降って来るもの

写真と散文とぽえむ

神仏の免除

2020-01-24 21:26:09 | 詩16

      神仏の免除

 

-正常に始終しない彼是が増えてゆく-

 

眼鏡は早くから必需品だし、

耳の周辺で五月蠅いOTOは

もう幾年も前から蜷局を巻いているし、

上がらない膝は

自嘲してしまう程何度も躓かせるし、

surumeなど以ての外だし、

鼻腔にウイルスが巣食い出したし、

首・肩・腰・膝・その他

あらゆる場所から痛みは滲み出るし・・、

 

改めて、つくづく、

遠くまで来てしまったことに気付かされる

 

いつか、落とし穴に嵌って

突然姿を隠せればいいのだが、

いつか、誰も知らぬ間に

余韻を少し置いて視界から消えられればいいけど、

いつか、自分から紡いで来た糸を解いて

ありがとう!!ってお返しできれば素敵なんだが、

 

そんなこんなで

間違いなく老いの領分に

足を踏み入れているのだが

幸いなことに、神様はまだ知らんぷりで

有難いことに、仏さまはまだ素知らぬ顔で

ko.to.ba.と戯れられる僕の能力だけは

持ち去るのを

何とか免除してくれているから

その技量を頼みの綱に

もう少し先まで

歩いてゆけそうな気もしている・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢中列車

2020-01-24 04:40:22 | 詩19

    夢中列車

 

計らずも

途中下車してしまうと

さあ、これが、又、大変!!

その駅の名は?時刻は?日付は?

此処は何処?

再び乗車するためのヒントが

次々に掻き消えて

時々、僕は迷子になる

 

だから、計らずも

夢中列車から弾き出されると

先刻の夢に戻ろうと

僕は大わらわで

夢の欠片を拾い集め

手懸りを懐に抱えて

次の列車をひたすら待つ

 

けれど、思惑通り

やって来るとは限らない

ほんとうは

走ってないかもしれない”999”号

だけど信じて、僕は

行先未定の個人ツアーの

ミステリーtravelの乗客になる

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする