囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

自民党の暴走を止めよう!

2013-08-04 20:19:37 | 憲法9条、大好き!
今日の東京新聞、「筆洗」(朝日新聞の”天声人語”の欄)の記事です。

 歴史観や国際常識に加え、国語力の欠如をもさらけ出した麻生太郎副総理の発言は世界中から批判が集まったが、活発な国民的な議論を経ずに憲法を変えてしまえばよい、というのは本音だろう
▼憲法改正は国会の発議だけでなく、国民投票が必要だ。初めての体験である。賛成、反対の立場から激しい議論が起きるのは必然だ。侃々諤々(かんかんがくがく)の議論を重ねることで国民はこの国が直面している課題への理解を深める
▼結果はどうあれ、その過程を経ることで民主主義は鍛えられるはずだが、「いつの間にか」変わっているのが理想らしい。その発想は、安倍政権の動きと重なる
▼内閣法制局長官に外務官僚を起用する異例の人事が決まった。集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈の見直しに前向きな人物をトップに据える狙いは明白だ
▼自衛隊の海外活動を縛ってきた法制局の解釈は、長年にわたる国会での議論を踏まえ歴代政権が引き継いできた重みがある。「内閣法制局長官が時の政権によって解釈を変更できるなら、企業のお抱え弁護士と変わらない」(阪田雅裕元長官)
▼集団的自衛権の行使容認は究極の「解釈改憲」である。国民が直接、意思を示す機会を与えないまま、過半数の国会議員の賛成だけで憲法は完全に形骸化する。憲法を変えられるのは主権者の多数意思だけだ。安倍首相は学び直した方がよい。


コラムの主旨に私も異論はありません。

しかし、麻生氏の「ヒットラーのやり方に学べ」は、自民党が一貫してやってきtことです。
国民が知らぬ間に、序々に「憲法を骨抜きにする」ことこそ、歴代自民党政権のやり口です。
その集大成が、「集団的自衛権」を法制局幹部を入れ替えて、やってしまおう というものです。

正面から「憲法改正」を狙いながら、現実には、解釈憲法改正で自衛隊が何でも出来る国にするのが狙いであり、現実にそうなりつつあります。

戦争体験者の一人として、このような自民党の暴走をなんとしても食い止めようと思いました。

暑いさ最中に、何とも「暑い課題」が課せられた夏になりそうです。

コメント
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