降って来るもの

写真と散文とぽえむ

令和二年正月二日~蒼蒼~

2020-01-06 06:00:06 | 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 まごまごしている間に四日間が消えてしまった

 まるで川を遡ってゆくように、老いに急かされるように、時間の流れは激しく早くなる。ほんとうは平らかな海原へと向かっている筈なのに、トキの間に間は急峻になり溢路になり滾りになり疾く流れる。

 源流に戻ろうとしているのか?始まりのひとsizukuへと回帰しているのか?よく分からない。解らないけれど日日はそのように過ぎてゆくのだ。

 晴れて一点の雲なしになった正月二日。田面に草木にビッシリと張り付いた霜が、水蒸気になって煙のように風景の足元に屯する。

午前七時半、まだ日の出前のpromenadeを歩く

ただ蒼蒼の空を写しながら・・

カメラを構える両手の指先がピリピリと痛い。降って来る言葉たちをmemo用紙に絡めとってゆく指先がヒリヒリと痛い。

それでも、何に出合えるのか?何と邂逅するのか?高揚感で足音は凛冽の冷気に融ける。

もう直ぐあの山塊の窪みの樹々の梢の先から、正月二日の曙光が射す。

何時もの様に六地蔵に頭を垂れて、恙ない一日の供与を祈願。

光を孕んだひと滴が、そよ風のひと吹きに産み落とされる刹那を!!

            01/06 06:00:06 まんぼ


コメント (2)
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