桃には、何の罪もないのですが・・・

連れ合いが、原発事故の被害で苦しむ福島の方々をいくらかでも応援できれば・・・と福島農民連から旬の桃を取り寄せました。



とても新鮮でおいしそうな桃でした。

桃と一緒に、」「分析成績書」も入っていました。



「食品の放射能測定結果」です。測定方法や測定結果が記載されていました。福島の食品は、すべてこのような検査書を入れているのかと思うと、見る方もいたたまれない気持ちになります。

それこそ、桃には何の罪もないのに、まるで悪者扱いです。

「福島からのメッセージ」も同封されていました。「原発事故から４年余、未だに収束したと言えない中で、放射能と向き合い、先の見えない不安の中で黙々と農作業を続けています」　農民連のみなさんの悲痛さ叫びです。

こんな状況を放置して、九州の川内原発が再稼働したのです。福島のみなさんも叫んでいます。「福島原発が収束していない状況で、政府は原発再稼働をすすめています。絶対に許せません」と。当然です。

「福島の桃は、堅くてもおいしいのが特徴です」とも書いてありました。私は、柔らかい桃より、堅い桃の方が断然好きです。

福島のみなさんの苦しみを体感しながら食べたいと思います。そして「ふくしまのみなさんとつながって」、脱原発の運動をこれからも続けて行こうと思います。