降って来るもの

写真と散文とぽえむ

納言師㈥

2020-01-26 20:59:02 | 詩19

      納言師㈥創作

 

それがまるで順路のように

瑕疵のない始まりのように

食い違わない意思のように

 僕のko.to.ba.を創作するために

今日の分秒を丹念になぞってゆく

 

その天空に潜める息遣いを

その大地に根差す息吹を

そのTOKIの間に間に漂泊する吐息を

その時空に湧き出る泡を

その移ろいに掻き消える幻影を

その並べて

 吾が胸腔をknockしてゆく

騒めきたちのことを

その幸運を取得するために

 memo用紙を手にゆく

夢間をあるく

空夢をあるく

夢想をあるく

 詩魂の居所をゆく

 

一行のko.to.ba.達はそのように群れ

一篇のpoemはそのように紡がれる

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納言師㈤

2020-01-26 07:09:41 | 随想

      納言師㈤根拠

 

 凄い勢いで、自分でも驚くほどのスピードで、詩19を書いている。まだタイトルも決めていないのに、まだ年号が変わったばかりの令和元年の師走の掛かりに書き始めた新詩集の一ページ目なのに、頁はもはや105を捲り、10638もの文字を書き付けたのだ。

 このまま順調に進めば恐らく如月の半ば頃には、どの詩集でも共通に目指している”150”ページに到達するかも知れぬ。

 降って来るものの多量に。過ってゆくものの多彩に。触れてゆくmonoの多岐に。閃くものの多情に。

 僕は些か驚き、めくるめくecstasyを感じ、その度、inochiのliveの匂いを嗅ぎ、その坩堝の中で活き活きと呼吸するのだ。有難いことに!!

 今は亡き”ココロの師”は、かって声高らかに宣言してくれたのだ。「多作こそ才能だ!!」と。

 僕はその一言を抱き締め、活動の根拠とし、継続の支えとして、この今も、此処から先の現在も”poeto”で居続けることを決意している。

             

       納言師㈤根拠

 

次のUtaもいいメロディーに出合える

次のhitoともいい出会いに恵まれる

何の根拠もないけれど

そんな風に

ちょっぴり明るい明日に急かされて

やって来る今日を始める

ああ、生きている!!

僕は新しいイノチの爽快な律動を体感しながら

一ページの一行目へと歩き始める

          R1 01/25 04:40 万甫

 

 

 

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