降って来るもの

写真と散文とぽえむ

希球

2020-02-12 06:14:24 | 詩20

      希球

 

HITOは希球を

胸の空に飛ばしながら

晴雨のTOKIの空間を生きる

 

開くのか?弾けるのか?

膨らむのか?はたまた萎むのか?

 

誰でも人は

胸の空に

希球を浮かべて生きる

 

求めて手繰って操って

充たす気体はそれぞれの量に

重さ軽さはおのおのの器量に

彩の濃淡は個々人の好みに

 

誰でも人間は

己の空に希球をひとつ

飛ばし浮かべ夢見て

四苦八苦の

重苦しい難関を潜り抜けてゆく

            R2 02/12 06:30 万甫

 

 

  

詩16「有無の伝言」 予約読者募集中

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万が一の

2020-02-11 19:55:41 | 詩20

      万が一の

 

天然自然の淵に

 一個の鉛玉のように

何処までも沈潜してゆくと

突き抜けた処に

 得体の知れない空間が出現する

誰も居ない

生物の気配もない

大気の彩もない

 けれど

何かを産み出そうとする匂いがある

形の原形のような朧気がある

何かの命の原点のような蠢きがある

 俯瞰者の僕は

徹頭徹尾ただ沈黙し

身に降りかかるかも知れない

 前兆に

全身で傾注するのだ

万が一の幸運であるかも知れぬ邂逅に

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二十本の指

2020-02-11 14:55:04 | 詩20

      二十本の指

 

少し前から

十本の足の指を活用する訓練をしている

 

かと言って

十本の手の指に

別に不都合が生じた訳ではないが

足の指で絵筆を握ったり

素晴らしい書を残したり

凄い人の話や姿に接して

五体満足の僕なら

足の十本の指も自在に使えて

合計二十本の指を意志通りに働かせたら

もしかして他人よりは

ほんの少し秀でた何かしらを残せるかもしれないと

ふと、浅智慧が湧いたのだ

 

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難儀な

2020-02-11 06:38:59 | 詩20

      難儀な

 

ペンを持って

白い紙と相対すると

karadaの何処からか

躍動感が盛り上がって来る

自ずと

karadaの何処かが反応して

ペンを走らす

ええ~い、ままよ!と

気楽なペン先に任せて

僕は一人の傍観者になる

 

時折り口出ししては

失笑を買ったり嘲笑されたり

時には怒らせたり・・

直ぐ傍に居て

寡黙で居るのは

なかなかに難儀な我慢なのだ

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月日の企み

2020-02-11 06:17:06 | 詩20

      月日の企み

 

無いと思い込んでいるものに躓く

有ると思っているものを簡単に失念する

まるで月日に抗う猟師のように

絶えず落胆と諦念を上塗りする

 

あらゆる個々の思惑など

一向にお構いなしに

年月日時の企みは

それぞれの存在の意義の何所かを何かを

遠慮会釈なく

永遠に持ち去ってしまう・・

 

アノ人と結んだ絲のことも

anataと契ったkokoroのことも昔話になる

 

去年の卯月に知らぬ間に親友が逝き

今年の卯月に竹馬の友が黄泉に去った

会者定離の理に諭され

残された僕はそれでも

淋しさを身の裡に囲って日日にしがみ付くのだ

 

何が大事なのか?何が大切なのか?

風雪の長きに晒され侵食され

もはや見極め切れないけれど

やっぱり

anataが其処に居ないとHITOとして永らえないと

それだけは解る

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終始の種を

2020-02-11 05:53:15 | 詩20

      終始の種を

 

僕らは物語り続けることを知らない

hitoは始まりが有って終わりがあると

役行者のように観念するが

ほんとうは

終わりの後の始まりを知らない

物語りを書き続ける術を知らない

誰も彼も

誰からも与えられていないからだ

そこにこそ

挑み続ける価値はある

不死ではなく

生死の間に傍線を引く書き人の居たことを

ココロに終始の種を蒔いてゆく耕作人の居たことを

瞬きの間をutaにする流離の旅人の居たことを

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必撮シリーズ㊂~春光~

2020-02-10 15:20:10 | 風景

 こんにちは!!

 ここ数日思い出したように”らしい”日が続いて、そうだった!まだ冬という季節の底辺辺りを移動している最中なんだと、詐欺まがいの温もりに慣れつつあった肌身に、季節相当の寒さの威力を思い知らされているところですが、それでも、日中の明るい”hikari”に触れると、それはもう確かに陽春の魁のように・・。

    

        

           R2 02/10 03:20pm まんぼ

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彼誰の方が

2020-02-10 06:06:49 | 詩20

      彼誰の方が

 

オゾンの濃度には

あまり関係ないかも知れないが

それでも

今日がまだ新鮮な午前中の方が

瑞々しい鮮度のままの早朝の方が

コトバたちは

活き活きと寄り添ってくれ

語り掛けがスムーズな気がする

 

oxygenが満ち満ちて

滴り落ちそうになる夜明け前の

初めて始まる彼誰が背景の方が・・

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詩20「KOKOROの間」下巻・まえがき

2020-02-10 05:50:04 | 詩20

      詩20「KOKOROの間」下巻・まえがき

 

 此の詩20「KOKOROの間」下巻は、卯月9日という一日の日記の続きの後半のように、上巻を”あとがき”で閉じた同じ日時の夜に始まる。

 上下巻で結束する詩集にとっては当然の流れに違いないが、せめて巻頭に短い”まえがき”を読点のように置いて体裁上の容姿を整え、新たに書き込み始める新しい物語に瑞々しい息吹きと活力を附与し、もって自ずからの気分をも同時に装いを新たにしようとする試みである。

 月日の移り行く速さは些かの猶予もなく無情だ。その今の後ろに存在する見えない喪失感は絶え間なく続いてゆくが、その生滅してゆく日日の何処かを、移ろいの何かを可視化してゆく取り組み。

 kokoroというあやふやで不確かな存在を”KOKOROの間”に逗留させ、何ものでもないkotobaたちを順序だてて言語化し発信してゆく名も無き一介のpoetoの作業。

 此の”まえがき”は、己自身と、触れ合えるかもしれないanataに向かっての弛まぬ挑戦の意志を明確にし、その烽火代わりに書き上げる始まりの一頁である。

                 R2 02/10 05:50:05 万甫

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アノ人が

2020-02-09 20:56:23 | 詩20

      アノ人が

 

書きなさい!!と

書けるものが有る間は

それを

書ける間は

書き続けなさい!!と

アノ人は言ってくれた

 

多作は問題なく一つの才能だ!!と

唯一認めてくれた

ソノ人の為に

物書きの端くれとして

細やかに書き継いでゆきたい

 

例えあの人以外に

認印を貰えないとしても・・

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