として禁じている。“口利きビジネス”につながりかねないからである。
 だが2002年の司法書士法改正により、現実には、司法書士は140万円の上限を超えた訴訟や、140万円以下でも訴訟の相手方から控訴された場合は、弁護士に引き継がざるを得なくなった。とはいえ、書類作成などの実務を行っている場合は、「タダで引き継ぐ」というわけにもいかない。しかも、依頼者は消費者金融から借金を繰り返した人々であり、直ちに支払いが難しい人も少なくない。そこで司法書士の業界団体「日本司法書士会連合会」は、司法書士と弁護士の連携が非弁提携とされることがないよう、日弁連に案件引き継ぎに関するガイドラインの制定を求めていた。
 ところが、日弁連はガイドライン化を遅々として行わず、先送りしてきた。その結果、司法書士と弁護士の関係は、長きにわたり「グレーゾーン」のままになってしまった。」(上掲記事)

「ガイドラインの制定を求めていた」??

 そういうことがあってもおかしくはないが,聞いたことがないな。
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