納言師㈥創作
それがまるで順路のように
瑕疵のない始まりのように
食い違わない意思のように
僕のko.to.ba.を創作するために
今日の分秒を丹念になぞってゆく
その天空に潜める息遣いを
その大地に根差す息吹を
そのTOKIの間に間に漂泊する吐息を
その時空に湧き出る泡を
その移ろいに掻き消える幻影を
その並べて
吾が胸腔をknockしてゆく
騒めきたちのことを
その幸運を取得するために
memo用紙を手にゆく
夢間をあるく
空夢をあるく
夢想をあるく
詩魂の居所をゆく
一行のko.to.ba.達はそのように群れ
一篇のpoemはそのように紡がれる