降って来るもの

写真と散文とぽえむ

降って来るもの

2020-01-13 14:00:35 | 詩19

 

      降って来るもの

 

ぐるっと一周、六十分過ぎても

出合わないことも有る

待ち受け心に設定しながら

六〇〇〇歩刻んでも

巡り合わない兆しも有る

 どんなに石板を磨き

 どんなにantennaを拡げ

全ての器官を

 どんなに鋭敏に欹てても

有無の感覚の泡abukuも生じない

成り行きも有る

 

それは

意図できるものではないから

きっと

僕の「降って来るもの」は

得体の知れない塒から

happyのひとつの形のように

 零れ落ちてくる

一個の幸運に違いない

 

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inochiの設計図を

2020-01-13 06:00:07 | 詩19

 

      inochiの設計図を

 

何かの契機に

自分が起ちあがる存在であることを

紛れもなく

自分が歩行動物であることを

再認識するのは

未知を旅する開拓者としての

確固たる意識の確かさを知るのは

前へと進むために書く

inochiの製図の直截な線になる

何かのころ合いで

自分が前を向いているのかを

間違いなく知るのは

ただ未来を目指すpioneerで在ることを

再発見するのは

つまりは

選ばれたHomo sapiensとしての

生き様の正しさを認知するのは

inochiの設計図の基本線になる

それぞれの個がどんな風に生きても

ただ、生きて死ぬという事実に

些かの差異も無いけど

人として個人として

特定できる表札や名札を掲げ

胸を張り、夢中を闊歩し、哀楽を滴らせ

TOKIの間に間を謳歌して百年の足跡を残し

千年の想いを抱いて走り抜けたと

青史の一ページに一行を書き下せる

inochiの設計図を描いてゆきたい

         R2 01/11 06:00:06 万甫

 

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