おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

基準

2011-09-04 | ■ サマザマな おはなし


尊敬に値する人物の基準は?

というような質問に

“地位も 出自も 境遇も 経歴も 論功も関係ありません
もちろん財産の有無 学歴など 基準の候補にあげることさえ
首をかしげます

勝ち組 負け組
私には 理解し難い言葉です

この世の為に
自分にできそうもないことをできてしまうお方
自分にできそうもないことの実現に努めておられる方

私の基準は そのあたりだけ ですね”



長い年月の中で 巷にも けっこうおられました
今も おられます
巷の 無名の(無名でなければならないというのでは もちろん ありません) なんとも粋で潔い生き方の 殿方 淑女
けっこう おられるものです

そういう方をお見かけすると 
心全体で ホッとします 

それにひきかえ
つまらない基準での名士さん?
を見せつけられると 
この国の文化というものの基準が嘆かわしくなるのです
私なんぞが文化なんぞを どうこう言える立場ではモチロンありませんが
あまりにも 無粋な連中には ガッカリ
世の中を 自分のきままだけで かきまぜないでほしいなー
夕餉を静かに楽しませて欲しいものだと祈る庶民の心も
あるのだ というあたりを 言わずとも理解できるような
人間 であってほしいなー




粋な 潔い 生き方 死に方を思う心は
人生の節目節目に登場して 私を悩ませることがあります

というような高尚な?ことはさておき?
仕事 スタート
日曜だと言うのに

でも 今週後半からは 級友(旧友)たちとの
遊びの集いが控えているので なんやかやと
やや タイヘン(うれしい 楽しい タイヘン)





 

 

 


話術 説明術?

2011-09-04 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


「長いこと 何も問題なくやってきたんです
我が支部は 会費も出して一人前の社員だったのです
なんで ダメなのですか
確かに 政府の質問回答にもダメとされていますし
他の専門家さんらにも訊いてみたりしましたけど・・
なんで どういう理由で ダメなのか
そこのところが知りたいのです
単に イエス ノー じゃなく 
訳を知りたいのが 人情でしょう
何十人という人に説明しなけりゃならないんです」

“どうしても少々専門的な話になりますが 残念ながら あなたの支部は 
権利や義務を持てる 人
ではないのです”
「人? いくらなんでもうちの支部が 人 そのものではないことぐらいは・・・」

“説明の順序がまずくてスミマセン
人間だけが 権利や義務を持てる というのが法律の大原則なのです

「・・・? 本部だって 人間そのもの ではないでしょう?」

“本部さんは 人 ではないけれど 
法人と言って 法的には人と同じように扱われるべき というような意味で人なのです
権利や義務を持てる つまり法的な人格
社員さんに必要な法人格をもっているということなのです
法で作った人格 とでも言うより 簡単には説明しようがないのですが・・・詳しく言うと 少々硬くなりすぎるので・・・
そうですね こういう説明ではどうでしょうかネ
会社などは 人と同じように税金を払ったり いろいろな社会活動をするうえで責任も権利も持ちながら第三者と世の中で係わってますよね 法的には 権利義務の面では人と同じですよね
要は ものごとをなすうえで 人と同様に為せ
その第三者が迷うことなく責任も追えるような明確な形をもって存在している組織
である というようなことがポイントなのです

つまり 自分の意思で責任で物事を判断してことを決め得る形を具えているので社員さんにもなれるのですが 支部さんはそこまでの体をなしていないからです
あくまで 本部組織の一部にすぎないので 
つまり 法的にも 人 にはなりきれてはいない
ということで 一人前の社員さんと扱えないんです”

「それじゃ うちも 法的に人と扱ってもらえるような
組織になれれば 社員になれる
ということなのですね」
“そういうことです
一定の要件をそなえれば 立派な といってはなんですが
組織の中で 独立して一人の意思意見を表せ示せる者として 団体の有り方にも 人事にも
意見表明できる立場に加わることができます

組織の名前の問題は 法的には二の次
組織の内容や実態が大事なのです”


一方で
「社員は 入社 退社 除名ですよね
なんで 評議員は選解任なんです
両方とも法人の基本的な存在でしょ」

“社団法人の社員さんは いわば その組織の持ち主
つまり 所有主
多少争いはありますが 株式会社での株主さんと同様

でも 財団法人の評議員さんは 頼まれて役目をしている人で
財団の持ち主ではありません
そのあたりが 決定的に違います
評議員さんは 役員の解任権限にも限度が付けられています
社員さんたちが役員をやめさせる場合とは多少違います
自分の持ち物でもない組織の理事さんをやめさせるのに
オープンフリーというわけにはいきませんし
自分自身も委任されてる立場ですから”


結論だけの羅列では なかなか 納得してもらえないことが多い

逆の立場
自分自身が説明を求める立場にいる場合を想像すると
理由付けのない イエス ノーだけの話では
やはり 納得がいかないことが多い というか
スッキリさせて欲しいなー
自身 なぜそうなのか をも理解していなくて よくああいう立場を務められるものだなー
と首をひねる ということが多い


説明 話術 いつもいつも 反省させられています

超 ムズカシイものだ なー

というわけで 相談会や事務所での会話を思い起こして
日々雑言を記してしまいました


そんなこんなで 本日は日曜ですが
活動させていただいている会務を数件
整理作業中です



三日前? 雨上がりに? 団体御一行さんで 我が庭に
ヒマワリの種を食しにきてくれました
なかなかいいポーズを写させてくれません